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あすなろおじさん

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「近・現代史」に興味があり、日々「美しい国・日本」を夢見ているちょっと(?)歳をとったちょっと太めの“あすなろおじさん”です。※※※※※※※※※
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「優れた論駁」?
20081230sankei02 2008年12月30日付け産経新聞(Net View)の一面に岡本行夫氏の『歴史は「現在進行形」』とのタイトルの論考が載っていた。
 先ず、目を惹かれたのは「田母神論文の誤りについては、朝日新聞で先月13日に北岡伸一東大教授、同じ新聞で今月22日にジョン・ダワー米MIT教授が「『国を常に支持』が愛国か」と優れた論駁(ろんぱく)をしている」との記述である。
 岡本氏が「優れた論駁」と仰っておられるのだから、是非とも一度は読んでみたいとおもい、ネットで色々と検索してみると、“北岡伸一の記述”と、“ジョン・ダワー氏の記事の画像”を見つけることが出来た。
 喜び勇んで早速に読み進めてみたが、正直、がっかりした。何処が“優れている”のか凡人の私には理解が出来ない。
 しかも、その後の岡本氏の論考を読み進めていくと、確かに『歴史は「現在進行形」』のタイトルに副った“結論部分”ではあるかもしれないが、起承転結、即ち内容が意味不明で、そもそも記事の冒頭で、何故に田母神論文を取り上げられているのか理解に苦しむところである。
 ただし、冒頭の一節は『…ただ、「田母神氏に反対する人間は愛国者ではない」という決めつけ方がおかしいことだけは申しあげておこう』との文章で締めくくられているので、“学業だけ秀才(科挙もどき)”に良く見られがちな“陰険な喧嘩言葉”と捉えればその気持ちも分からないでもないが、それ以下の記述との整合性がとれなくなることが分からなかったのであろうか、岡本氏は。これでは若かりし頃の熾烈な受験(試験)勉強の故に分裂症でも患われてしまったのではないかと疑ってしまう。

 岡本氏は「田母神論文は検証に耐えない論拠でつづられている」との主張を婉曲に表現しながらも、このような“優れた内容”では、あたかも田母神論文への支持を暗に表明しているのではないかとも思えてしまう。一体どっちなんだろう、岡本氏の本意は。
 何れにしろ、今回の記事を拝読させていただく限りにおいて、訳の分からないお人である、岡本行夫氏というお方は。
 20081230sankei03
 とはいいながらも、たとえ他人の言葉の引用とはいえ、「自然を描写して気持ちを表す日本人の国民性を学ぶことにより、ウクライナとは違った文化をもつ日本と日本人に対する尊敬の念を養う」との「前駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏」の言葉の紹介はありがたい。何か感動した。

 また、同じく馬渕睦夫氏の言葉ではあるけれども「ウクライナは自らの文化を大切にし、誇りを持っているからこそ、他国の文化に対して関心を持ち、そして尊敬の念を持つことができるのである」との言葉にも深く感銘を覚えた。

 しかし、その後に続く岡本氏の言葉の真意が分からない。岡本氏は続けて「そして、日本人が伝統文化を否定する教育を受ければ、世界の国々を尊敬できない人間になってしまうと憂慮する」と語られているが「憂慮する」のは岡本氏なのか、馬渕氏なのか。

 その後の文章を読む限りにおいては、岡本氏自らが「まことに同感である」と語っておられるので、「憂慮する」のは真淵氏だったのであろう。それならば“会話形式”の記述にすれば良いものを、意図的にしないのは、おそらく馬渕氏の言葉を受けて勝手に岡本氏が推測した結論ではなかったのか。それをあたかも馬渕氏が語ったかのように見せかけて、自らの持論を正当化するという、“学業だけ秀才(科挙もどき)”にありがちな“卑怯な手法”を使っているのではなかろうか。これはでは“レトリック”でもなく、ただの“詭弁”である。
 何れにしろ、以下の岡本氏の“結論部分”には私も“まことに同感”ではあるのだが。

『日本が胸を張って世界に輸出できるのは、「日本人」である。これほど善意でまじめで勤勉な国民はいない。例えば途上国での援助活動にあって日本の専門家ほど愛情をもち、かつ大きな成果を挙げている人々はいない。ひとたび使命が与えられたときの日本人の働きぶりは抜群である。詳細は省くが、江戸時代からの日本の国民性のDNAもある。歴史と伝統への自覚がなければ、われわれはただのお人よしの根無し草である』

 ただ、ここでも若干の疑問は残る。
 言っていることは“個別”にはすばらしいことなのだが、全体を通しての意味がつかめない。
 冒頭で「田母神論文の誤り」との指摘を遠まわしにではあるけれども繰り返し行いながら、結論は【『歴史は「現在進行形」』で捉えなければ「世界の国々を尊敬できない人間」になってしまい、それでは「われわれはただのお人よしの根無し草である」】、では少し支離滅裂なのではあるまいか。
 もしかしたら、これが“官僚的文章”というものなのかもしれない。
 問題の一つの核心は“北岡伸一氏”や“ジョン・ダワー氏”のような“他人”に押し付けておいて、いざとなったらどちらにでも逃げられるようにしておく。

 尚、“学業だけ秀才(科挙もどき)”の、岡本氏と同様に少し頭がおかしくなってしまわれている方々に一言申し上げたいことがある。
 【“村山談話”という“政府見解”を固辞するだけではなく、自由に意見を主張し合い、議論を重ねることが大切であり、そしてまた、歴史は「現在進行形」』で捉えなければ「世界の国々を尊敬できない人間」になってしまい、それでは「われわれはただのお人よしの根無し草である」】ということも、田母神氏の主張の一環であるということを是非とも理解できるような柔軟な頭を持っていただきたいものである。

 
 以下の二つの画像と記述は、「田母神論文の誤りについて」の「優れた論駁(ろんぱく)」」の記事である。
 尚、ジョン・タワー氏の記事のほうは“紙面の画像”であるが、北岡伸一氏の方の記述は他のサイトからの転載である。
 ただし、転載元のサイトの管理人の見解が、「…自衛隊のトップが日本の侵略の過去を否定し、国内外に大きな波紋を広げた。マスコミを賑わし、参議院の参考人招致でも勝手な、独りよがりな発言をくり返した。
 筆者は、北岡教授の指摘に賛成であり、朝日新聞社説の最後の指摘を、正当で、意味あるものとして同調する。…(2008年12月10日) 』ということでもあるので、その“信憑性は高い”ものと思われる。


「…同じ新聞(朝日新聞)で今月(12月)22日にジョン・ダワー米MIT教授が「『国を常に支持』が愛国か」…」
20081221nekonekoblogjyondawa


「…朝日新聞で先月13日に北岡伸一東大教授…」

“http://www3.ocn.ne.jp/~fmg-net/moricolumn/morico160.html”より

2008.11.13朝日新聞「私の視点」
東京大学教授・北岡伸一(日本政治外交史)

「トップの条件欠如を露呈」

 論文の必要条件は、たしかな事実と堅固な論理である。
 田母神氏の論文には、事実の把握において、著しい偏りがある。例えば、日本は中国や朝鮮に対し、相手の了解を得ないで一方的に軍を進めたことはないと書いている。しかし、満州事変が、石原莞爾ら関東軍の幕僚による陰謀であったことは、誰でも知っている事実である。張作霖爆殺事件についても、コミンテルンの仕業という説が有力になっていると書く。ごく一部にそういう説はあるが、まったく支持されていない。関東軍参謀の河本大作によるものだという説は、揺らいでいない。
 歴史で重要なのはバランス感覚と総合的な判断である。いろいろな説や情報の中から、最も信頼できる事実を選び取る作業が重要なのだ。都合のよい説をつまみ食いしたのでは、歴史を理解したことにはならない。
 論理においては、さらに矛盾や飛躍が多い。
 田母神氏は、もし日本が侵略国家であったというなら、当時の列強はみな侵略国家であったと述べている。したがって、列強も日本も侵略したと言っているのかと思うと、別のところでは、日本は侵略していないという。矛盾していないだろうか。
 論理が通っているかどうかということは、彼我を変えても妥当するか、考えればよい。
 田母神氏は、日本の朝鮮統治や満州統治は西洋列強の植民地支配とは違い、住民を差別せず同化を目指し、経済的に大きな成果をもたらしたと述べる。
 そういう面もあった。しかし善政をしけば植民地支配は正当化された人々は納得するのか。仮に朝鮮または清朝が日本を植民地にして主権を奪い、他方で善政をしき日本を経済発展させれば、日本人は満足したか。断じてノーである。成果は乏しくとも、自分のことは自分で決めたい。それがナショナリズムである。現に田母神氏は、アメリカが戦後日本に繁栄をもたらしたことを評価していないではないか。
 日米開戦直前にアメリカが示した交渉案のハル・ノートを受け入れたら、アメリカは次々と要求を突きつけ、日本は白人の植民地になってしまったことは明らかだという。どうしてそういう結論になるのだろう。ハル・ノートをたたき台に、したたかな外交を進めることは可能だった。その結果が、無条件降伏よりわるいものになると考える理由はまったくわからない。
 田母神氏の国際政治に対する見方は妙に自虐的、感情的である。氏は、ルーズベルトが日本に最初の一発を撃たせようとしていたとし、日本は彼と蒋介石によって戦争に引きずり込まれたという。そういう面もなかったわけではない。しかし、国際政治とは、しばしばだましあいである。自衛隊のリーダーたるものが、我々はだまされたというのは、まことに恥ずかしい。
 田母神氏は現在の日本にはなはだ不満らしい。日本人はマインドコントロールから開放されていないという。もしそうならその責任は誰よりも、負ける戦争を始めた当時の指導者にあるのではないか。しかし、氏は、妙に彼らには甘いのである。今の日本を憤るなら、なぜ戦争をしてしまった指導者をかばうのか。
 外国でも日本でも、軍のトップには教養があり、紳士的でバランス感覚に富んだ人が少なくない。それがトップの条件だろう。そういう意味で歴史は、トップリーダーが身につけておくべき学問である。田母神氏は、以上の点でトップにふさわしくない。そういう人がトップにいたことは驚きである。自衛隊への信頼は大きく損なわれた。まことに残念なことである


 この二つの記事に対しての“つぶやき”は、年が明けてからにさせていただこう。年末年始は記事をコピーして“熟読”させていただくことにする。何せ、岡本氏に言わせれば「優れた論駁」であるそうだから。

追記;
そういうこういう人(北岡伸一氏)トップ東京大学教授にいたことは驚きである。自衛隊東京大学への信頼は大きく損なわれた。まことに残念なことである。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-31(Wed) 18:24:12】
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田母神俊雄の国会質疑パート6
山内徳信議員(社会民主党・護憲連合)の質疑

 山内徳信議員の質疑内容については一度“田母神俊雄氏の国会答弁” で取り上げたが、“パート1”から“パート5”まで来て、ただ単に勢いで“パート6”として再掲載させていただくことにする。
 再掲載するに当たって、もう一度“参議院インターネット審議中継”で質疑内容を聞いてみた。
 ともかく、山内徳信氏は典型的な“敗戦利得者の議員”さんであるようだ。氏は昭和10年(1935年)2月15日の生まれであるから、開戦時は6歳で終戦(沖縄戦)時においても10歳の子供であったお方である。
 正直、呆れて、ものが言えなくなってしまった。
 このような“痴れた方”でも“国会議員さん”なのである。

 尚、以下の質疑応答の内容は、今までと同様に、“国会会議録”を下敷きにしながら、“参議院インターネット審議中継”の動画上の音声と聞き比べた上で、若干の加筆・修正をさせていただいた。


“国会会議録検索システム”より

170-参-外交防衛委員会-6号 平成20年11月11日

○山内徳信君 はい。え~、社民党護憲の山内徳信でございます。
 私はぁ、え~、今日の田母神参考人の、え~、答弁を聞いていまして、日本は、戦前の、軍隊が暴走した、その少し前まで、そういう状況に立ち至っておるという、危機感を感じております。したがいまして、防衛大臣もしっかり答弁をして、この委員会終われば、という気持ちを持ったらいかんと思います。 政府見解に対する、(咳払い)、田母神参考人の見解、村山談話、河野談話、等々が、政府の見解、になるわけでありますが、参考人本人は、言論の自由を主張していらっしゃいます。基本的人権としての言論の自由を、私たちは尊重をしますが、その職責にある人が、個人と同じように、全くそういう気持ちで、論文を書くことが、あるいは、若い自衛官の前で講話をすることが、許されていいのかどうか。そしてご本人は、逸脱しているとは思わないと、ついにおっしゃったんです。
 したがいまして、政府として、防衛省として、自衛隊の再教育、自衛隊の中の総点検をする必要があると思いますが、大臣、決意のほどを語って下さい


○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) それこそぉこの案件というのが、先ほど来、委員の先生方から御指摘がありますように、極めて重要な問題という御指摘を私自身も受けておるわけでございますので、え~、その点は今委員から御指摘の思いをしっかりと体してやっていきたいと思っておりますし、この問題、今日の委員会というものをですね、終わったからそれでいいというふうにも考えておりません。我々はしっかりと答えを出していかなければならないと思いますので、え~、今の先生の決意ということでございますので、しっかりとやっていくということを申し上げて、おきたいと思います。

○山内徳信君 日本の、海軍軍縮が、軍部の方から軟弱外交として批判された歴史があります。国会審議の中で、制服を着た軍人が、黙れと言ったことがあります。そういう流れの中で、私たちは、五・一五を学びました。二・二六事件を学びました。そして、いよいよ日本は、大陸への、東南アジアへの侵略戦争、挙げ句の果ては太平洋の、ハワイの真珠湾攻撃まで、やってのけて、そして結果は広島、長崎に原爆投下され、東京の大空襲、一夜にして十万も死んでいったと、記録にはあります。沖縄は半年にわたって、日米の唯一の地上戦でしたが、それはまさに地獄の、状況でございました。
 その結果、日本に平和憲法ができて、基本的人権も尊重されるようになって、主権在民の世の中になって、自衛隊ができて、今日、自衛隊の中身がどうなっておるか。それはもう既に、今までの委員の皆さん方からの指摘で、はっきりしております。このままの状態だと、再び戦前の轍を踏む
、そういう危機感を持っているのは私一人ではないと思います。与野党問わず、国民すべて、自衛隊は、やはり逸脱していかない、こういうふうな思いでおると思っておるわけであります。
 さて、私は、論文について少し触れたいと思います。
 私は、この論文なるものを読ませていただいたときに、果たしてこれを論文と称していいのかというところまで疑問を感じました。論文というのは少なくとも、やはり学位論文とか卒業論文とか、相当時間を掛けて研究して、積み上げていったのが論文だろうと、こういうふうな思いがあったからであります。
 そして、テーマは、課題は、真の近現代史。私は、これを読んだときに、なぜここに真のというのが出てくるのかと、課題を与えた方にも問題があると、私は感じました。それに九十四名の自衛官の諸君が、え~、応募して、その頂点に立ったのが、え~、田母神、当時の航空幕僚長。トップに立った方です。その方が出されたのが、「日本は侵略国家であったのか」と、こういうテーマで論文を出していらっしゃいます。
 私は、残念に思いました。そういう職責にある人は、やはり、なぜ、硫黄島の、戦跡の調査研究に行かれたのか、なぜ沖縄戦の、調査に行かれたのか、そして、なぜ戦前の日本の、やった、その日本軍のやった行為の、検証とか反省とか、そういう反省がどうして今の憲法に、収れんされてこないのかと。そこまで、大変な状況に日本の自衛隊は、陥っておるということであります。
 そして、悲惨なアジア太平洋戦争を、大東亜戦争に置き換え、それを肯定し評価をするというこのやり方。私に言わすれば、田母神さんのあの論文なるものは、事実に反する。侵略戦争とか、植民地支配というのは、日本の歴史学会では、もう、学説になり通説になっておるのを、自衛隊の中では、あるいは国民の間で一部おりますよ、一部おりますよ、靖国との関係とか、あるいは沖縄における教科書問題、沖縄県民の集団自決は日本軍の関与は今まで書かれていたのに、それは教科書から削っていくと。だから沖縄県民は、十一万五千人が、怒りを持って県民大会に結集したんです。
 そういうふうにして、田母神論文は歴史の真実を語らず、一部を語って歴史を歪曲し、歴史を改ざんしておると。沖縄戦の中を生き残った一人の人間として、歴史の改ざん、真実を語らない、そういう歴史は、歴史ではありません。独り善がりであります
。そういうふうなことを、私は、この戦争の中を生き残った日本国民の一人として、今、力を込めて、自衛官のトップにおられた、田母神さんに、申し上げておきます。
 そして、私は田母神さんの話を聞いていて、思いました。日本は悪い国ではないと言われたくないためにとおっしゃっていましたが、私は、日本は悪い国じゃないんです、私はどこへ行ってもそんなことを言うんです。これほどいい国がありますか。これほど水も緑もいっぱいあって、人も良くて、地方にはそれぞれの地方語があるじゃないですか。ねぇ。
 私が指摘しておきたいのは、悪いことをやってきた日本の、戦前の、侵略戦争、植民地支配、そのことが問われてこなければいかんのです。その結果として平和憲法が生まれたじゃないですか。(咳払い)したがいまして、悪かったこと、教訓にしなければいかんこと、反省しなければいか(ママ)ないことは、政府はもちろん、現職の自衛隊諸君も、そういう視点に立って、やはり、国家観とか歴史観を持たなければ、一部偏った歴史観、偏った国家観を持つと、そのやいばは、やいばはどこに向くかは戦前の日本の軍隊が示しておるじゃないですか。問答無用と言って、時の犬養首相に銃弾が撃ち込まれたじゃないですか。違いますか。
 そういうことを、私は今、怒りと、あるいはこの時点で訴えておかなければいけないことを申し上げました。一言でいいですから、私のこの見解に対して、反省するところがあるか、ないかだけお尋ねいたします。

