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「近・現代史」に興味があり、日々「美しい国・日本」を夢見ているちょっと(?)歳をとったちょっと太めの“あすなろおじさん”です。※※※※※※※※※
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安藤輝三大尉
 “大東亜戦争”中の人物ではないけれども、“カテゴリー/大東亜戦争”で投稿する。忘れずに記憶に留めておきたい歴史上の人物の一人である。
 “二・二六事件”の首魁の一人として叛乱罪の罪により処刑された安藤輝三大尉。享年三十一歳。“盗聴二・二六事件(中田整一著)”にその遺書の一部が掲載されていた。

「吾人を犠牲となし、吾人を虐殺して而も吾人の行える結果を利用して軍部独裁のファッショ的改革を試みんとなしあり、一石二鳥の名案なり、逆賊の汚名の下に虐殺され『精神は生きる』とか何とかごまかされては断じて死する能わず」

 陸軍は事件処理に名を借りて、着々と軍部独裁の政治体制を確立していった。青年将校らのテロリズムは、軍国主義の暴走に格好の口実を与える結果となったのである。(上掲書P310)


 “至誠”は“宦官”により利用され陵辱される。“官僚”は“宦官の巣窟”である。これも歴史の訓えかもしれない。現在の私は“二・二六事件”を“軍官僚”の皇道派と統制派の“派閥抗争”の一つとしてとらえている。現代においても変わらない。派閥抗争は世の常である。姦計による人身御供。“至誠”はいつの世も陵辱され、“宦官”は未だに特権を利用して私腹を肥やし大手を振って闊歩し続けている。“二・二六事件”は決して過去の出来事ではない。現代にも通じる“時事問題”の一つでもあろう。そのように私は考えている。諸悪の根源は“官僚体質”にあり。“二・二六事件”は時の政治家と財閥の癒着も含めた広義の意味での“官僚体質”がもたらした悲劇である。そしてその悲劇は、後に拭い去ることのできない数々の惨劇を私たち国民にもたらすこととなる。この歴史(史実)は決して忘れてはならない。それが歴史の非情さに翻弄され命を落とされた多くの先人たちへの現代を生きる私たちの責任ともなろう。
 尚、“Wikipedia”の記述ではあるけれども、安藤輝三陸軍大尉の指揮する一隊に襲撃され、数発の銃弾を身に受けながらも奇跡的に一命を取り留めた後の総理大臣鈴木貫太郎侍従長は、安藤処刑後に「首魁のような立場にいたから止むを得ずああいうことになってしまったのだろうが、思想という点では実に純真な、惜しい若者を死なせてしまったと思う」と記者に対して語っているようだ。

盗聴二・二六事件盗聴二・二六事件
(2007/02)
中田 整一

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大東亜戦争 | 【2008-03-16(Sun) 16:05:04】
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