「家族が大切、子供が大切、先祖が大切、日本が大切。陛下は日本の家長様」のブログの表題に心惹かれ時たま訪れる“家族がいちばん”さんの投稿に昨日の“時事ドットコム”の記事についてのコメントが投稿されていた。
この時事ドットコムの記事に対して“家族がいちばん”さんは
と、“正論”を述べられ“宮崎正弘の国際ニュース・早読み”が分かりやすいと引用されている。
未だに行われているこのような“国民を莫迦にした報道”は既にマスコミの血となり肉となってしまっているのだろうか。だとすれば矢張りマスコミは信じられない。先の大戦の時と同じく“国民を扇動(洗脳)する癖”は直っていないようだ。要は自らの権益の為であろう。これでは中国共産党と何等変わりがない。少なくとも日本のマスメディアと中国共産党は同じ穴のムジナのようだ。
要するに先の大戦の真の原因を見つめなおすことをしていないからこのような“アサヒる(アサヒリ)”ことが横行する。
と、上坂冬子氏が“これでは愛国心が持てない”の著作の中(p167~p168)で述べられている。
私は先の大戦の真の原因は“マスメディアの報道姿勢”が大きな役割を担っていたと考えている。“鬼畜米英”はマスメディアが作り出した言葉である。話し出したら切りがないが“黙殺”を“無視(ignore)”と報道したのもマスメディアであり、“撃ちてし止まむ ”もマスメディア、“一億総懺悔”もマスメディアの作り上げたいわば“キャッチフレーズ”である。
“judgments(ジャッジメンツ)”を“諸判決”ではなく“裁判”と報道したのもマスメディア、“aggression(アグレッション)”を“侵攻”ではなく“侵略”としたのもマスメディア、“United Nations(ユナイテッドネイションズ)”をTPOに応じて“国連”と“連合軍”とに意訳して使い分けているのもマスメディア、そして“国民投票”を“住民投票”として意に介さないのもマスメディアである。
これではマスメディアの報道を信じろという方が土台無理である。勿論、全てをマスメディアの責に帰すのは少し酷かもしれないが、本来マスメディアとはそのような矛盾を国民の前に明らかにするのが使命であろう。できれば糺してもらいたいものではあるけれども、“営利集団であるマスメディア”にはそこまでは期待しない。それでは期待し過ぎである。ただ、“特定の政治的力”に加担して“事実を歪曲”して伝えるのだけは止めて欲しい。そのような報道姿勢は真のマスメディアの姿ではないと私は信じている。にも拘らず未だに悪弊は直っていない。そのような思いを痛切に感じさせてくれる“家族がいちばん”さんの投稿であった。
2008/02/02-23:18 「台湾海峡の平和に危害」=住民投票に警告-中国
【北京2日時事】中国共産党台湾工作弁公室と国務院台湾事務弁公室は2日、台湾当局が国連加盟の是非を問う住民投票の実施を決めたことについて「形を変えた台湾独立投票であり、台湾海峡の平和に重大な危害を与える」とする声明を発表した。新華社が伝えた。
この時事ドットコムの記事に対して“家族がいちばん”さんは
…それよりもこの「住民投票」は変な日本語。例えば練馬区だけで行うなら住民投票ですが、日本中でやれば「国民投票」に決まっています。…
と、“正論”を述べられ“宮崎正弘の国際ニュース・早読み”が分かりやすいと引用されている。
…なお日本のメディアが「国民投票」を「住民投票」と書いているのは意図的な誤用であり、後者ではなんだか、すでに台湾が中国の一部地域でしかないニュアンスとなる。
主権国家である台湾の国民投票(台湾では「公投」)は、ちゃんと「国民投票」と表記すべきである。
未だに行われているこのような“国民を莫迦にした報道”は既にマスコミの血となり肉となってしまっているのだろうか。だとすれば矢張りマスコミは信じられない。先の大戦の時と同じく“国民を扇動(洗脳)する癖”は直っていないようだ。要は自らの権益の為であろう。これでは中国共産党と何等変わりがない。少なくとも日本のマスメディアと中国共産党は同じ穴のムジナのようだ。
要するに先の大戦の真の原因を見つめなおすことをしていないからこのような“アサヒる(アサヒリ)”ことが横行する。
…すでに述べたとおり文化大革命のころの中国で、悪いのは日本の帝国主義的指導者であり、民衆は悪くないという二分論法が蔓延していた。私は危うく、
「いえ、ご存じないでしょうが、あのころの日本は国家や軍の指導者だけでなくマスコミもこぞって戦争を煽り立て、つられた私たちは一丸となってお国のために献身しつつ、疑問すらもっておりませんでした」
と口をすべらしそうになったが、当時の二分論が尾を引いて昨今の日本を二分する靖国論争にまで継承されているなら、遠慮せずに発言しておくべきだったと今頃になって悔やまれる。…
と、上坂冬子氏が“これでは愛国心が持てない”の著作の中(p167~p168)で述べられている。
私は先の大戦の真の原因は“マスメディアの報道姿勢”が大きな役割を担っていたと考えている。“鬼畜米英”はマスメディアが作り出した言葉である。話し出したら切りがないが“黙殺”を“無視(ignore)”と報道したのもマスメディアであり、“撃ちてし止まむ ”もマスメディア、“一億総懺悔”もマスメディアの作り上げたいわば“キャッチフレーズ”である。
“judgments(ジャッジメンツ)”を“諸判決”ではなく“裁判”と報道したのもマスメディア、“aggression(アグレッション)”を“侵攻”ではなく“侵略”としたのもマスメディア、“United Nations(ユナイテッドネイションズ)”をTPOに応じて“国連”と“連合軍”とに意訳して使い分けているのもマスメディア、そして“国民投票”を“住民投票”として意に介さないのもマスメディアである。
これではマスメディアの報道を信じろという方が土台無理である。勿論、全てをマスメディアの責に帰すのは少し酷かもしれないが、本来マスメディアとはそのような矛盾を国民の前に明らかにするのが使命であろう。できれば糺してもらいたいものではあるけれども、“営利集団であるマスメディア”にはそこまでは期待しない。それでは期待し過ぎである。ただ、“特定の政治的力”に加担して“事実を歪曲”して伝えるのだけは止めて欲しい。そのような報道姿勢は真のマスメディアの姿ではないと私は信じている。にも拘らず未だに悪弊は直っていない。そのような思いを痛切に感じさせてくれる“家族がいちばん”さんの投稿であった。