○参考人(田母神俊雄君) 先生のおっしゃっていることが、あのぉ、私は全面的に正しいとは思えません。悪いことを日本がやったと、いうのであれば、じゃ、やらなかった国はどこですかと私は論文に書いていますが、日本だけがそんなに悪いと言われる筋合いもないし、また私の、まぁ、論文が、まぁ、あのぉ、論文と言えないということは、それは私が評価したのではなくて、審査員の先生方が評価してくれたことですから、それは私には関係ありません。

○山内徳信君 はい。このような発言が、出てくる今の自衛隊の、中身でございます。大臣、しっかりと、胸に刻んでこれから再点検、再教育をやってください。自衛隊を、一部の、講師でやりますとそういうふうになります。風通しのいい、国民からやはり理解されるような、そういう教育でなければいかんだろうと思います。
 さて、私は、たくさん準備をしてまいりました。集団的自衛権も行使できない、あるいは武器の使用も極めて制限が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている、とぉ、田母神さんは文章の中で、強調していらっしゃいます。私は、これを読みまして、思いました。田母神さんは相当不満を持っていらっしゃるなと思いました。したがって、あなたは、自衛、集団的自衛権も行使し、あるいは武器も堂々と使用したいというのが、あなたの本音ですね。お答えください。

○参考人(田母神俊雄君) えぇ、私は、そうすべきだと思います

○山内徳信君 私がぁ、あなたに質問したいのは、あなたは、我が国が侵略国家だったなどというのはまさにぬれぎぬであると、こういう表現もございます。
 え~、私は、ここで申し上げておきますが、あなたは、お一人の、幕僚長というお一人の立場での動きでは、ないと思っております。今、(咳払い)去年から今年にかけましてねぇ、高校二年生が学ぶ、え~、歴史教科書から、沖縄における沖縄戦のとき、日本軍が関与していたという、集団自決に関与してたという、その表現を、検定結果で削らそうとしたんですね。削らそうとしたんです。
 そして、この動き、もう一つは、大阪地裁や高裁で、大江健三郎とか岩波を被告にして、慶良間で、現地隊長として、やった赤松隊長の弟、あるいは梅澤さんは現在、健在でいらっしゃいますが、この人々が原告になって、そういう集団自決は命じなかったとか、あるいは大江健三郎のあの「沖縄ノート」は出版をやめろと、こういう趣旨の訴えでございますが、私は、この大阪高裁の判決は、明確に軍の関与、集団自決に手りゅう弾が配られたという、そういう物的証拠まで指摘をされておるわけであります。そういうふうな一連の動きが、田母神さんとも絡んでおるんだ、こういうように私は認識をしておるわけでございます
 え~、お答えも聞きたいんですが、あと五分しかありませんから、え~、大変貴重なもんですから、私は、ここで、沖縄戦の実相について、少し申し上げておかなければ、いけません。二十万余りの人間が死んでいって、四名に一人は死んでいったと言われておるんです。
 (咳払い)沖縄戦は一九四五年四月一日に、米軍が沖縄本島、私が住んでいた読谷と嘉手納の西海岸から怒濤のごとく上陸しました。そして、日米の、死闘が繰り返され、六月二十三日、牛島司令官と長参謀長が自決をして、組織的な戦いは終わったとされていますが、実は、九月七日になってやっと日米両軍は、現在の嘉手納飛行場の中に、森根というところがありまして、そこで双方代表が出て、え~、戦争終結の調印を交わしておるわけであります。
 半年に及ぶ戦争はまさに地獄でありました。極限の状況に追い込まれていったとき、この地球上で最もどうもうな野獣になるのは、人間であります。戦っておる、兵士たちはそういうふうになっていくんです。
 そして、日本軍に、どういうぅ、事例を田母神さんに申し上げておきたいかというと、日本軍に、え~、民間人はごうから追い出されていくんです。腹を空かせて、半年近くもふろに入ったことのない赤ちゃんや子供たちは、腹をすかして泣いておるわけです。そして、同じごうにおる日本軍が、あの子供の口をふさげと、いって母親に言う、あるいは祖母に言う、ふろしきやおしめで、口をふさいで、殺していったわけです。それが戦場の姿です。食料をよこせ、これから戦いに行くと。私たちが一緒になって、馬車を引いて国頭の山の中に逃げ込んでいた、馬を、二週間に一遍ずつ来て、この馬に弾薬を積んで南部戦線に弾薬を運ぶからこの馬をくれと言って持っていって、実はつぶして食ったんです。食料の強奪ですよ、これは。
 田母神さん、沖縄の人が沖縄の言葉で話し合うと、なぜスパイとみなされて、日本軍に、殺されなければいかんのですか。だから、私は、日本の東北には東北弁、関西弁とか、熊本弁とか、沖縄の言葉とかいっぱいあるじゃないですか。それは文化だよ。戦場になったときに、文化も人間も全部否定していったのが、旧日本軍ですよ。二十万余りの人々が戦争のために死んでいったわけであります。沖縄戦の教訓は、軍隊は最終的には国民を守れない、守り切れないんですよ、戦争を始めてしまったら、ということであります。
 命どぅ宝、命こそ一番大事と、これが沖縄の、心であります。そういう体験を未来に生かすことが、今必要であり、自衛隊諸君にも日本の未来を平和な未来にする必要があるんです。それゆえに、日本の平和を更に持続、発展させ、併せて人類の幸せに貢献する基本は、日本の平和憲法を守り、その精神を広く実践することであって、田母神さんが反論みたいにおっしゃっていた、あの幾つかの言葉は、私の立場からは取り消し返す、撤回をしてほしいと、こういうことをお願いをして、私の質問を終わります。
 以上です。

○委員長(北澤俊美君) え~、本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
   午後零時四十一分散会

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-31(Wed) 02:23:03】
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田母神俊雄の国会質疑パート5
井上哲士議員(日本共産党)の質疑
 
 この“日本共産党”“井上哲士”議員の質疑内容を聞く(読む)限りにおいては、“先の大戦”で「共産党(共産思想・マルキスト)」が大きな役割を果たしていたのではないかとの疑念を、あらためて強く感じてしまう。
 一言で言えば“原理主義者”であり、“善・悪の二元論”でしかものごとを考えられず、自らの思想信条に反するものは徹底的に排除する、というその“偏執狂的傾向”が私には数多く見受けられる。

 このような思想・信条の持ち主は、その目的の為には“他人の存在”など紙くずの如く扱い、多くの人間を“使い捨て(疎外)の存在”、即ち、それこそ“唯物”としてしか見ることが出来ず、したがって、決して“自由・平等・平和”を金科玉条として掲げる現代の“民主主義的価値観”とはそぐわない。彼らが目指すのは、“一部の特権階級(テクノクラート)の理想郷”であり、決して“全ての人間”が望む世の中などではない。

 彼らの“心情”をいたって簡潔に述べるとすれば、それは、「人間の多くは“バカ”なのであり、だから、私たち“利口者”が多くの人間に成り代わり世の中をまとめ、運営していく」という、いわば“エリート意識”に凝り固まった、偏狭な机上の空論の塊であり、それこそ“人間性の疎外”の源である

 このような、子供でも分かる単純な考え方を、やれ“唯物史観”とか、“労働価値説”とか、“階級闘争”とか、“社会科学的発展”などという、一見難しそうな概念(言葉)を使いながら多くの人たちを騙し続けているのが、共産思想、即ち“社会主義的なものの考え方(思想)”なのである。

 そのような政治思想の中では、歴史は分断され、人間性は歪曲・矮小化されて、一部の特権階級だけの人間性は尊重されるが、その他の多くの“人間性”は“疎外”され続け、その理想とする世の中は“桃源郷”か“砂上の楼閣”以外の何ものでもない。少なくとも、これが“共産主義(社会主義)思想”に基づく“理想郷”の実態である。
 
 だからこそ、歴史上における多くの共産主義、及び社会主義国家では、当たり前のごとく“粛清”が公然と行われてきたし、今も行われ続けている。自らの思想に反する数多くの人間性を疎外し抹殺しない限りにおいてその理想社会は実現しないからである。

 このように、大多数の“個人”にとってはいわば“悪魔の思想”であるにもかかわらず、未だに“共産主義思想”なり、“社会主義思想”に“捕り憑かれた政治家諸氏”がおられることに個人的には危機感を感じている。

 なぜならば、先の大戦の“真の原因”の一つとして、このような“共産主義思想の興隆(潮流)”が挙げられるからである。そして、与野党問わず、このような“当たり前の現実”が理解できないような政治家は“頭がいかれている”としか私には思えないのだが。井上哲士議員も、そのお一人なのであろう。

 とはいえ、決して私は“日本共産党”が嫌いなわけでは無い。是非ともこれからもトンチンカンな質疑なり活動をして、大いに国民を悩ましていただきたい。少なくとも、先の大戦の陰には“共産主義思想の陰謀”が渦巻いていたことを日本人の多くが気がつくまでは。
 だからこそ、共産党も社民党(旧社会党)も自らの生き残りを賭けて“田母神論文”を非難されるのであろう。共産党も社民党(旧)も「日本は侵略国家」であり「悪い国」でなければ、その“存在理由”を失ってしまうから。また、自衛隊が“普通の軍隊”になってしまっては自らが“世界市民”への階段を上れなくなってしまうので。

 何れにしろ、自らの既得権益の擁護の為には“日本弱体化”の夢は捨てきれないかもしれないが、“世界的連帯”を夢見る“左巻きの人たち”にはいい加減“日本人”になっていただきたいものだ。確かに“世界市民”なり“世界人民”にはなれないかもしれないが、“日本人”であっても“世界人”なり“地球人”になることは出来るのだから、そんなに我儘は言わないでもらいたい。

 尚、以下の質疑応答の内容は、“国会会議録”を下敷きにしながら、“参議院インターネット審議中継”の動画上の音声と聞き比べた上で、前回と同様に若干の加筆・修正をさせていただいた。


“国会会議録検索システム”より

170-参-外交防衛委員会-6号 平成20年11月11日

○井上哲士君 えっ、日本共産党の井上哲士です。
 え~、今回問題になっている田母神参考人の懸賞論文は、アパグループが募集したものであります。まず、このアパグループとの関係についてお聞きいたします。
 参考人とアパグループの元谷会長が従来から親しかったということは今明らかになりました。この元谷氏はですね、昨年の八月二十一日に小松基地においてF15戦闘機に搭乗し、四十八分間実際の飛行を体験をされております。
 まず防衛省にお聞きしますが、小松基地でこの元谷氏以前に自衛隊協力者として民間人をF15に搭乗させて飛行させたと、こういう例はあったんでしょうか。

○国務大臣(浜田靖一君) え~ぇ、今委員御指摘の件に関しましては、現在確認できる範囲では、小松基地における部外者のF15への体験搭乗は、平成十八年度におきまして、え~、平成十八年六月に一回、ぇ~、同年八月に一回、ぇ~、同年十二月に一回、計三回を実施しているところであります。また、平成二十年度におきましては、ぇ、平成二十年四月に一回、ぇ、同年七月に二回、計三回を実施しているところであります。

○井上哲士君 あのぉ、民間人の自衛隊協力者が今数出されましたが、自衛隊の輸送機に乗るとか、それから戦闘機に搭乗して滑走路を走るということは少なくないようでありますが、戦闘機に実際に飛行するというのは極めてまれなわけですね。
 民間人を戦闘機に搭乗させる場合、どういう手続となり、最終決裁者はだれになるんでしょうか。

○国務大臣(浜田靖一君) え~、…すいません。お答えいたします。
 部外者を自衛隊の航空機に同乗させて飛行する場合については、え~、航空機の使用及び搭乗に関する訓令に基づきまして、幕僚長又は権限を委任された部隊等の長が、自衛隊の広報業務を遂行するに当たって特に有効である場合などにおいて部外者のぉ搭乗を承認しているところであります。
 えっ、昨年の八月二十一日の元谷会長らのF15体験搭乗については、当時の航空幕僚長が承認をしているところであります。

○井上哲士君 ここに、元谷氏の搭乗の承認を求めるぅ、第六航空団司令から航空幕僚長あての、え~、〇七年八月七日付けの進達書、それからこれを承認をした、電報の起案書、八月、同月の八月の十三日付けでありますけれども、これを持っております。当時のこの電報起案書の発信者は航空幕僚長であり、当時はあなたでありました。なぜこういう異例の便宜供与を元谷氏に許可をされたんでしょうか、参考人お答えください。

○参考人(田母神俊雄君) 元谷代表はですね、平成十年から小松基地金沢友の会の会長としてですね、え~、第六航空団及び小松基地所在部隊をですね、強力に支援をしていただきました。その十年間のですね、功績に対しまして、でぇ~、元谷代表が、まぁ、体験搭乗をしたいという希望がありまして、体験搭乗の希望者はいっぱいいるわけでありますが、で、その中で元谷代表を部隊の要請に基づいて許可をいたしました。
 以上です。


○井上哲士君 あなたは論文の中でえこひいきは大事だということも書かれておりますが、え~、いっぱいいる中でこの元谷氏に特別の便宜供与を図ったということであります。
 で、このアパグループはですね、ホテルも経営しておりますけれども、自衛隊員がアパホテルを利用する場合には何か特別の利用契約というのがあるんでしょうか。

○国務大臣(浜田靖一君) え~とですね、え~、まぁ、あのぅ、今回の、今御指摘のお話でありますけれどもぉ、自衛隊員は私的にホテル等を宿泊する際にはですね、主として福利厚生を目的に防衛省共済組合が契約をしました、株式会社JTBベネフィットに申し込むことができます。この場合、株式会社JTBベネフィットが提携する複数の宿泊施設の一つとしてアパホテルグループの施設が含まれていることなどから、結果として同ホテルの宿泊料金の割引の適用を受けることができるということになっております。

○井上哲士君 その一定の利害関係がある特定の民間企業の幹部との極めて密接な関係ということなわけですね。
 私は、え~、今回の懸賞論文に小松基地から異例の対応をして大量の応募があったということ、これはなぜなのか。田母神氏が、参考人が一位となって三百万というですね、民間の懸賞論文としては相当高額なぁ賞金を手にされたと。こうしたこととこうした便宜供与が関係がないのかどうか、こういう問題は更に解明をする必要があるということを申し上げておきたいと思います。
 そこで、次に参考人にお聞きいたしますが、今年の一月三十日に熊谷基地を視察をして講話をされたということが埼玉新聞にも報道されておりますがぁ、御記憶にあるでしょうか。

○参考人(田母神俊雄君) はい。講話を行った記憶はあります。

○井上哲士君 え、防衛省にお聞きしますが、この基地視察の際などに航空幕僚長が行う講話とか訓示というのは、これはどういう性格のものなのか。まぁ、言わば職務権限に基づく教育的な中身と、こういうふうに考えてよいのでしょうか。

○国務大臣(浜田靖一君) え~、あのぉ、講話とか訓話についてですね、厳密な定義はございませんが、講話は部外者に対して広報目的で実施をして、訓話は上級者が部内の者に対して教えを諭すために実施することが多いと考えておるところでございます。

○井上哲士君 幹部が教え諭すものだということが言われました。
 それで、当日ですね、この一月三十日にあなたが、「我が愛すべき祖国日本」と題して行ったとされる講話の記録文書を私持っておりますが、この中でですねぇ、専守防衛は国策だがこれがずっと続くかは検討されなくてはならない、とか、南京大虐殺はだれも見ていない、とか、決して日本が侵略のために中国へ出ていったのではないのです、などなど、今回の論文とほぼ同趣旨のことを述べておられますけれども、御記憶にあるでしょうか。

○参考人(田母神俊雄君) あのぉ、私はいつも前置きをしてしゃべるんですが、これは私の私見であると、だから、正しいかどうかは皆さんが判断をしてくださいと。でも、これは私の考えですということでしゃべっていますが、しゃべっている内容は多分論文に書いたのと、私は一緒だと思います。

○井上哲士君 え~、「朝雲」によりますとですね、今年の四月一日に、空自の准曹士先任集合訓練の場で、田母神氏も訓話に立って、東京裁判や南京大虐殺にも触れながら戦後教育の危うさや自虐史観を指摘したと、こう報道されておるわけですね。
 つまり、このぉ、今回と、論文と同趣旨の内容で様々な場所に行って訓示や講話をしているわけです。つまりですね、任務として幹部自衛官を集めて、その場で職務権限として教え諭す、つまり教育をしているわけですね、航空幕僚長として。その内容が、まさに、憲法にも政府見解にも真っ向から反する、こういうものだということなんですよ。先ほどから議論になっているような、一自衛官の言論の自由という問題ではないんですね。強力な権限を持つ人が、その権限として、こういう講話をしている。自衛隊の外で公にしたら更迭されるような内容を、職務権限として自衛官に教え込んでいると、いうことなんですね。防衛大臣、重大だと思われませんか。

