プロフィール
写真;Mt.Fuji

あすなろおじさん

Author:あすなろおじさん

「近・現代史」に興味があり、日々「美しい国・日本」を夢見ているちょっと(?)歳をとったちょっと太めの“あすなろおじさん”です。※※※※※※※※※
カテゴリー
ブログ内検索
最近の記事
最近+最近ではない記事
最近のコメント
最近のトラックバック
RSSフィード
月別アーカイブ
記憶に残したい動画・他
書評

まともな“新聞”があった。

まともな“コラムニスト(ジャーナリスト?)”がいた。

カエルの楽園

2016年03月31日 05時00分

 決して争わないという「三戒」を守ってきた楽園のカエルたちが強力な国の侵略を受ける。喧々囂々(けんけんごうごう)の騒ぎを繰り返した末の運命は…。百田尚樹氏の『カエルの楽園』は大人のための寓話(ぐうわ)である◆内容は安保関連法制定に伴って起きた憲法論議をほうふつとさせる。実際に平和を守っていたのは空を飛ぶワシだった。三戒の信奉者は危機に瀕(ひん)してもそれを認めようとしない。著者の好き嫌いはあるだろうが、県内の書店でもベストセラーになっている◆カエルたちが「話し合いで解決できる」「平和を愛する気持ちがあれば、争いは起きない」などと言い募っているうちに状況は悪化。巧みな弁舌の扇動者、それに乗る同調者や外部の潜入勢力なども登場する。演じられる悲喜劇は身につまされるところがある◆最初はメールマガジンの読者に向けて発表されたものらしい。大人が読むにふさわしい物語になったのはカエルたちの多様な個性だろう。衝撃的な結末まで読み通して思ったのは、自分もこのカエルたちの中の誰かだということである◆安保関連法が施行し、再び街頭で反対デモが繰り広げられている。「平和とは何か」をめぐる論議はカエルの国のように交わることなく、むなしく終わるのだろうか。寓話は含蓄に富んでいる。ただ、悲喜劇は物語の中だけでと願わずにいられない。(宇)

関連記事


凡人の独り言 | 【2016-03-31(Thu) 12:29:15】
Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

くまック時計
カレンダー
05 | 2020/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
気になるサイト・他
このブログをリンクに追加する
♪BGM
下町の太陽/倍賞千恵子

J.S.Bach Goldberg Variations
GLENN GOULD

I'll Close My Eyes
Blue Mitchell

©Plug-in by PRSU
アクセスカウンター


現在の閲覧者数:

2007年10月10日設置
自戒の言葉