○国務大臣(浜田靖一君) 大変重大なことだという認識の下に、今回お辞めをいただいたということだと思っております。

○井上哲士君 つまりですね、今回論文が明らかになりましたけれども、まさに職務として、この間ずっとやってきた問題が、今問題だとおっしゃりました。
 で~、田母神氏、参考人のこのときの講話を見ますとですね、自衛隊は親日派、保守派の代表として、外に向かって意見を言っていかなければならない、問題が起きたときは航空幕僚長を先頭に航空自衛隊が頑張るしかないと、問題は何ぼ起こしていいから頑張ってくださいと、こういうことを述べられているんですね。まさにけしかけているんですよ。私は、本当にこれは重大だと思うんですね。今回の集団応募の背景にも、こういう問題があるということを言わざるを得ません。
 報道によりますと、田母神氏は一年七か月で二十か所近く基地視察などで講話もされているということでありますが、どういう講話や訓話をしてきたのかと。そこに憲法や政府見解と全く反することが行われてきたのではないか。これ全部明らかにしていただきたいと思いますが、大臣、いかがでしょうか。

○国務大臣(浜田靖一君) ま、あのぅ、今御指摘をされて、大変、そのぉ、え~、全国何か所でも訓話、講話をしていらっしゃるというお話を聞きました。
 我々とすれば、すべて確認を今しておりませんので、今後検討をさせていただきたいというふうに思っているところであります。

○井上哲士君 この一年七か月の間にそういうことをやっておきながら、言わば放置をされてきたと。ここに政治の責任は極めて重大なものがあると思います
 さらにぃ、質問いたしますが、田母神参考人はですね、「鵬友」の平成十六年三月号の中で、統幕学校では今年の一般課程から国家観・歴史観という項目を設け、五単位ほど我が国の歴史から伝統に対する理解を深めさせるための講義を計画した、主として外部から講師をお迎えして実施をしてもらっていると、こういうふうに述べられておりますけれども、これは事実でしょうか。

○参考人(田母神俊雄君) はい。事実です。

○井上哲士君 この一般課程の創設を、まぁ、主導されたと、こういうことでよろしいでしょうか。

○参考人(田母神俊雄君) はい。あのぉ、日本の国をですね、やっぱり我々はいい国だと思わなければですね、頑張る気になれませんね、悪い国だ、悪い国だと言ったんでは自衛隊の士気もどんどん崩れますし。そういう意味で、こういうきちっとした国家観・歴史観なりをですね、持たせなければ国は守れないというふうに思いまして、そういう講座を私が設けました。

○井上哲士君 つまりですね、当時、統合幕僚学校長だったわけですが、そのぉ、この「鵬友」という雑誌は部内誌だと言われました。そこに論文を載せるというだけではなくて、陸海空のすべての幹部に対する幹部教育の体系を改定したということなんですよ。で~、既に国家観や歴史観の教育はもう四年間行われております
 でぇ、この幹部教育のカリキュラムの概要を昨日いただきましたので、一部お手元に配付をしております。でぇ~、教育目的としては、え~ぇ、「上級部隊指揮官又は上級幕僚としての職務を遂行するに必要な、自衛隊の統合運用に関する広範な知識及び技能を総合的に修得させる。」というふうになっておりますが、具体的に、え~、平成十六年度の一般課程の歴史観・国家観の教育目標を見ますと、「健全な歴史観・国家観を育成し、防衛戦略研究及び将来の部下指導に資する。」と、こういうふうになっております。その後、この課程はですね、幹部高級課程ということになっておりますが、え~、平成二十年四月のものも付けております。でぇ~、ここには例えば、大東亜戦争史観というぅ、教育内容が出てまいりますし、え~、日本国憲法の本質というものもあります。ほかの年度を見ますと東京裁判史観というぅ、項目もあるわけでありますが、東京裁判史観とか、大東亜戦争史観という呼び名自体がですね、え~、侵略戦争を否定する歴史観の中で使われる非常に特殊な言い方なわけですね
 大臣、あのぉ、先日の質疑でですね、今後とも、村山談話などの政府見解を踏まえた、適切な幹部教育に努めると。つまり、これまでも、そういうものを踏まえた幹部教育が行われてきた、という認識なわけですが、こういう内容の歴史観・国家観教育というものが適切だとお考えでしょうか

○国務大臣(浜田靖一君) いや、あのぅ、私もですね、その~ぉ、今委員からお話があったようなそのカリキュラム、そしてその中身については私も把握しておりませんので、今、その件に関して私の考えというのはちょっと今申し上げられません。あの、中身を見れば、見させていただいて、どういうことなのかというのは確認はしたいとは思いますが、今この場で発言は控えさせていただきたいと思います。

○井上哲士君 私、これ防衛省、自衛隊のですね、幹部教育の場で一体何が行われているかということを防衛省が把握をしていないと。これは重大だと思いますね。しかも、これが田母神氏の下で四年前から行われてきているわけです。でぇ~、私が出しました資料には、え~、この講師の名前は全部黒で消してあるわけなんですね。なぜその講師の名前を伏せる必要があるのか。でぇ~、こういう方が名前が明らかになりませんと、どういうことが行われているかということが分からないわけですね。
 でぇ~、実は、え~、平成十八年のカリキュラムの中には、の歴史観・国家観の②という部分は、え~、大正大学の、福地惇教授が四月十七日に行ったということが、新しい歴史教科書をつくる会の関係のホームページで明らかにされておりまして、え、講義内容も全部載っております。でぇ~、福地氏はですね、この講義の内容の中で、の内容の中で、え~、この講義の目的は、第一に、昭和の戦争は東京裁判の起訴状と判決に言うような侵略戦争では全くなく、自存自衛のためにやむを得ない受け身の戦争だったこと、第二に、それが了解できれば、現憲法体制は論理的に廃絶しなくてはならない虚偽の体制であると断言できることを論ずることでありますと、これが講義の目的だと、こういうふうに言っているんですね
 驚くべき、内容でありまして、このぉ、事は何か論文で明らかにしたということにとどまらない。つまり、そのぉ、村山談話にも政府見解にも反するような、特異な歴史観・国家観を、自衛隊幹部全体に職務として教え込むと、こういうやり方が、先ほど田母神氏が自らこの幹部学校については指導したと言われました。そういうことで行われている。大臣、重大だと思われませんか。

○国務大臣(浜田靖一君) その部分につきましてはですね、我々、そのぉ、統幕学校においてぇ平成十五年度から一般課程でですね、歴史観・国家観という項目を、課目をですね、設けられておりまして、え~、そのぉ同課目が我が国の歴史について部外講師を講義等に実施しているというのも承知しております。ただ、部外講師による講義は、歴史認識を含めて様々な事項についてバランスの取れた見解と幅広い視野を有する自衛官を育するために、え、有意義であると考えております。他方、部外講師の選定については、自衛隊員が偏向した歴史認識を有することなく歴史を客観的に理解することができるよう考慮しつつ、慎重に行う必要があると考えているところでございます。
 今、先生の御指摘にあったぁことが、逆に言えばぁ、これを確認するという意味では、まだ我々とすればそういったことも意識の中にはございませんし、逆に言えば、今、先生から御指摘のように、これは重大なことではないかといえば、まだその影響がどのように出ているのかを今把握をしておりませんので、この場でお答えをすることは控えさせていただきたいと思います。

○井上哲士君 あのぉ、今回の田母神参考人の行為も、そしてあの懸賞論文に多数の自衛官が応募をしたということにも、私はこれ影響が出ているんだと思うんですね。つまり、そういう議論をすること、公然と言えるような雰囲気や土壌をつくってきたということは非常に私は重大だと思います
 今、あのぉ、バランスが取れた中身でなくてはいけないという趣旨のことを言われました。これを見ている限りでは、およそバランスが取れた中身とは表題を見ているだけでも私には思えません一体この中で、どこで村山談話とか、え~政府見解が徹底をされているのか全く見えてこないわけでありまして、まずこの講師の名前を明らかにすること、それから、こうした国家観・歴史観に関するこの間の幹部教育の内容、講師名、すべて全容を明らかにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○国務大臣(浜田靖一君) え、先生の御指摘のことに関しましては、御本人の確認も、意思の確認もさせていただかなければなりませんし、え~、その辺に関してはぁお時間をいただきたいというふうに思うところでございますし、ただ、あのぉ、今先生の御指摘のあったように、こういうことを自由に議論しているからこうであるという御指摘がある反面、他の議員の先生から、もっと議論をしてしっかりと吐き出させることも重要だというような御指摘もあり、我々とすれば、その良い方法を今後選んでいきたいというふうに思っているところであります。

○井上哲士君 あのぉ、一自衛官の議論の自由とかという問題ではないんですね。幹部教育として任務として集めて、その中で、教育しているんですよ。その中身が重大だということをもっとしっかり認識を持っていただきたいと思います。
 あのぉ、まぁ、田母神氏を空幕長に任命した当時の安倍内閣自体が、日本の戦争は侵略戦争でないと、こういういわゆる靖国派の皆さんが多数派を占めていたということもありましたし、今回の論文についても政府筋から、あんなもの大したことないと、日本人みんなが思っていることというような発言も出ているという、こういう土壌をつくってきた政治の責任は重大だと思います。
 まぁ、こういう事態のまま自衛隊を引き続き外に出していくようなことは厳しく問われておりますし、この問題の一層の徹底究明が必要であって、え~、テロ新法の採決というのは論外だ
ということを申し上げまして、質問を終わります。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-31(Wed) 01:04:43】
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壊れた日本人
 以下の“手配写真”は非常に“醜く汚い写真”ではあるけれども、あえて拙ブログにも掲載させていただくことにした。
 両親ならば、家族ならば、身内や友人ならば判るはずだ。一刻も早く自首させるか、自首してもらいたい。
 勿論、“日本人”であるのならば。

2008年12月30日産経新聞(Net View)より20081230sankei04


 これらの「出し子」なり「首謀者」が“日本人もどき”ではなく、間違いなく“日本人”であるとするならば、先の“リンゼイ・アン・ホーカーさん事件の市橋容疑者”と同様に、日本人の一人としては絶対に許しがたい事件であり犯罪である。

20081230sankei05 2008122804

〔※“msn産経ニュース”; “【衝撃事件の核心】「給付金」手口も登場…振り込め詐欺撲滅へ正念場”

 記事によれば、「(被害者としての)傾向が特に顕著なのが、オレオレ詐欺と還付金詐欺です。オレオレ詐欺の被害者の85%、還付金詐欺の74%が60歳以上。その7割が女性であり、オレオレ詐欺の被害者の56%が県外に住む子供や孫をかたる手口の被害に遭っています。つまり、子供や孫と離れて暮らす高齢の女性が主たるターゲットになっている」との、その“犯罪の特徴”を見る限りにおいては、まさに「情愛につけ込む許し難い犯罪」である。

 また、「犯人は取れるところからとことん収奪しようとします」というその犯罪傾向からして、いたって“日本的では無い”“卑劣で卑怯な犯罪”のように私には思える。
 しかも、「容疑者の7割が20代以下、8割5分が34歳以下」「カネになればなんでもやるという拝金主義に凝り固まった連中が中心」なのだとするならば、まさにその犯罪者は“精神的に未熟(幼稚)”な人間なのであり、その犯罪行為そのものにいたっては、あえて“中華的”とか“小中華的”という“修飾語”を付け加えたくなってしまう。
 いずれにしろ、その原因が何処にあるのかは別にして、“大切な日本の心”が失われてしまっていることだけは事実なのではあるまいか。

 また、記事の最後の方で金高雅仁・警察庁総括審議官は「私は、振り込め詐欺の撲滅は可能だと思う。この犯罪は泥棒とか強盗、殺人と違って、だまされなければ起きない犯罪です。それには国民全体の意識レベルを、絶対にだまされない水準まで引き上げることが必要と語っておられるが、「騙すよりは騙されたい」と考えるのが、“本来の日本人の心根であり文化”でもある。
 だから、是非とも“騙される側が悪い”のではなく“騙す側が悪い”という、ことの“本質”だけは忘れないでいただきたいものである。

 そういえば、2008年12月24日付けの産経新聞(Net View)に、「振り込め詐欺は日本の美徳を壊す行為であり、その意味で、私は犯人を憎いと思う」との主旨の読者投稿が掲載されていた。

20081224sankei03

 確かに、現在、高齢の親を抱える自らの身の上から考えると、「だまされる側」の理由(原因)がそれだけではないことは分かるつもりではあるが、その世代が「“人は信用できる”と疑わずに生きてきた」ことも、また一つの“事実”なのではあるまいか。

 結局、“身勝手な権利”だけを主張し“義務”を疎かにしてきた“戦後教育”の成せる業か、それとも、マスメディア等により創り上げられてきた“社会的風潮”の故か、はたまた“日本人もどき”の暗躍や謀略が起因しているのかは分からないが、何れにしろ、昨今“日本、日本人の美徳”が壊され失われていることだけは紛れも無い現実であろう。

 また、産経新聞の読者の白土氏(63)は、その「美徳破壊する降り込め詐欺」のタイトル文面の中で次のような言葉も残されている。

「人を疑わず、人を信用して生きていける国など世界中にそうあるものではない」と。

 確かにいくら「日本、大好き!」な私でも、日本が、あるいは日本国だけが「人を疑わず、人を信用して生きていける国」だとは確信を持って断定は出来ないが、少なくとも世界の中で『「人を疑わず、人を信用して生きていける国」になれる可能性が一番高いのが、日本であり、そして日本人である』とは考えている。

 ともかく、一日でも早い“日本・日本人的ではない犯罪の撲滅”を願って止まない。

 その為には、日本人の一人ひとりが、“先の敗戦”により失われてしまった、多くの“良き日本の心”を取り戻すことが一番の近道ではないかと、個人的には考えている。

関連投稿; “恥じる心”

凡人の独り言 | 【2008-12-30(Tue) 18:42:10】
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田母神俊雄の国会質疑パート4
浜田昌良議員(公明党)の質疑

 「ルール違反」だとか「届け出を出したとか出さない」とか「参考人の答弁には矛盾があるのではないか」とか「シビリアンコントロールに対する国民の不安」だとか「良心の痛みを感じませんか」とか「言論の自由についての制約」だとか「逸脱を感じませんか」とか「再発防止策を取っていただきたい」とか「一つのアイデア」とか「退職金の一部でも返還」などと、よく言えたものだ。この浜田とかいう国会議員は。そもそも「自分の行動を正当化」しているのは、一体全体どちらだの方だ!
 「文民統制」などという“痴れた言葉”を使い、国民を騙しているのは“あんた達”であろう。
 既得権益にしがみつく性格の歪んだ国会議員さんにお教えするが、田母神氏は「王様(日本)は裸だよ!」と、言っているのである。
 「文民統制」がなんとかこうとかいうのであれば、その前に、少なくとも“拉致被害者”を全員生還させてからにしてもらいたい。
 国民の生命・財産も守れないくせに何が「文民統制」だ!
 あなたたちがいう「文民統制」のお陰で、未だに北方四島は取り戻せず、竹島は実効支配され続け、対馬まで他国の脅威に晒されて、尖閣諸島や東シナ海は虎視眈々と隣国の覇権国家に狙われている。
 さらに、戦後賠償などと国際的な取り決めは蔑ろにされ、やれ“南京大虐殺”だ、やれ“強制連行”だ、やれ“従軍慰安婦”などと、ありもしない「虚実の罪」を着せられて、日本国民は罵られ、日本国は毀損され、あげくのはてには「すいませんでした」と「謝罪外交」繰り返す。
 そんな“国会議員ら”を、そして、そのような“反日思想(東京裁判史観)”を喧伝し続けている“マスメディア”を誰が信用するというのか。
  そもそも、「国民の負託を受けた国会議員」ならば、“敗戦利得者”としてのご託宣を述べる前に、先ずは“日本国民の切なる希望”を適えてからにしてもらいたい。

国民の生命・財産を守れ!

 日本国民の生命・財産を奪っているものは、まさに偏向し歪曲された「文民統制」そのものである。
 かの“スターリン”も“毛沢東”も「文民」であったことを忘れるな!

 とはいえ、浜田昌良議員は“公明党”の議員さんであった。“日本人もどき”の支持者を多く抱える“宗教団体の公明党議員”さんならば、致し方ないことかもしれない。
 日本は、たとえ“表面的”ではあるにしろ、「言論の自由」を標榜する国であるのだから。

 尚、以下の質疑応答の内容は、“国会会議録”を下敷きにしながら、“参議院インターネット審議中継”の動画上の音声と聞き比べた上で、前回と同様に若干の加筆・修正をさせていただいた。


“国会会議録検索システム”より

170-参-外交防衛委員会-6号 平成20年11月11日

○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。
 今、小池委員の質問の中で防衛大臣がお答えになりまして、え~、今回の論文については文民統制上問題があるという御判断を示されました。一方、先ほど参考人の答弁の中では、自衛官にも言論の自由はあるんだということが言われたわけですけれども。
 要は、国民が一番知りたいのは、文民統制とこの言論の自由、特に自衛官の言論の自由の関係はどういう関係なのか、それをはっきりさせることによって再発防止をするということが求められていることだと私は考えております。
 その内容に入ります前に、まず事実関係について幾つか参考人にお聞きしたいと思いますが、あのぉ、今回の件については、論文を対外的に発表する前にはですね官房長の、事前に文書で届出をするという、ことがルールになっていたはずですが、報道によりますと、文書ではなくて口頭のみの了解という、報告ということになっておりますけれども、それはルールからすればルール違反だと思うんですね。なぜそういうことをされたのか、また、その理由についてお答えいただきたいと思います。

○参考人(田母神俊雄君) はい。これについては、ルール違反と報道されておりますが、私はルール違反とは認識をしておりません。
 あのぉ、通知、通達については、職務に関し部外に論文等を発表する場合ということになっておりますので、今回の私の論文につきましては、別に自衛官の職務をやっていなくても書ける内容でありますし、あのぉ、職務に伴って得た知識をもって書いているものではございません。私のただ歴史研究の成果として書いたもので、職務に関係していないんで私は通知をしておりませんでした


○浜田昌良君 あのぉ、今御答弁で、ルール違反ではないと、職務では、とは関係なかったからと御答弁ありましたが、今回の論文、投稿につきましては、田母神参考人以外でもですね航空自衛隊の方が九十四名も、投稿されているわけでございます。この方々はすべて職務に関連するという前提で、上司のですね了解を得られているわけですよ、なぜその方たちは職務上に関連をして、参考人の場合は関係しないというお考えなんですか。

○参考人(田母神俊雄君) これはですね、各部隊等ごとに指示が出ておりますので、市ケ谷においてはまぁそういう指示が出ておりますけれども、それぞれ部隊は部隊でまたあのぉ、いろいろ指示が、部隊ごとに指示が出ているかというふうに思います。その部隊の、で決めたルールに従ってやっていると思います。

○浜田昌良君 でも、そのルールの運用といいますか、それは御自身が判断するだけじゃなくてですね、できたら、それを運用されている官房長に本来は確認すべきじゃなかったかと思うんですけれども。
 もう一点質問しますが、先ほど民主党の浅尾議員の質問の中で、今回の論文と同内容について「鵬友」という雑誌にですね載せられたということがありました。この件については同じように官房長に文書で了解を得たんでしょうか。

○参考人(田母神俊雄君) これについては、同じように連絡しておりません。

○浜田昌良君 そういう意味では、御本人は職務に関係をしないという見解を述べておられますけれども、一般の国民から見れば、そのルールにちゃんとした手続を取っておられないというふうに映るわけでございます
 その次にお聞きしたい問題といたしまして、先ほどあのぉ、航空幕僚監部の教育課がですね、この論文、懸賞論文について全国の部隊に応募要領をファクスで送ったという話があります。これについて参考人は紹介をしたと。じゃ、その紹介はどういう意図でされたんですか。

○参考人(田母神俊雄君) あのぉ、日本にはですね、今、日本の国が悪かったという論が多過ぎるというふうに思います。そして、今、まぁ、歴史を見直すということで、日本の国はいい国だった、という見直しがあってもいいんではないかと、そういう論文を募集しているから、勉強になるからということで紹介をいたしました。
 私も今回びっくりしていますのは、日本の国はいい国だったと言ったら解任をされたと。そしてまた、あのぉ、責任の追及も、あのぉ、いい国だと言ったような人間をなぜ任命したんだと言われると。すると……いいですか、しゃべっていいですか。


○委員長(北澤俊美君) 参考人、質問者がそこまでは求めていないようでありますから

○参考人(田母神俊雄君) ちょっと変だなというのが私の感想です、日本の国が悪い国だと言う人を就けなさいということですから

○浜田昌良君 あのぉ、まぁ、個人の見解をね、述べられるんではなくて、質問に的確に答えていただきたいと思いますが
 今聞きましたのは、そうしますと、後輩の航空幕僚監部であったり、またぁ、その航空自衛隊の方々が、やはりそれを、その紹介によって投稿をしてもらうということを意図されていたということですね。

○参考人(田母神俊雄君) はい。あのぉ、投稿することによって勉強になって、ですね、結果として、まぁ自学研さんというか能力向上になるということで紹介をいたしました。

○浜田昌良君 あのぉ、先ほど浅尾、民主党の浅尾委員からの質問で、東京大学でもですね講演をされたという話がございました。そのときにはですね、防衛省、官房長官に文書で届け出されたんでしょうか。

○参考人(田母神俊雄君) はい。連絡していると思います。

○浜田昌良君 それがなぜぇ、東大のときには報告をされて、今回の論文投稿にはされない、どういう違いがあるんでしょうか。

○参考人(田母神俊雄君) これはあのぉ東大で講演をする前にですね、あのぉ、まぁ制服自衛官が東大安田講堂で講演するのは初めてだということで、あのぉ、石破防衛大臣にも話をいたしました。で、今、石破防衛大臣の方からもいろいろ、あのぉ諸注意があったこともあってですね、あのぉ、一応通知をしております。

○浜田昌良君 あのぉ、先ほどの御答弁では、今回の論文で記載した内容については職務上知り得たものじゃなくてですね、個人の研さんという話もありましたが、たぶん東大でお話しされたことも今回の論文の内容と多分近いんだと思います。そういう意味では、若干参考人の答弁には矛盾があるのではないかと思いますが
 次の質問に移りたいと思いますけれども、今回のこの田母神論文が発表されて、国民がどのように受け止めたかという問題ですね。
 これについてはですね、航空自衛隊のトップがですね、第二次大戦の日本の侵略を正当化するような表現があった。そうすると、まぁそうゆう、今後新たに戦争に自己増殖的に突入するんじゃないかと、そういう不安感、シビリアンコントロールに対する国民の不安というのが今回の論文を読まれた方が多いんだと思うんですが、これにつきましてですね、まず政府側の官房長官、防衛大臣に、そういうことについて御見解をお聞きしたいと思います。

○国務大臣(内閣官房長官)(河村建夫君) 今般の田母神前航空幕僚長が政府見解と明らかに異なる見解、公にされたということ、これは憲法に関することもあり、あるいはぁ、この不適切な表現、誠に不適切だということで、文民統制上問題があるからということもあって、我々のその認識の下でございます。そのことについて、国民の方々に対しても、今御指摘いただいたようなことの御懸念もある、このように考えて、極めて遺憾であるというふうに認識をいたしておるところであります。
 防衛省では、この問題については文民統制上の観点からですねぇ、必要な人事措置をとったということでありますけど、いずれにいたしましても、日本において、主権者たる国民を代表する、このぉ国会議員で構成している国会がございます。ここを始めとして、内閣また防衛大臣という様々なレベルで文民統制が行われていると、制度的に担保されていると、このように考えておりますが、さらに、政府としても、今後とも文民統制というものが常に確保される、このことが大事でありますから、そのように努力してまいりたいと、このように考えます。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) え~、今官房長官が申し上げたとおりでございまして、我々としても大変遺憾に思っておるわけでございまして、え~、今、今日、委員会におきましていろんな委員の皆さんから御指摘等受けたことをしっかりと踏まえながら、私ども、改善に向けて頑張ってまいりたいというふうに思っておるところであります。

○浜田昌良君 まぁ、今、官房長官、防衛大臣から遺憾なことであったという答弁がございました。さらに、本件につきましては、防衛大臣も減給処分、また防衛事務次官、局長等もですね、懲戒処分を受けているわけであります。さらに、え~、御後任の空幕長、外薗空将ですね、記者会見のときにこういう発言があるんですね。今般、航空幕僚長という要職にある者が政府見解と異なる意見を公にするという不適切な行動を取ったことによりまして、結果的に国民の皆様の信頼を損なうような事態を招いたことを真摯に反省し、心より深くおわび申し上げますと、こういう表現があるんです。
 そういう意味では、そのぉ、各大臣また同僚、後輩であった外薗現航空幕僚長がこういう発言をしているということに対して田母神参考人は良心の痛みを感じませんか。

○参考人(田母神俊雄君) あのぉ、私は、日本ほどですねぇ、文民統制が徹底した軍隊はないと思います。諸外国では文民統制、一般的に、え~、政治が軍を使って問題を解決をするか、軍を使わないで問題を解決をするか、それを政治が決めるという文民統制が普通の形だと思います日本においては、これが自衛官の一挙手一投足まで、まぁ、統制すると。論文を書いて出すのにですね、大臣の許可を得ているという多分先進国はないと思います。だから、これだけ徹底していてまたやるといったらですね、本当、自衛隊は動けなくなります
 私は、そのぉ、大臣がですね、それをとにかく徹底をすると言われればですね、現職である人たちはですね、大臣の指示ですから、これは従わざるを得ないと思います。ただ、私は、そういうですね言論統制が徹底したような軍にはですね自衛隊をすべきではないというふうに思います


○浜田昌良君 あの今、言論統制を徹底する、したような自衛隊にすべきではないという御発言がありましたが、それでは、そのぉ、自衛隊においては言論の自由というのは全く制限がなくていいのかという問題ですね。
 あのぉ、一つお聞きしたいと思いますが、平成四年に、陸上自衛隊の三等陸佐がですね、週刊誌上でクーデターの呼びかけてですね懲戒免職になっております。そういう意味では何らかの、私は、自衛隊には、そのぉ、言論の自由についての制約というのは付いて回ると理解しておりますが、これについて防衛大臣の御見解をお聞きしたいと思います。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) え~、先ほども申し上げましたが、我々とすると、意見を発表するというのは決して、これは言論の自由も当然我々も考えなければならないわけでありますので。しかしながら、あくまでも政府見解、そしてまた我々の考え、政府の考え方に沿った中で議論をしていただくということでありまして、決して言論を抑圧するとか、そういったことではないわけでありますので、我々とすれば、しかしながら、それもしっかりとしたぁ、政府の意向に沿ってやるという前提がですね、まず確保されることが重要だと私は思っております。

○浜田昌良君 まぁ、今大臣から答弁ありましたように、言論の自由と、自衛隊にとってもあるのは、政府見解をしっかりベースにしてその上で考えていくということが基本だと思っております。
 そういう意味では、参考人にお聞きしますけれども、ちょっと今回の論文は逸脱を感じませんか。

○参考人(田母神俊雄君) あのぉ、私は、逸脱を感じておりません。で、政府見解による言論統制だとですね、結局、政府見解で言論を統制するということになりますね。それは私はおかしいと思います

○浜田昌良君 あのぉ、言論の統制について、え~、何も制約を受けないような発言をされておりますけれども、私はそのぉことについてもう少し自衛隊の中でえ~、防衛省の中で、え~、しっかりとこういうことが二回、二度と起こらないように徹底していただきたい、再発防止策を取っていただきたいと思いますが、防衛大臣の御決意をお聞きしたいと思います。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) 先ほど来、え~、浅尾委員からも御指摘もありました。我々とすれば、しっかりとしたぁそういった基準も含めて作ってですね、それを、あくまでも基準は作っても最後は隊員一人一人のですねこれは考え方、そしてまた自覚ということになるわけで、え~、この間、昨日も訓示の中でお話をしましたが、まさに服務の宣誓に当たっての思いをですねもう一度思い返していただいて、それに対して我々としてはしっかりとした基準を明確にして、それを破らないようにしっかりとした体制を取っていきたいというふうに思っているところでございます。

○浜田昌良君 今防衛大臣からも御答弁ありましたように、しっかりした基準を作ってですね具体的にしていただくと、非常に重要だと思っております。
 そういう意味では、一つのアイデアなんですけれども、まぁ、自衛隊の方々がずっと自衛隊という組織の中で上がっていくだけじゃなくてですね、ある一定のタイミングでいいんだと思うんですが、外に出てみると。他省庁に出向したり民間に行ったりすると。そういうことで外から自衛隊を見ると、いうことの経験が私は重要だと思うんですが、こういうことについて大臣の御見解をお聞きしたいと思います。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) え~、現在、幹部自衛官についてはですね、広い視野に立った人材育成の観点から、他省庁への出向とかですねぇ、民間企業での研修も行っております。また、防衛省改革では、プロフェッショナリズム、職業意識の確立のためにですね、え~、文官、自衛官を問わず、自らの任務についてその意味を理解して、より高次元の倫理観、使命感、責任感を持って仕事に当たらなければならないとされております。そのために、国内外への留学や様々な行政経験の機会を与えていくように提言されております。
 いずれにせよ、この事案を受けまして、このようなことが二度と起きないように、人事上の施策や教育をですね含めてどのような防止策があるのかも含めてですね検討してまいりたい、今委員の指摘のあったことを更に一層進めていきたいというふうに思っておるところでございます。

○浜田昌良君 是非、あのぉ、本件をですね、契機として、え~、そういう自衛官のぉ、まぁ、一般国民が持っている感覚と同じものを共有されると、いうことの体制をつくっていただきたいと思います。
 あのぉ、参考人にこれを聞いても、答えは限っているかもしれませんから、違う質問なんですけれども、あのぉ、今回の件、今までの質疑でも言いましたように、国民には文民統制についての不安を覚えさせた。また、後輩の外薗現幕僚長に対しては、さっき言った謝罪会見もしなきゃいけなかった。そして、防衛大臣を始め、事務次官、局長等が懲戒処分を受けることになった。こういうことを受けてですね、それなりのトップの座におられたわけですから、あのぉ、退職金の一部でも返還すると、そういうようなことはお感じないですか。

○参考人(田母神俊雄君) はい。あのぉ、その意思はありません。で、あのぉ、今何だったですかね、ちょっと忘れちゃいましたけど。最初の、最初の質問は、ちょっと済みません、もう一度お願いします。

○浜田昌良君 あのぉ、別に、あのぉ、御答弁は、今の退職金関係で聞いておりますので結構でございます。
 このように、まぁ、本人としては言論の制約を受けないというような御答弁を続けておられますけれども、私は、もう一度この文民統制シビリアンコントロールと自衛官の思想、信条の自由、これはあるでしょう。で、言論というものについてはそれぞれの立場がやっぱりあるんだと思うんですね。そういう意味ではぁ、一自衛官の場合と航空幕僚長の場合と、いろんな形で何らかの制約が多分あるんだと思うんです。ここら辺のシビリアンコントロールと自衛官の言論の自由に、思想の自由について、官房長官に再度御答弁をお願いしたいと思いますが、よろしくお願いします。

○国務大臣(内閣官房長官)(河村建夫君) 当然、自衛隊は厳格な文民統制の下にあるわけでございます。そのことを考えますと、自衛官の場合においても、特に航空幕僚長のような幹部がその立場において見解を公にする場合、この文民統制との関係あるいはその社会的影響、こういうものはやっぱりしっかり十分考え、考慮すべき、当然そういうことだというふうに思います。
 あのぉ、やはりノブレスオブリージュと言いますが、高い地位にある方は非常に社会的責任が大きい、そういうことをしっかりとわきまえて対応していただく、これはもうシビリアンコントロールの一つの根幹にある考え方だと、こういうふうにも思っておりますので、今回の問題が不適切と言われるそのゆえんだというふうに考えております。

○浜田昌良君 今官房長官も、から再度御答弁をいただきましたが、御発言は短くですね、じゃ御答弁。

○参考人(田母神俊雄君) はい。あのぉ、国民に不安を与えたと文民統制についておっしゃいますけれども、今朝九時の時点で私は、ヤフーの、私を支持をするか、問題があると考えるか、問題がないと考えるかといったら、五八%がですね、私を支持しておりますので、不安を与えたことはないと思います。

○浜田昌良君 どういうデータを使われたか分かりませんけれども、そういうトップであった方が、そういうことをもって自分の行動を正当化するというのは非常に私は問題だと思っております。そういう意味では、今回のことをしっかり、防衛大臣、官房長官、外務大臣、受け止めていただきまして、こういうことの二度とないようなしっかりとした対策をお願いさせていただきまして、私の質問を終えさせていただきます。
 ありがとうございました。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-30(Tue) 00:10:55】
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のほほん
 日本は“八百万の神の国”である。“歳神(としがみ)様”いらっしゃい!

2008年12月28日産経新聞(Net View)より 20081228sankei01

 ただ、ひなちゃん、“歳神様”は眼には見えないんだよ。“神様”はみんなの“心の中”にいるんです。
 残念でした。
 おじいちゃんもしっかりと教えてあげなければ…。
 教えられて、子供は大人になります。
 おじいちゃんもおばあちゃんも、そして、お母さんもお父さんも、何れ“神様”になります。みんなみんな“神様”になります。
 だから、ご先祖様ありがとう。
 感謝の心を忘れないでね。
 “ご先祖様”とは、お父さんお母さんの集団です。
 たくさんたくさんいらっしゃって、とてもとても数えられません。
 だから、だから感謝しすぎることはないからね。
 ありがとう。
 ただ、それだけのこと。
 難しいことではありませんよ。

つれづれなるままに | 【2008-12-29(Mon) 00:12:16】
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田母神俊雄の国会質疑パート3
小池正勝議員(自由民主党)の質疑

 ともかく、浜田靖一(はまだやすかず)防衛大臣のことは、これからは「“ですね”大臣」と呼ばせていただこう。
 “議事録”を読む限りにおいては分からないが、浜田大臣にはやたらと「ですね」発言が多い。その次に多いのが「あのぉ」である。この大臣は本当に“あのぉ”元衆議院議員であり、“政界の暴れん坊”の異名をもつ、現在は自称“政治活動家”の“浜田幸一氏”の息子さんなのであろうか。

 それはともかく、小池正勝議員の質疑中には「文民統制」という言葉が、数え間違いがなければ、「15回」出てくる。そして「シビリアンコントロール」という言葉が都合5回。、しかも浜田大臣は、冒頭での“政府見解”を述べる時以外は「文民統制」という言葉を使用していない。その後大臣は一貫して「シビリアンコントロール」という言葉を使っている。
 質疑の最期の方では官房長官も含め、小池議員も「文民統制」ではなく「シビリアンコントロール」と言い換えてしまっている。

 結果、小池議員は「私は、文民統制と、それから再発防止という観点から御質問をさせていただこうと思うんであります。…」と自らの質疑を始めながらも、終いには「私も、自衛隊というのを考えるときに、このシビリアンコントロールというのは極めて大事だと、これはどなたも異論がないわけですから、このことを肝に銘じてこれからやっていくということを是非お願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました」と、質疑を終えられている。
 これでは、厳密に言うと、折角の浜田大臣が語った「文民統制」の定義が台無しだ。まるで「文民統制」「シビリアンコントロール」は違うかのような印象を受けてしまった。確かに、ある意味で日本語の「文民統制」と、「シビリアンコントロール」の意味(解釈)が違うのは確かなことではあるけれども、わざわざ、国会の場で使い分けるとは、何か魂胆でもあるのであろうか。
 もし“ある”のであれば、個人的にはその“好い魂胆”に今後、期待したい。

 また、そのことは別にしても、そもそも小池議員は、「今日は特措法案の審議でございますから、まずこの特措法案についての質問をさせていただこうと思います」と冒頭で述べていながら、幾つかの“オバマ質問”の何処が特措法案についての質問なのであろうか。確かに関連はしているかもしれないが、そこのところをより詳しく説明していただきたかった。
 さらに、“日本を語るワインの会”の質問などの瑣末な事柄を取り上げながら、あたかも“防衛省の内局(背広組)”ならばともかく、“制服組”の長であった田母神氏に対して、さも“不正”があったかのような愚問を呈するとは、まさに制服組に対する侮辱以外の何ものでもなかろう。
 世間を騒がせている数々の重大な不祥事を働いているのは、ほとんどが“防衛省の背広組(内局)”であり、決して“制服組”なのではない。

 いずれにしろ、誰が読んでも聞いても、質疑の中における「文民統制」との用語は、「言論統制」と言い換えた方が一般人には理解がし易い。

 田母神氏に対しての政府、ならびにマスメディアの対応は、決して「文民統制」の必要性からの非難ではなく、「言論統制」の陰険な建前から行われている、いわば“謀略”である。江藤淳氏が指摘された“閉ざされた言語空間”は今も続いている。
 これでは“占領下の日本”と何等変わりがない。ただ、その統治者は、「GHQ」から「敗戦利得者」に変遷してはいるけれども。

 尚、以下の質疑応答の内容は、“国会会議録”を下敷きにしながら、“参議院インターネット審議中継”の動画上の音声と聞き比べた上で、前回と同様に若干の加筆・修正をさせていただいた。



“国会会議録検索システム”より

170-参-外交防衛委員会-6号 平成20年11月11日

○小池正勝君 自由民主党の小池正勝です。
 今日は特措法案の審議でございますから、まずこの特措法案についての質問をさせていただこうと思います
 まず初めに、外務大臣にお伺いしますが、このぉ、アメリカの大統領がオバマさんにお替わりになるわけでありますけれども、そこで、そのアメリカの対テロ戦略、というものにどのような変化が起こるのだろうかというふうな観点から、御質問をまずさせていただきたいと思っております。
 そこで、まず初めに、十一月の七日の日に麻生総理とオバマ、大統領になるオバマ氏が、電話会談をされたという、そのように報じられておりますけれども、これはどんな内容だったんでしょうか。

○(外務)副大臣(橋本聖子君) 十一月の七日に麻生総理は、朝七時から十分間、オバマ次期大統領と電話会談を行いました。
 そして、電話会談では、まず麻生総理からオバマ次期大統領に対しまして、米国大統領選挙当選への祝意を伝えたところ、オバマ次期大統領から謝意の表明がありました。
 次に、オバマ次期大統領より麻生総理との個人的信頼関係を築きたいという旨の、述べたのに対しまして、麻生総理より同感である旨述べまして、オバマ次期大統領より、日本に対しては強い親しみを感じており、福井県小浜市にもよく承知しているというところのお話がございました。
 また、麻生総理から、日米同盟の強化が日本外交の第一原則であり、金融不安、世界経済の問題、そしてアフガニスタン、あるいは気候変動、そして拉致問題を含む北朝鮮問題への対応を始め、国際社会が直面する諸課題について日米で緊密に連携していきたいという旨述べたのに対し、オバマ次期大統領から、そのような課題に共に取り組み、日米同盟を更に強化していきたいという発言がございました。
 以上です。

○小池正勝君 え~、オバマ新大統領になるということで、アメリカの対テロ戦略に変更があるのかないのか、そこが一番肝心なところになるわけですが、この対テロ戦略についてどのように、日本の外務省はお考えになり、とりわけアフガン問題、というものに対して新大統領はどのようにお考えになると分析しておられるのか。そして、この特措法の関係でありますOEF―MIOとの関係でどのような考えなのか、どんな分析をされているんでしょうか。

○国務(外務)大臣(中曽根弘文君) え~、オバマ氏は米国の次の大統領になりましても、テロとの戦いを継続していくと、そういう米国の基本的な考え方、ないと、私どもは理解をしております。再三、選挙期間中にも、あるいは、選挙期間中ですね、大統領選の最中もオバマ氏は、え~、このテロとの撲滅ということについていろいろな発言をされております。アルカーイダを始めとするテロリストを、壊滅させると、そういうふうにも述べておりますし、また、アフガニスタンに米軍を増派をいたしまして、そしてアフガニスタン復興のための相当の支援を行うと、そういうような考えも表明をされております。
 ちなみに、アフガニスタンの復興支援のためには、年十億ドルを支援するとか、あるいは米国に脅威をもたらそうとするテロリストを排除するためには軍事力を行使することをちゅうちょしないとか、アフガニスタンのテロ対策については再三発言をしているところでございます。
 我が国といたしましては、まぁ、引き続き、米国を含む国際社会と協力をいたしましてぇ、行っておりますテロとの戦い、これの一翼を担って一日も早くアフガニスタンに平和が来るように、そういうふうに努力をしていきたいと、そういうふうに思っております。

○小池正勝君 今のお話は、とりわけアフガン問題への対応ということを考えたときに、オバマ新大統領は、現状、あるいは現状よりもより強化すると、こういうふうにお考えだという御認識でしょうか。

○国務(外務)大臣(中曽根弘文君) え~ぇ、オバマ氏は、イラクの方の兵隊を、主要部隊を撤退をさせて、そしてアフガンの方を増強すると、そういうふうに述べておりますので、そのような考えだと思います。

○小池正勝君 ぇ、このテロとの対策、テロ対策の重要性というのは分かりましたし、アメリカはよりアフガン問題というのを強化していくんだと、アフガンのテロ問題というのを強化していくんだということもよく分かりました。
 そこで、もう一つぅ、北朝鮮への対応というのも一つお伺いしておきたいんですが、新オバマ大統領になると北朝鮮への対応はどのように変化し、拉致、核、これはどのようになると見込んでおられますか。

○国務(外務)大臣(中曽根弘文君) オバマ次期大統領は、北朝鮮の核計画の完全そして検証可能な廃棄、これを目標として直接的、積極的な外交が必要であると、こういうふうに述べておられます。また、拉致問題につきましては、拉致問題に関するすべての問題を解決しなければならないと、全面的な協力を北朝鮮に強く求めると、そういう立場をまた明らかにしているところでございます。
 委員御承知かもしれませんが、え~、オバマァ次期大統領の地元でありますイリノイ州、そこの韓国系の牧師さんが拉致をされていると、いうような話もございまして、オバマ氏も非常に拉致問題には関心といいますか、解決をしなければならないというお気持ちが強いと、そういうふうに伺っております。
 重要なことは、我が国としては、拉致と核とミサイル、この三つを包括的に解決をするということでありまして、新しい政権の発足に向けまして、私どもとしましてはこの目標をよく米国側に説明をして、そして引き続いて日米で共同して、この北朝鮮問題の解決を図っていくということが大事だと思っております。
 また、我が国の対米戦略、これにつきましては、え~、オバマ候補は、候補といいますか次期大統領は、え~、日米同盟の重要性につきましてはもう再三これも発言しておりまして、え~、福田、安倍元総理、福田元総理が総理時代に国連総会に出席いたしましたときも、当時のオバマ議員は、国連総会の議事録の中で、日米同盟の重要性というものを述べておられるわけでありまして、今後もこの日米の関係というものはぁ、しっかりとしたものでいくと、そういうふうに思っておりまして私どもも努力をしていきたいと、そういうふうに思っております。
 特に、拉致の問題につきましては、我が国の国民の皆さん、我々も、これ最重要課題と考えておりますので、よくオバマ候補にもまた説明をして、共に解決に向けて努力していきたいと思っております。

○小池正勝君 ありがとうございました。え~、次に、田母がぁ…、どうぞ。

○国務(外務)大臣(中曽根弘文君) 委員長、済みません。

○委員長(北澤俊美君) 中曽根外務大臣。

○国務(外務)大臣(中曽根弘文君) 先ほど国連総会と申し上げましたのは米国議会の間違いでございます。訂正をさせていただきます。

○小池正勝君 え~、外務大臣ありがとうございました。
 続きまして、え、田母神参考人にお尋ねをさせていただこうと思います。
 今日は、わざわざ御足労ありがとうございました。
 まず、田母神参考人にお尋ねいたしますが、日本を語るワインの会というのを御存じでしょうか

○参考人(田母神俊雄君) 知っております。

○小池正勝君 この会が、平成十六年の九月十五日にこの日本を語るワインの会というのが開かれて、田母神参考人は御出席をされましたでしょうか

○参考人(田母神俊雄君) はい。私は、都合三回ほど出席したことがございます。

○小池正勝君 そのぉ平成十六年九月十五日の日本を語るワインの会の出席者は、田母神参考人、鳩山由紀夫民主党幹事長御夫妻、今回の懸賞論文のアパグループ代表の元谷(もとたに)外志雄御夫妻、それにもう一人と、(発言する者あり)元谷(もとや)外志雄御夫妻の計六名というふうに出席されていたんでしょうか

○参考人(田母神俊雄君) はい。そのとおりであります。

○小池正勝君 ありがとうございました。
 続きまして、防衛大臣にお尋ねをさせていただきます。
 私は、文民統制と、それから再発防止という観点から御質問をさせていただこうと思うんであります。
 あのぉ、我が国は、戦前の戦争に至る経緯、終戦に至る経緯ということからして、その反省の上に立って、自衛隊という実力組織は、厳格な意味で、国民の意思に基づく、国民の意思に基づいて運用されるんだ、ということが、恐らく国民全員の意思なんだろうと思うんですね。それが、まさに文民統制ということの意味だと思いますし、自衛隊はこの文民統制に服さなければいけない、ということは国民みんなが思っている、それはそうなんだろうと思うんです。それが、この自衛隊を貫いていると思うんですが、まず防衛大臣にお伺いいたしますが、この文民統制というものについてどのようなお考えを持っておられますか。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) え~、お答えいたします。
 え~、文民統制とは、軍事に対する政治の優先、軍事力に対する民主的な政治統制を意味するものであります。え~、軍事力というのは、国民を守る力であると同時に、使い方を誤ると国民に対する脅威にもなり得る。このため、軍を政治の統制の下にですね活用するとともに、軍の政治介入を防ぐ文民統制を確保するための制度がつくられたと承知しているところでございます
 我が国における文民統制の制度について具体的に申し上げれば、え~、まず第一に、国民を代表する国会が、自衛官の定数、主要組織などを法律、予算の形で議決し、自衛隊を民主的コントロールの下に置いておる
 二番目として、国の防衛に関する事務は内閣の行政権に完全に属しており、内閣総理大臣及び国務大臣は憲法上すべて文民でなければならないとされております
 三番目として、内閣総理大臣は自衛隊に対する最高の指揮監督権を有しており、内閣には国防に関する重要事項を審議する機関として安全保障会議が置かれております
 四番目として、防衛省では、文民たる防衛大臣が国の防衛に関する事務を分担管理し、主任の大臣として自衛隊を管理し、運営しておるわけであります。その際、副大臣と二人の政務官が政策と企画について防衛大臣を助けることとされております
 以上のように、我が国においては、国会、内閣、防衛大臣という様々なレベルで文民統制が制度的に担保されているというふうに考えているところであります

○小池正勝君 え~、この文民統制ということからして、田母神論文は問題があったという御認識なんでしょうか。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) そのとおりであります

○小池正勝君 そこでお伺いしたいのですが、先ほども民主党の方から御質問がありました。懲戒手続を云々という御質問があったわけでございますが、その辺の御議論を私も少しさせていただこうと思うんであります。
 大臣は十一月の六日のときも御発言されて、この点について御発言をされておりまして、懲戒手続ができるならしたかったんだという御趣旨の御答弁を十一月六日の日にされたと私は記憶しております。議事録を読み返させていただきますと、その御答弁を少し引用させてもらいますと、私、私というのは大臣ですが、私とすればその手続、その手続というのは退職金を切るという手続ですけれども、その手続が取れればそのようにしたかったわけでありますが、その懲戒免職の手続をしている間に定年が来てしまう云々と、こうおっしゃっておられるわけです。
 すなわち、この懲戒手続をしたかったんだけれども、その懲戒の手続に入っていくとぉ、自衛隊法の懲戒処分の手続というのは非常に時間が掛かるんだと、一般職の国家公務員と違って非常に時間が掛かるんだと。で、十か月というお話も出ておりますけれども、十か月も掛かってしまう、その間に定年が来てしまう、その間ずっと給料を払い続けにゃいかぬようになってしまう。そのことの方が国民の理解が逆に得られないんではないか、ということで、今回、懲戒という手続を取らずに空将への降格と申しますか左遷と申しますかをしたんだと、こういうことでよろしいでしょうか。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) はい。そのとおりでございます。
 あのぉ、そしてまた、あのぉ、今回のぉ、加えて申し上げるならば、あ~ぅ、自衛隊員のぉ、とりわけ幹部たる者についての自らの立場をですね踏まえたぁ節度ある行動を取ること、そしてまた、それに対して我々政治家がそうした隊員の行動に最終的に責任を負うといったですね信頼関係に基づくシビリアンコントロールがあるべき姿と考えておりまして、え~、今回の田母神氏が空将という航空自衛官の身分を保有したままで政府見解とは異なる自らの意見を更に主張するようなことがあれば、自衛隊の内外に与える影響が大なものというふうに我々は思いまして、今回も、ですから、シビリアンコントロールの観点からも今回の退職という措置はですね適切だったというふうに思っておるところであります。

○小池正勝君 今のお話は、現行制度の上では最大の措置、最強の措置をされたと、こういう御趣旨の御答弁だと私は理解するんですが、そういう理解でよろしいんですか。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) 我々が取るべき、取り得るべき最善の処置だったというふうに思っています

○小池正勝君 そこでです、大臣は、したかったけどできない、時間が掛かってできない、したがって、現行制度の下では最善の措置だと、こうおっしゃられたわけですが、現行制度上どうして十か月も掛かるんだろうかと、その疑問なんです。恐らく国民の皆さんは、どうして十か月も掛かるんだろうかと。私もそう思いました。何でなんだろうかと。で、いろいろ調べさせてもらいました。
 そうすると、自衛隊法というのは一般職の国家公務員にない非常に特殊な手続があるということが分かりました。今回のような案件であれば、事実認定というのは、論文は現にあるし、御本人がお書きになったということをお認めになっているわけですから、事実認定で争われるということはまずないわけですよね。そうすると、事実認定にはそんなに時間が掛からない。そうすると、もし仮に一般職の国家公務員ということであれば、懲戒手続はまさに懲戒権者が御判断されればできるわけです。もちろん、事後に不服申立てとかなんとかという手続はありますが。ところが自衛隊の場合は、先ほど来お話が出ている施行規則という中で審理手続というのを踏まなければ処分ができないとなっていて、これに大変時間が掛かると、こういうことなんですね。
 そこでまず、人事院の方においでいただいていると思いますが、一般職の国家公務員ではこういう審理手続はありませんね。

○政府参考人(人事院書記長)(川村卓雄君) え~、一般職の国家公務員についてでございますけれども、懲戒処分の要否等の検討に当たりまして、任命権者におきまして事実関係を十分に把握することが当然に求められますが、御指摘の自衛隊員について定められておりますような事前の審理手続は定められておりません。

○小池正勝君 ということなんですね、我々は一般の公務員のイメージでおったわけですけれども。そうすると、事実認定は今回は特に問題があるわけではないわけですから、まさに懲戒権者が御判断されれば、事後的に争うことはあっても事前にも問題はない。したがって、十か月も掛かるということはまず考えられないわけです。ところが、自衛隊法にはそういう規定がある、審理手続があるということなんですね。
 そこで、この審理手続というのを詳細に読ましてもらいますと、まさに懲戒権者が通知をして、そして弁護人まで付けてやるという手続になっていまして、確かに時間が掛かるというのもうなずけるわけですけれども、この、大臣は、懲戒したくてもできない、時間が掛かってできないと、こうおっしゃったわけですけれども、であれば、これ、恐らく自衛隊を考えるときに一番大事な問題は文民統制ということだと思うんですね。その文民統制という極めて大切なことが、この審理手続というものによって貫徹できない。恐らく懲戒処分というのは、文民統制のためには再教育とか極めていろんなことをやっていかなければならないと思うんですけれども、しかし、この文民統制の担保措置として懲戒処分があるというのは否定できないし、大臣もその趣旨の御答弁はされているわけですね。そのときに、したくてもできない、審理という手続があるからできない。これはどうお考えになりますか。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) できないと言っているわけではなくてですね、要するに、途中でその審理が、審議がですねぇ定年によってぇできなくなるということを申し上げているんで、我々とすると、それをできないと言っておるのではなくて、そういったことを勘案したときに、我々とすれば、その手続をするよりも、早期退職をしていただくということの方が、私とすれば、同じ退職ということに、選ぶことになってしまうということであるならば、早期に辞めていただくことが重要というふうに考えたところであります。

○小池正勝君 この審理という手続が時間が掛かる、という御認識があって懲戒手続に入らなかったということではないんですか。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) 途中で審理が、あのぉ、中断されて定年退職が執行されるということは、要するに、懲戒処分をするに当たっての審理というのは現職でなければならないということでありますので、となれば、その時点で現職の自衛官でなくなるということになれば、当然そこで退職が決定してですね審理がそこでストップをするということになるので、我々とすれば、それを断念したということであります。

○小池正勝君 ということは、要するに、懲戒手続に入っても結果として、定年退職になるのなら早めに定年退職してしまう、こういうことなんですね。いずれにしても、審理という手続に時間が掛かるということの御認識があるからそういうことになるわけですよね。
 であれば、まさに、この審理という手続自体一般職にはないわけですけれども、これが制度的な問題になっているというふうにはお考えになりませんか。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) 今逆の面で言いますと、行政改革関係の議論の中ではですねこの審理という手続というものに対しての認識が少々違っていましてですね、逆に言うと、我々の、そのぉ、自衛隊のやっていることの方にも議論が今行っているようなお話も聞いているところでございまして、え~、それを、逆に言うとぉ、一般職の方に合わせて、え~、そういった形にした方がいいというところは少々議論があるのかなというふうに思っておるところであります。

○小池正勝君 そういたしますとね、いずれにしても、その制度的な問題があって定年退職したいんだというお考えになったけれども、できなかったという理解でよろしいわけですね。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) 委員、済みません、もう一回質問していただけますか。

○小池正勝君 審理制度という制度があって、それが障害になって、結果として途中で手続が打ち切られてしまうわけですから、長く掛かって、したがって懲戒の手続に入らなかったと、こういう理解でよろしいんですね。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) 私どもとすれば、そういう判断、総合的に勘案してそういう判断を下したということでございます。

○小池正勝君 分かりました。
 そこで、先ほども御議論があって、民主党の方の御質問の中に、この施行規則の七十二条二項を取り上げられて、七十二条の二項という中に、任命権者は規律違反の疑いがある隊員をみだりに退職させてはならないと、こういう規定が確かにあるんですね。これに違反しているではないかという御質問があって、その答弁がもう少しはっきりおっしゃっていただきたいと思ったんですが。
 これは私の理解ですけれども、みだりに退職というのには定年退職は入らないという理解だと私は考えますし、しかも、七十二条の二項というのは、条文の位置、七十一条の後の七十二条でございますから、当然審理手続に入った後の規定であると、そのように理解してよろしいんでしょうか。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) あのぉ、依願というのを排除したものは、そういうことになろうかと思います。

○小池正勝君 あの、今の私の御質問は、定年退職というのは、このみだりに退職には入らないという考えでよろしいかということを申し上げているんです。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) そういうご質問…そのとおりでございます。

○小池正勝君 ということは、今回の措置というのは、七十二条の二項に言う、任命権者は規律違反の疑いがある隊員をみだりに退職させてはならないという規定に全く違反しているものではないと、こういうことでよろしいんですね。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) はい。そのとおりでございます。

○小池正勝君 いずれにしても、先ほど来の御意見をずっと拝聴しておって、現行制度で最大限の田母神氏に対する措置をとったそして文民統制ということを最大限に置いて今回措置をとったと。もう一度、大臣からその趣旨を答弁していただきたいと思います。

○国務(防衛)大臣(浜田靖一君) 今、あのぉ、そういう、あのぉ、いろんな御指摘ございました中で、我々とすると、取り得べきことをしっかりと考えてその決断をしたということでございまして、方法論についてはいろいろな御指摘があるかもしれませんけれども、今回の事案に関しては極めて不適切、そして不適当なものであったし、そういった御自分の立場というものも含めた中で、我々とするとそれには問題があるという判断を下したわけでありますので、その中で取り得る手段の最善の部分を最大の判断をして今回の処分を決めたということでございます

○小池正勝君 田母神参考人にお伺いしますが、今の議論を聞いておられてどうですか、感想を一言お願いします

○参考人(田母神俊雄君) え~、特に感想はありません。

○小池正勝君 え~、いずれにいたしましても、文民統制というのは極めて大切だというのは、もうどなたも異論がないわけです。そこで、再発防止、ということを総理もおっしゃられたし、当然二度と起こしてはならないということはみんな同じ理解だろうと思うのでありますが、この再発防止に向けてどんなことを防衛大臣はお考えになっておられますか。

○国務大臣(浜田靖一君) 先ほど、あのぉ、浅尾委員からも御指摘があったとおり、我々とすると、その基準の明確化、そしてまたそれに対する周知徹底、そしてまた隊員個人個人のですね自覚というものを、しっかりとこれを指導していかなければならぬというふうに思っています。
 まず、そのぉ、先ほどお話にあったような、御指摘のあったことを踏まえて今後検討してまいりたいというふうに思っておるところであります。

○小池正勝君 官房長官に突然の御質問で恐縮ですが、この再発防止ということについてどのようなお考えでしょうか。

○国務大臣(内閣官房長官)(河村建夫君) まさに、このようなことを再び起きないようにするということは極めて大事だし、国民の皆さんもそういう心配を抱いておられるということであります。
 今あのぉ防衛大臣述べられましたように、まずぅ省内において規律をきちっとするということが第一でありましょうし、ま、あのぉ、シビリアンコントロールの重要性というのはどういうものなのかということを、防衛省には、やはり教育研修を持っているわけでありますから、そういうところでもう一度きちっとですねおさらいをするといいますか、勉強をすることは必要だと、いうふうに思います。
 防衛省の今お立てになったその方向を政府としてもきちっと検証しながら、また一方では、今防衛省改革、今進んでおるわけであります。そうしたものの中でその対応をきちっと考えていくことが重要であると、このように考えます。

○小池正勝君 今官房長官がおっしゃられたのは、防衛省改革というのを今やっているわけですけれども、これは官邸の方でおやりになっているわけですよね。で、当然、その中にも、このシビリアンコントロールというのを常に第一義に考えてやっていくと、こういうことでよろしいんですか。

○国務大臣(内閣官房長官)(河村建夫君) シビリアンコントロールというのはもう大前提になっているということで、御指摘のとおりであります。

○小池正勝君 私も、自衛隊というのを考えるときに、このシビリアンコントロールというのは極めて大事だと、これはどなたも異論がないわけですから、このことを肝に銘じてこれからやっていくということを是非お願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-29(Mon) 00:07:44】
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全日本フィギアスケート選手権
 早速、“全日本選手権”の動画がアップされていた。
 それにしても、日本の女子フィギアスケートのレベルは高い!
 ともかく、驚きの連続であった。
 確かに、“トリプル・サルコー”の失敗は残念ではあるけれども、そして、前回のGPファイナルの時とは違い、後半のスピンが“ドーナツ・スピン”に変更されてはいたが、今回の“仮面舞踏会”は今までで一番“完成度が高い”のではなかろうか。
 おめでとう!浅田真央選手。
 “四大陸(2009年2月2日~8日)”も“世界選手権(3月23日~29日)”もがんばって!
 ということで、順調に行けば、後2回は浅田真央選手の演じる“仮面舞踏会”を観ることが出来る。
 楽しみである。

浅田真央 Mao Asada all-Japan championship FS


EuroSport Mao Asada GPF 2008 FP/'08 GP Japan Mao Asada FS

関連投稿;“浅田真央選手の仮面舞踏会”

つれづれなるままに | 【2008-12-28(Sun) 02:29:02】
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田母神俊雄の国会質疑パート2
犬塚直史議員(民主党・新緑風会・国民新・日本)の質疑

 今回は当委員会での二番目の質疑者である民主党の犬塚直史議員の質疑内容である。

 犬塚直史議員の質疑に関しては、“国会会議録検索システム”を知る前に、既に“犬塚直史のホームページ”よりその質疑内容を全文転載していたので、前回と同様に若干の加筆・修正をさせていただいた上でそのまま掲載さていただいた。
 したがって、“国会議事録”とはあらためて照合はしていないが、“参議院インターネット審議中継”の動画上の音声と聞き比べた限りにおいては、当然のこととは思われるがほとんど符合していた。

 結論として、民主党の犬塚直史議員の質疑の内容は、ご本人も述べられているように、「政府見解と異なることを公表した田母神幕僚長を、どうして政府(与党)は懲戒処分しないのか」ということだけに過ぎず、最後には「政府の取組は問責に値する」との言葉で締めくくられている。

 残念ではあるが、質疑を二度聞いてみて、結局は、“レトリック”や“詭弁”を多用した“政治的な話”に終始しており、このような聡明であると思われる国会議員でさえも、このレベルの体たらくな質疑しか出来ないのかと、あらためて“民主党”への、そして野次を飛ばす国会議員への、あらためて失望の念を深める結果にしか個人的にはならなかった。


170-参-外交防衛委員会-6 号 平成 20 年 11 月 11 日
~テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の
一部を改正する法律案(参考人質疑)~


参考人 前防衛省航空幕僚長 田母神 俊雄君

議長 次に、犬塚直史君

○犬塚直史君 はい。今日は、あのぉ、田母神、参考人に、立法府にお越しをいただきました。多分、この質疑はですねぇ、え~、全国の有権者も注意をして見ているでしょうし、田母神参考人が講演をされた東京大学の学生諸君も、注意をしているでしょうし、何よりも、二十四万の自衛官の皆さんも非常に注目をしている質疑だと思います。 今ですね、あのぉ、自分の書いたことは間違っているとは思わない、という発言がありました。私は、このぉ、家族を思ってですねぇ、国を思って、そして、世界の平和を願うという気持ちは、立法府も行政府も一つの変わりもないと思っております。しかし、今おっしゃったような侵略の定義、侵略の定義などということはですねぇ、一国の憲法の問題を超えて、世界中の、このぉ、国がしっかりとした討議をしている、真っ最中の、非常に重要な立法府の議題だということをまず御認識いただきたいと思います。 外から見て、我々国会がどのような議論をしているかということについて、え~、まぁ、確かに歯がゆい気持ちをお持ちになることがあるかもしれない。しかし、立法府が 、徹底的な審議をしてですよ、意思決定を行って、これに、決まったことについては、行政府がこれを粛々と実行していくという、この国家運営の基本を、ないがしろにするような、今回の言動についてですね、私は田母神参考人の個人的な、このぉ、思想、信条についてここで云々するつもりはありません。しかし、この件について、余りにも政府の、このぉ、受け止め方が軽過ぎる。総理のぶら下がりの、このぉ、答弁を聞いてもですね、非常に軽いことをおっしゃっておられる。 私は、今防衛大臣にもう一度確認しますが、この三権分立というですね、国会が徹底的に審議をして意思決定をするんだと、これについては行政府はきちっと粛々と やっていくんだというねぇ、この国家運営の、国家の原則に対する、今回の田母神参考人の言動は重大な挑戦だとはお思いになりませんか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 私も、委員御指摘のとおり、大変憤慨をしておるところでございます。 ですから、その方法論はいろいろな、辞めていただくための方法論はいろいろあったかもしれませんが、私とすれば、今、委員が御指摘になったように、我々国会の重要性、そしてまた、世界における今の情勢等々を考えれば、こういった発言というのはあるべきものではないというふうに思っておりますし、極めて不適切で極めて重大な発言であり、私とすればその責任の重さというのは感じていただかなければならない、私はそう思っております。ですから、航空幕僚長としての要するに職を解いた、そしてまた、その後に、我々とすれば今一番早い形でお辞めになっていただくのが重要だと思ったので、その点で退職をしていただいた、ということでございます。それは、我々とすれば、迅速な対応が必要だと思ったので、その方法を選ばせていただきました。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 防衛大臣は、そのぉ思いを共有していただいていると、今そういう答弁をされました。しかしですねぇ、この一連の報道等々、お~、一般の有権者 あるいは自衛官に伝わってくる、このぉ、外から見た印象というものはですねぇ、非常に、このぉ、あいまいなまま、まあまあまあまあとなだめていると、お~、きちっとした対応をしていないと、 そういうふうに見えるということはしっかり指摘しておきたいと思います。 まず、それでは伺いますが、防衛大臣、副大臣、政務官、給与の自主返納を決められましたけれども、これ、どうして自主返納を決められたか、その理由を伺います。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) え、今般の給与の自主返納はですね、田母神前航空幕僚長の行為がその職責にふさわしくない不適切なものでありまして、防衛省・自衛隊の信頼を損ねたことを防衛省を預かる最高幹部として重く受け止めたということでございます。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君  まぁ、それであるならば、このぉ、張本人のですねぇ、田母神参考人に対してどうして懲戒手続に入らなかったのかなぁ、というのがぁ~、一般的というか、もうごく常識的なぁ~、感想なわけであります。 そこで、これは防衛省の事務方に伺いますが、田母神前幕僚長に対する懲戒手続には入ったんでしょうか、入っていないんでしょうか。

議長 渡部人事教育局長

○政府参考人(渡部厚君) お答え申し上げます。え~、 防衛省といたしましては、田母神前航空幕僚長を十月三十一日付けで航空幕僚監部付とし、さらに、十一月三日付けで勤務延長期限の繰上げによりまして退職させる人事措置を講じたものでございまして、懲戒処分の手続には入っておりません。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 まぁ、懲戒手続には入っていないというお答えでした。 このときの、一番初めのですねぇ十月三十一日の経緯を見させていただくと、え~、副長がですねぇ、この田母神参考人に対して二つのことを聞いているんですね。一つは、辞表を提出 してくれないかと、要はごめんなさいと言って辞めてくれないかということですねぇ。もう一つは、懲戒手続にもし入った場合、審理辞退の意思を、つまり審理を 辞退してくれないかと、長く掛かるのはまずいから、審理を辞退して、早急にこれを迅速に終わらせたいと。 この二点を田母神参考人に聞いたと聞いているんですけど、これ、このとおりでよろしいですか。

議長 田母神参考人

○参考人(田母神俊雄君) はい。そのとおりです。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 それに対する、田母神参考人の答えは、辞表は出さない、辞めないと、そして、懲戒処分に入るのなら審理の辞退はしない。つま り、審理という意味は、この決められた、自衛隊法施行規則に決められたこの一連の流れの中の、審理というところが場合によっては長く掛かることがある、数月掛かることがある、これの辞退はしないと。また、そのときに規則違反の該当性について徹底的に議論をする、という答えをした。これでよろしいですか。

議長 田母神参考人

○参考人(田母神俊雄君) はい。よろしいです。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 それでは、防衛大臣にもう一度伺いますが、どうして田母神参考人を懲戒手続の対象としなかったんですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 今、あぁ~、田母神参考人からお話がありましたように、徹底的にこれを審理をするということでございますので、え~、空将に、私は降格をさせたわけでありますんで、当然これは退職の日にちが一月の末までということになりますので、審理はあくまでも現職の自衛官、要するに現職であることが条件でありますので、その時点で、え~、定年ということがそこで確定をしてしまいますので、徹底抗戦ということであるならば、これは時間が掛かるということでございますので、その際に、それは、我々とすればそれを勘案して、早期退職と、退職として取り扱わせていただいたということであります。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 そうすると大臣、端的に言うと、大臣、時間が掛かるから、まずいと、時間が掛かるからこれは早期退職扱いにしたと、今の答弁はそういうふうに聞こえるんですが、よろしいですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) そうではなくて、我々とすれば、時間が掛かるのではなくて、実質上、審理をしている間にですねぇ、同じように退職ということがそこに目の前に迫っているということがあるわけでありますので、それを審理をする中でですね、私の立場からすれば、当然私が判断をして退職をしていただいたということであります。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 防衛大臣、その判断がですねぇ、非常に私は軽い、非常に軽い判断だと思うんです。大臣、副大臣、政務官が減給をする、先ほど来言ってい るように、これは重大問題であると。国権の最高機関である立法府に対する挑戦的な行為であるということは、これをほうっておいたらば国の、国の形が崩れるぐらい大変なことだということは多分共有していただいていると思うんです。にもかかわらず、どうしてこれ懲戒処分にしないんですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 私とすれば、常識的に言えばですね、航空幕僚長を解職、要するに解いた、更迭をした、という時点で、御本人とすれば極めて判断を大きくするところだと私は思っています。ですから、その時点で、懲戒処分するしない、ということよりも、その重さというものを御本人に自覚をしていただきたかった、そういう思いがあります。 ですから、今回、その中において、我々自衛隊という組織があるわけでありますんで、その中においてこれを、政府見解と異なることをまた新たに主張をされて、その主張が表に出て、そしてまたそれが自衛隊員の士気につながる、落ちるということにつながることは私としては避けたかったということでございます。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 防衛大臣、あのぉ、今の発言は私は非常に問題だと思うんですよ。 このぉ、このぉ懲戒手続に入ったときに、審理のときに、ですよ、あの、国民の目の前で田母神参考人に堂々と自説を述べてもらって、その中でですねぇ、我々国会の審議がどういうことをやって いるのかということをきちんとこちらでも言うことができる。あの、もちろん我々は、私は三十四万人の有権者の厳粛な信託を受けてここに立っております。国会議員 はみんなそうであります。そういうところで、我々が徹底的に審議していることに対して、行政府がこういうことを言うことについて、時間が掛かるからまずいだとか、あるいはいろんな自分の自説を述べられるとまずいというような、あたかも逃げているような印象を持ってしまうというのは当然だと思いますが、どう思いますか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) そのように、取られるとすれば、大変残念なことであります。私はそうは思っておりません。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 それでは、出だしにもう一度戻りますけれどもぉ、一番初めに辞表の提出を求められた。でぇ~ぇ、もしそれが駄目であれば懲戒手続に入るから、ということですね、懲戒手続に入るから、もし入ったときに審理辞退の意思を確認した、副長がですよ。要は、ごめんなさいと言って辞めるか、あるいは審理辞退をしてくださいと、懲戒をするから審理辞退をしてくださいねと、こう条件を出した。それに対して田母神参考人が乗ってこなかったから、今回の手続になったんじゃないですか

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) いや、そんなことはございません。私どもとすればですね、当然その可能性というものも追求をさせていただきました。ただ、その手続をしなかったというだけでございます。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 それでは田母神参考人に伺いますがぁ、え~、副長が電話なり訪問なりをして田母神参考人のところに意思確認をしたと。辞職をするか、あるいは懲戒手続の審理辞退の意思表示をしてくれと言ってきた。これについてはどのようにお感じになりました。

議長 田母神参考人

○参考人(田母神俊雄君) はい、まず先に、先生が私が立法府に対して挑戦をしているというふうにおっしゃいましたけれども、私は、いわゆる村山談話なるものを公然と批判したことは全くありませんし、論文の中でも全く触れておりません。したがって、それはあのぉ、妥当ではないというふうに思います。 それから、航空幕僚副長が私に言ってきたときに、私は、私が書いたものは、私は当然自衛官も言論の自由が認められているはずだから、その言論の自由を村山談話によって制約される、ということではないんではないかというふうに思っておりましたので、このぉ、岩崎副長に対しては、あのぉ、是非、どこが私が悪かったのかを審理してもらった方が問題の所在がはっきりするというふうに申し上げました。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 私は、田母神参考人のですね、内容的なお話は別として、自分の書いたものをきっちりと審理してもらいたい、という反応は当然だと思います。 この当然の反応に対して、それを受けて懲戒手続に入んなかったことの方が、私ははるかに問題だと思うんですけど、大臣、どうですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 私い、はそうは思っておりませんで、その懲戒手続の最後まで審理ができるというものは、その時点では私どもとすれ ば、時間が掛かって、その意味では途中でしり切れとんぼになる可能性があるということを、これを私どもとすれば判断したということでございまして、今委員 のおっしゃるように、その判断がと言われても、私どもとすればそれが最善の判断だというふうに思っております。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 懲戒手続がしり切れとんぼになるというのはどういう意味かをちょっと御説明ください。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) え、先ほどから申し上げておりますように、要するに定年が来る、まあ五十四日というのは平均日数でございますから、 いろんな今お話がこちらの方にやじが来ましたけれども、基本的には一番その懲戒免職に至るまでの日数からすればこれは十か月ぐらい掛かっているわけでござい ます。そういったことも含め、また、先ほど田母神前空幕長がおっしゃっているように、御自分の意見をですねぇ、しっかりと自分の意見を述べ、なおかつそこで自分の 一つずついろいろな違反等についても審理をしていただくということを勘案すれば、我々とすれば決して短い期間では終わらないだろうということを思い、そして、一月ということでございますので、我々とすれば、我々の判断として今回の決断をしたということであります。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 防衛大臣、自分の意見を述べることは何か都合が悪いことあるんですか

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 私どもとすれば、いろいろな隊員等に対する影響等も勘案してと先ほども申し上げたとおりでございますので、そういった影響を、我々とすれば一番いい形で処分することが重要だということを考えて今回の判断をしたところでございます。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 私は、それが非常に国民に対して不信感を与えている対応だと思います。 どうして、このぉ、堂々とですね懲戒手続に入って、今おっしゃっているのは、これは総理も同じようなことを言っているんです、これぶら下がりの記事の内容ですので、これは確認をしなければいけませんが、麻生総理も、定年になるから、その段階で決着しないと具合が悪いという、発言をされているんですね。こういう発言を聞くと、余りにも今回の話を軽くとらえている、 つまり、先ほど来、田母神参考人がおっしゃっておりますけれども、我々が問題にしているのは、内容の問題というよりもですね、我々がここにいて、立法府として意思決定に関することだけを我々はやっているわけですよ。外から見てどんなに、このぉ、歯がゆい思いを持ったとしてもですねぇ、立法府が決めた、立法府が決めることは立法府が決めないと、国の形自体が崩れてしまうという危機感を持って今言っているわけです。そういうことに対して、余りにも、防衛大臣、今の御答弁、時間がないとかいう話では余りにも軽過ぎる。 もう一度伺いますけど、これは麻生総理も同じような見解なんですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 私とすれば、決して軽い判断とは思っておりませんので、その中では、一番選び得る判断をしたということでございますので、決して軽い判断だとは思っておりません。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 もう一度伺いますが、時間が掛かること、が先ほど都合が悪いとおっしゃいましたけど、どうしてそれは都合が悪いんですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 今回の、それこそ今、あのぉ、私は、その言った内容が極めて政府見解と異なって、え~、それが問題であるということをお話を申 し上げました。これに関して我々としては毅然とした態度を示す必要があった。ですから、そういった者に対しては一刻も早くお辞めをいただきたい、という思 いでそういった形を取ったわけであります。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 では、お辞めをいただく形としてどうして懲戒手続に入らなかったのかということを先ほど来聞いているんです。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) ですから、我々とすれば、それを長期化することによって、え~、今回途中でですね審理が終わってしまうということに対する、これを防止するためにも、我々とすれば辞めていただくというのが極めて重要だと思ったわけであります。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 委員長、先ほど来、あのぉ、大臣に伺っているのは、長期化することがどうしてまずいんですかと聞いているんです。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 長期化することによって、え~、いや、私は別に長期化してもそれはいいのでありますけれども、しかし、それが一月でですよ、要するに定年退職が来るということが、これが一番の問題だと思います。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 長期化して一月に定年退職を迎えることがどうして問題なんですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) そこで審理が終わるということであります。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 けつが決まっていて、そこで一月で審理が終わってしまうから、だから懲戒手続に入らないというのは余りにも非合理な決断だと思いますけれども、どう思いますか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 私は、決してそうは思いません。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 もう一度、政府の見解を伺います。 これは懲戒手続に入るべき事案だったんですか、そうではなかったんですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 入ろうと検討いたしましたが、それを最後まで審理、そして結論を得るまでに至らないという判断をしたということであります。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 それでは、最後の結論に至らなかった、しかしながら、なるべく事を荒立てないように退職という形に持っていったと、そのよう にしか今の答弁では受け止められないんですけれども、何か確とした、懲戒手続には入らないという確とした理由は今の答弁では全く見えてこないんですよ。 そういうやり方で、そういうやり方で、このような事案を処理されようとするという、私は、政府のやり方が最も重大な影響を与えるのは二十四万の自衛官の皆さんだし、東京大学を始めとする学生の皆さんだし、こういうことがこれほど軽く受け止められるのかと、立法府の議論というのはその程度のものなのか、というふうに受け止められかねないんですよ。 こんな、こういうやり方で政府は本当によろしいんですか。懲戒しなくていいの。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) いや、事の重要性というものを考えて、逆に言えば、我々の判断に対して、今日この委員会において参考人として田母神さんをお呼びをして、そして我々の政府としての考え方を言っているわけですから、その意味では、委員会、国会の、今日極めて正常な形で、今やっているというふうに私自身は思っているところであります。

○委員長(北澤俊美君) 速記を止めて。 〔速記中止〕

○委員長(北澤俊美君) 速記を起こして。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 え、なぜ、なぜ懲戒の手続に入らなかったのかということについて、一つの大きな原因は六千万円と言われる退職金の問題かと思うんですが、そういうことも勘案をして、五十四日と言われておりますが、その期間内で終わる審理をですね、この五十四日であれば一月の退職のときの前には終わるはずなのに、どうしてそれを途中でやめてしまったのか、どうして懲戒手続に入らなかったのか、もう一度伺います。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) これはあのぉ、我々とすれば、なぜ入らなかったとか言われれば、我々とすれば、この懲戒手続に入った際に、航空幕僚長から空将に格下げをした、その際にこの定年の日数というのは、航空幕僚長においては、え~、定年の延長はできますけれども、空将の、えぇ~、定年延長はできませんので、その意味では、一月の終わりにですね、この定年が来るということでありますんで、その中で一番重要な、一番厳しい措置をするべきだというふうに考えて、我々とすれば、今回、懲戒の手続に入らずに、早期退職を求めたということでございます。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 それでは田母神参考人に伺いますが、もし審理に入ったら、御自分のこの政治的な意見をそこで述べるという気持ちがおありになったんですか。


○参考人(田母神俊雄君) はい。あのぉ、審理に入れば、あのぉ、私は、あのぉ、まあ村山談話というのは政治声明だと思いますから、我々にも表現の自由やら言論の自由は許されているはずだからというところは主張させていただくつもりでおりました。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 先ほど来、村山談話のお話をされておりますけれども、この件はですねぇ、村山談話あるいは一国の憲法解釈ということを超えた話でありますそれはなぜかというと、なぜかというと、これは侵略の定義、侵略の定義というのは、まさにですねぇこの安全保障にかかわる国会論議の中の中心的な課題であります。つまり、第一次世界大戦と第二次世界大戦で数千万人の犠牲が出たと、その上でようやく戦争を含む武力行使の違法化というのができたと。それについて唯一許されるのは自衛権の行使と七章下の集団安全保障であると、それ以外のものは侵略であると。しかし、侵略の定義というのはまだなされていない。この定義 がなされるのは多分、二〇一〇年に行われる、世界百八十か国以上のですね、政府代表が行って徹底的に議論をするローマ規程検討会議の中だと思うんです。 私が申し上げたいのは、こういうことはですね、行政府のことじゃないんですよこういう話は、立法府が、徹底的に議論するべき話であって、こういうような内容を、田母神参考人が自説を述べられるのは私は悪いとは思いませんけれども、しかし例えば、このぉ、…(発言する者あり)それでよくないんだよ、ちっとも。例えば、この ファクスの送信票を見ますとですねぇ、懸賞論文の募集についてと、いいですか、このぉ、この送信元が航空幕僚監部人事教育部教育課、というところから、あて先が、航空総隊司令部、各方面隊司令部、航空支援集団司令部を始めとする、各責任者に向けてこれが出ているわけですよね。内容を読みますと、何が書いてあるかというと、この 懸賞論文募集について、標記について歴史に重点を置いた精神教育の趣旨に合致するものとして隷下部隊に紹介願います、ということが上から来ているわけですね。田母神参考人は、統合幕僚学校の校長先生として、え~、経歴をお持ちですね。え~、純真な自衛隊員が入ってくる、もう雲の上のような存在の方ですね。そういう人たちが、これから日本のこの専守防衛、我々は誇りに思っておりますけれども、専守防衛の自衛隊の、この立派な原則に基づいて行動するこの自衛隊員に対して、政府見解 と違うこういうことを上から出すということについて私は大きな危機感を感じますけれども、田母神参考人はそのような自覚はお持ちですか。

議長 田母神参考人

○参考人(田母神俊雄君)(30:45) あのぉ、統幕学校の学生は一等空佐ですので、とてももう純真とは言えません、四十過ぎていますので。 それからですね、あのぉ、私が、そのぉ、学校ではですね、国の方針とかいろいろありますけれども、それはまた学校の中ではですね、いろんなことを議論、学校の中だけですから、例えば専守防衛という決められた枠から我々がはみ出て行動をするとかいうことではないわけですね。だから、それを、結局議論をして、そのぉ、自由に議論をしましょうということですね、学校では。それも議論ができないというとですね、日本って本当に民主主義の国家ですかと。何か決められるとですね、もう絶対に意見が言えないと、政治将校が付いて いてですね、どこかの国と同じくなっちゃうんじゃないですか

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 委員長、今、田母神参考人の御意見はよく分かりました。え~、私は、この内容についてこの場で議論するつもりは全くありません。今問題にしているのは、こういうですね、え~、田母神参考人の受け止め方ですね、議論をしてもいいだろう。しかも、大きな影響力を持つ、このぉ、まぁ言わば行政の長たる人物が、しかも教職にある人物が、政府方針とは違う、しかもあくまでも立法の範囲である話をこのような形で上から下に下ろしているということについて、大きな危機感はお持ちにならないんですか。どうして懲罰の対象にしないんですか。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) そこはあの~ぉ、大変問題であるから辞めていただいたわけでありまして、その辞めさせ方については御異論が、御議論があるかもしれませんが、私としては、今回、迅速な対応で辞めていただいたということでございます。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 最後に、もう一度伺います。今日は、あのぉ、防衛大臣にこのことだけを私は聞こうと思っていたんですどうして懲戒処分しないのかということなんです。一番初めは懲戒処分しようと思ってたんですよ。本人がもしごめんなさいと言って謝って辞めなければ、自分で退職をしなければ懲戒手続に入るということを、前提として御本人に初めは連絡をしているんですよ。にもかかわらず、本人が徹底的に論戦をすると言ったらやめてしまったんですよ。私は、これが不思議で不思議でしようがない。どうしてそういう弱腰になるんですか。立法府としてきちんとけじめをどうして示すことができなかったんですか。もう一回伺います。

議長 浜田防衛大臣

○国務大臣(浜田靖一君) 先ほど来申し上げていますように、この審理の時間、先ほど申し上げたように、その退職の時期というものを考えて、私とすれば、辞めていただくには一番それが早いということがございましたんで、私とすればそれを取ったということでございまして、委員の御意見に関しては、私はそういう指摘もあるだろうなというふうには思いますが、しかし私の判断としてはそういう判断を取ったということでございます。

議長 犬塚直史君

○犬塚直史君 これは、えぇ~、防衛大臣だけではなくて、麻生大臣も類似のことを述べております。定年になるから、その段階で決着しないと具合が悪いというようなことを述べております。 私は、このような、政府の取組は問責に値する、ということを申し上げて、私の質問を終わります。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-28(Sun) 01:49:16】
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指桑罵槐(しそうばかい)
 「2005年4月に中国各地で起きた大規模な反日デモ」とは、一体“誰が画策したデモ”なのであろうか。そこのところを是非とも掘り下げて記事にして欲しかった。

 「中国要人の発言や内部文書などをもとにした政府の分析」というけれども、“中国共産党”が全ての内部文書を公表するはずはなかろうに。

 確かに「アジアで唯一の常任理事国という地位の維持のためには日本の常任理事国入りは歓迎できないが、「国連改革に後ろ向きな中国」との国際イメージの定着や、日本側の対中感情の悪化による経済関係の冷却も好ましくないという判断があった」ということは事実なのであろうが、だからといって、「この時点では中国に、日本の常任理事国入りを『黙認』するという選択肢もあった」と考えることは、余りにも早計で無知すぎる。

 記事にいわく、「ところが、この年4月に北京はじめ中国各地で日本の常任理事国入り反対を掲げた反日デモが続発。日本に強硬姿勢をとり続けなければ反政府デモに転化しかねない様相を示し」「このため、中国は5月以降は常任理事国入りへの対応を明確な「反対」に転換し、外交ルートで本格的な阻止活動に乗り出したとされる」とは、余りにもマスメディア人としては“お人好し”すぎる解釈であろう。

 とはいえ、“お人好し”なところが日本人の長所でもあり欠点でもあるのだけれども。

 いずれにしろ、「胡主席は今年5月の来日時には「日本が国際社会で、さらに大きな建設的な役割を果たすことを望む。日本の方々には、中国側の積極的な態度を感じ取ってほしい」と踏み込んだ発言を行っている」とはいえ、少なくとも、お偉いマスコミ人とは違い、市井の日本人の多くは、お陰様で「騙されるな!」という“教訓”を数多くの学んできている。

 「指桑罵槐(しそうばかい)」の心根(精神)が中国人のDNAの中に隠されているのをお忘れなく。
 

“中国、反日デモ機に「反対・阻止」へ転換 日本の国連常任理事国入り ”msn産経ニュース
2008.12.27 01:31

 中国が日本の国連安全保障理事会常任理事国入りについて、2005年4月に中国各地で起きた大規模な反日デモをきっかけに、それまでの「引き延ばし」戦術から「反対・阻止」活動に転じていたことが26日、政府の情報担当部局の分析で分かった対日政策で譲歩すれば、国内の政情不安を引き起こしかねないと危惧(きぐ)したためだ一方で、最近は「中国も対日関係などいろいろ考慮しており、頭から反対ではない」(日中外交筋)との観測も出ている

 政府は、来年の安保理非常任理事国入りを機に「将来の常任理事国入りを頭に、しっかりとした活動を行っていく」(中曽根弘文外相)としている。そのために今後、拒否権を持つ中国をどう取り込んでいくかが外交課題となりそうだ

 中国要人の発言や内部文書などをもとにした政府の分析によると、中国共産党は05年1月の対日工作会議で、日本の国連常任理事国入りについて、明確な反対ではなく、問題決着を遅らせる「引き延ばし」戦術をとることを確認していた

 これには、アジアで唯一の常任理事国という地位の維持のためには日本の常任理事国入りは歓迎できないが、「国連改革に後ろ向きな中国」との国際イメージの定着や、日本側の対中感情の悪化による経済関係の冷却も好ましくないという判断があったとみられる

 米国の姿勢もあいまいだったため、中国が率先して態度を明確にする必要は必ずしもなかった。日中外交筋は「この時点では中国に、日本の常任理事国入りを『黙認』するという選択肢もあった」と指摘する。

 ところが、この年4月に北京はじめ中国各地で日本の常任理事国入り反対を掲げた反日デモが続発日本に強硬姿勢をとり続けなければ反政府デモに転化しかねない様相を示した。同月にジャカルタで行われた小泉純一郎首相(当時)と胡錦濤国家主席の会談でも、中国が期待した靖国神社参拝問題などでの日本側の譲歩は得られなかった。このため、中国は5月以降は常任理事国入りへの対応を明確な「反対」に転換し、外交ルートで本格的な阻止活動に乗り出したとされる

 ただ、この対日強硬姿勢も首脳会談が復活した安倍晋三内閣以降、徐々に軟化していき、胡主席は今年5月の来日時には「日本が国際社会で、さらに大きな建設的な役割を果たすことを望む。日本の方々には、中国側の積極的な態度を感じ取ってほしい」と踏み込んだ発言を行っている



凡人の独り言 | 【2008-12-27(Sat) 18:55:59】
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北澤俊美参議院議員の「“この際”発言」
 「“北澤俊美(きたざわとしみ)”参議院外交防衛委員会委員長」とは一体どのような人物なのであろうか。
 と、疑問を抱き少し調べてみた。
 北澤氏の“ホームページ上のプロフィール”によれば「1938年(昭和13年)3月6日生まれ」のおん歳70歳の長野県選出の“民主党”の議員さんであるようだ。

 確かに、全ての人というわけではないけれども、戦後、1945年(昭和20年8月15日)から、1952年(昭和27年4月27日)までの間に“義務教育”を含め“戦後教育”を受けた日本人に“頭のおかしな方”が多いのは事実であろう。

 仮に、昭和20年(1945年)に5歳であった子供たちは、現在63歳のご高齢であり、18歳の青年であれば今では立派に76歳の“後期高齢者”になっておられる。

 一言でこの世代の特徴を述べるとすれば、それは、幼少期から青年期にかけての“マインド・コントロール”の影響から未だに抜け出せないでいる、いわば「平和教(狂)の信者」ということになろう。そして、その経典は、「マッカーサー憲法(日本国憲法)」ということになるのではなかろうか。

 とうの昔に「本人」さえもそれが間違いであったことを認めているにもかかわらず、未だに“信仰”し続けているその悲惨な現状から勘案すれば、「平和教(狂)の信者」としかたとえようはあるまい。よほどいごごちが好いのであろうが、これらの信者のもう一つの特徴としては、やたら「自由・平等・人権」を呪文の如く唱えて、「非武装中立」や「世界市民」を標榜する習癖がある。
 これではかの“オーム真理教の信者”と何等変わりはあるまい。

 このような“頭のおかしな方々”は、今では齢(よわい)60歳から70歳の中頃までというところであろうか。とはいえ、勿論、例外もある。

 政治家を例にとれば、河野洋平氏(1937年1月15日生まれ)や加藤紘一氏(1939年6月17日)、そして山崎拓氏(1936年12月11日)は、確かに“この世代”ではあるけれども、かの村山富一氏(1924年3月3日)や土井たか子氏(1928年11月30日)は“この世代”からは外れた存在である。 

 ただ、結構、この“外れた世代”も曲者なのである。

 この“一風変わった方々”は、自らを“戦争体験世代”と評して恥じないお人柄でもある。終戦時、村山氏は21歳、土井氏は17歳、しかも戦後は、『「アメリカ帝国主義は日中両国人民共通の敵」との方針で我が国の社会主義人民共和国化を目指し、日米安全保障条約に反対で非武装中立を国是として自衛隊を違憲とした政党』である社会党の委員長まで登りつめた“逸材”である。このような“思想信条”の持ち主と、いわゆる“世代論”は一線を画するべきであろう。

 いずれにしろ、このような“宗教家”と思しきお方達が“国会議員”を勤められているのが今の日本の現状でもある。“政教分離”が聞いて呆れる。

 したがって、日本、日本人が、少なくとも“祖先を敬う心根”を取り戻し、“日本の伝統や文化”を大切にする“まともな国、国民”になるためには、後2~30年の年月は必要なのかも知れない、と考え込んでしまっているしだいである。

 なぜならば、このような“マインド・コントロール”された世代、および人間が、日本社会の中枢から引退されるまでには、日本に“夜明け”が訪れるとは思えないからである。彼ら、彼女らは「日本は悪い国」にしておかなければ飯が食えない状況に自らの意思で立脚してしまっている。いわゆる「敗戦利得者」なのであり、そしてその「既得権の擁護」が、彼ら、彼女らの行動原理なのである。

 戦後は、「軍人が諸悪の根源」とされてきた。しかし、私は、先の大戦の責任は、一番にこのような“頭のおかしな「文民」”にあるのではないかと考えている。そして、その“頭をおかしくさせている根幹”は、いわゆる“マルキシズム(左翼思想)”であると今はほぼ個人的には確信するに至っている。

 確かに、多くの“戦争に負けた責任”は矮小化された「軍人」にあるにしても、広義の意味での「文民」には責任はないのかというと、決してそのようなことはないであろう。歴史を真摯に紐解けば、むしろ、「軍人」以上に「文民」には責任があるのではないかと私は考えている。だから、“不戦の決意”を“文民統制”に求めるなどという、それこそ“妄想”を聞くたびに、“へそで茶を沸かす”ほどの“笑劇”を観る思いがする。

 あくまでも個人的な“私見”ではあるけれども、ことの本質の一つとしては、『その“誠実さ”故に「軍人(武人)」は「文民」に利用された』、ということがいえるのではなかろうか。

 したがって、私たちの現世代は、先ずは「このような現実」を直視し、“事実”に立脚して覚醒しない限り、次世代への責任を果たすことは出来ないのではあるまいか。

 次世代の子供たちの未来を担っているのは、今の私たち“現世代”の“大人”である。

 少なくとも、戦後、半世紀以上もの長きに渡って、私たち多くの日本人の精神(心根)を蝕み続けてきた“虚実”を暴くことこそが私たち“現世代の大人”に託された使命なのではあるまいか。

 と、私にとってはこのようなことまでも考えさせられてしまう「“北澤俊美(きたざわとしみ)”参議院外交防衛委員会委員長」の「“この際”発言」であった。 

“国会会議録検索システム”より

平成二十年十一月十一日(火曜日)
第百七十回 国会 参議院外交防衛委員会に於ける冒頭“煙説”


…本日は、参考人として、前防衛省航空幕僚長田母神俊雄君に御出席をいただいております。

 この際田母神参考人に一言申し上げます
 現在、本委員会ではいわゆる補給支援特措法改正案を審議しておりますが、今般、参考人の論文をめぐる問題を機に、我が国の文民統制に対する国民の懸念が高まり、その在り方が問われる事態となっております
 本日、参考人に出席を求めた趣旨は、国民の代表機関たる国会の場において、政府に対し、この問題をただす一環として招致したものであり、決して、本委員会は、参考人の個人的見解を表明する場ではありません
 参考人におかれては、この点を十分に理解し、質疑に対し簡潔に御答弁をいただきますようお願いをいたします

 さらに、本日の委員会の質疑に当たって、質疑者並びに答弁者に対し、委員長から一言お願いをいたします
 今回の前航空幕僚長の論文事案は、制服組のトップが自衛隊の最高指揮監督権を有する内閣総理大臣の方針に反したことを公表するという驚愕の事案であり、政府・防衛省において文民統制が機能していないあかしであります。このような中で国民が文民統制の最後のとりでとして期待するのは、国会であります
 昭和の時代に、文民統制が機能しなかった結果、三百数十万人の尊い人命が失われ、また、国家が存亡のふちに立たされたことは、忘れてはならない過去の過ちであります
 国家が存亡のふちに立った最初の一歩は、政府の方針に従わない軍人の出現と、その軍人を統制できなかった政府・議会の弱体化でありました。こうした歴史を振り返りつつ、現在の成熟した民主主義社会の下において、国民の負託を受けた国会が、その使命を自覚し、もって後世の歴史の検証に堪え得る質疑をお願いする次第であります。 …


これでは明らかに「文民統制」などではなく

「言論統制」だ!

「…もって後世の歴史の検証に堪え得る質疑をお願いする次第であります」とは、開いた口が塞がらない。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-27(Sat) 15:59:05】
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東京大空襲
 またまた観てしまった、「東京大空襲」
 とはいえ、私が見始めたのは午後10時ごろ。番組は既に9時から始まっていたようだ(“日テレ”26日)。
 今回は前回と違い、一挙にまとめて放送したらしい。
 DVDも来春、発売されるとのこと。
 もしかしたら、発売されたら購入するかもしれない。
 なにせ、前にもつぶやいたことはあるけれども、「東京大空襲」の“テレビドラマ”は珍しい。

20081226toukyoudaikuusyuu01

 今から63年前の、昭和20年(1945年)の3月10日に日付が変わった直後の深夜から未明にかけて、東京下町地区に対して行われたアメリカによる“無差別爆撃(ジェノサイド)”。
 もし、その時、“運が悪ければ”今の私はこの世に存在していない。
 当時、母は16歳になったばかりの女学生で、台東区浅草の松葉町に住んでいた。
 母は以前、家族4人で逃げまどった経験を話してくれたことがある。
 「足の裏が熱かった」との、母の言葉が忘れられない。
 
 いずれにしろ、昨今、“文民統制(シビリアン・コントロール)”なる言葉が喧しいが、少なくとも“東京大空襲”は、アメリカの“文民統制(シビリアン・コントロール)”の結果である。
 勿論、広島と長崎に投下された“原子爆弾”も、「文民」であるルーズベルトとトルーマン大統領によって計画され、実行もされた。
 はてさて、日本の“マスメディア人”も“知識人”も、そして“政治家”さえも、こんな“単純な事実(現実)”を忘れてしまっているのであろうか。

 おそらく、“忘れている”のではなくて、“文民統制(シビリアン・コントロール)”意味が理解できていないのが現実なのであろう。これでは田母神氏も大変だ。“戦後の呪縛”がこんなところにも現れてしまっている。困ったもんだ。
 
関連投稿;“東京大空襲”

凡人の独り言 | 【2008-12-27(Sat) 02:07:11】
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現実
はてさて…

何時の間にか…

取り得・・・

なくなっている。

2008年12月26日産経新聞(Net View)より20081226sankei03


凡人の独り言 | 【2008-12-27(Sat) 02:02:19】
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王貞治氏
「z・z・Wang〔zhen(ツゥウェン)zhi(ツゥィ)Wang(ワン)〕」さんは、たとえ父親が中国人(中国籍)で、国籍が台湾でも「疑うことなく日本人」である。

2008年12月26日産経新聞(Net View)より
20081226sankei01

 それにしても、父親が“中国人”で、国籍が“台湾籍”だとは知らなかった。
 王さんは、ルーツは“台湾人”で“日本国籍”を既に取得しているものとばかり思っていた。“国民栄誉賞”も受賞されていることだし…。

20081226sankei02

 とはいえ、“国籍”が何処であれ、王貞治さんは私たちが見習うべき「立派な日本人」である。
 
 あすなろおじさんは、“元野球少年”であります。

つれづれなるままに | 【2008-12-27(Sat) 01:52:23】
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田母神俊雄の国会質疑パート1
浅尾慶一郎議員(民主党・新緑風会・国民新・日本)の質疑

 尚、文面については“国会会議録検索システム”で公開されている「議事録」を下書きとして使用し、“参議院インターネット審議中継”の動画音声を“聞き取り”ながら、部分的に加筆・修正させていただいた。


170-参-外交防衛委員会-6号 平成20年11月11日

○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。
 冒頭、二、三参考人に伺いたいと思いますので、事実関係ですので簡潔にお答えいただきたいと思いますが、あのぉ、いわゆるアパの論文につきまして、二百三十五件の応募のうち九十四件が自衛官だということが判明しておりますが、参考人は記者会見でですね、こういう論文があるということを紹介はしたことがあるが、勧めたこと、組織的に勧めたことはないと言っておりますが、え~、自衛隊のどなたに紹介をしたのかお答えいただきたいと思います。

○参考人(田母神俊雄君) え~、私は、航空幕僚監部の教育課長にこういうものがあるというふうに紹介をいたしました。そして、私が指示をしたのではないかというふうに言われておりますが、私が指示をすれば、多分、九十八とか七十何ぼとかいう数ではなくてですね、もう一千を超えるような数が集まると思います

○浅尾慶一郎君 次に、参考人はですね、アパの代表であります元谷氏とですね、様々個人的な関係もあるというふうに報道されておりますが、私が調べましたところ、参考人の公用車、運行記録、都外、自衛隊の施設所在地以外というところでですね、本年の六月二日、アパグループ会長元谷氏の出版記念行事に行かれておりますが、このとき参考人は代休を取っておられますが、公用車を使って行かれたということで間違いありませんか。

○参考人(田母神俊雄君) えぇ、公用車を使って行っております。あのぉ、休暇については、取っていなかったのではないかというふうに思います。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、今朝、防衛省からはですね、代休を取っておられるという、あのぉ、説明があったものですから、あのぉ、ちょっとその点を明らかにしたいと思いますが、防衛省、分かりますか。

○国務大臣(浜田靖一君) で、あのぉ、当日、代休を取り参加したという記録があると承知しています。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、代休を取ったときに公用車を使うのがいいのかどうかと、これは非常に、あのぉ、不適切ではないかなということだけは指摘をさせていただきたいと思います。
 次にですね、アパとの関係で、そのぉ、え~、出版記念パーティーで、あるいはその他のときにですね、車代等の授受はございますか。

○参考人(田母神俊雄君) 車代等をいただいたことはございません。

○浅尾慶一郎君 すなわち、一切資金提供その他便宜を受けて、提供を受けているということはないということでよろしいですね。

○参考人(田母神俊雄君) はい。資金提供等は一切受けておりません。

○浅尾慶一郎君 え~、次に、え、防衛省に伺いますが、え~、あのぉ、防衛大臣はですね、今回の田母神参考人の論文がですね、え~、自衛隊法第四十六条のぉ~ぉ、懲戒処分の規定にある隊員たるにふさわしくない行為について、それの疑義があると、しかし定年との関係で疑義があるんで、審理の時間がないので、え~、審理はしなかったというふうに答えておられますが、そういう理解でよろしいですね。

○国務大臣(浜田靖一君) まあのぉ~、わ、私、今回の事案につきましてはですね、え~、基本的に、え~、政府見解と異なる答弁を、というか論文を公表したということが、極めて我々とすれば、問題、でありますし、また、え~、御自分のぉ~職種というものに対してですね、え~、そこの自覚という部分に対して、その立場にありながら、そういった論文を公表したということが極めて問題だというふうに認識をしておるところであります。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、私の質問はですね、あのぉ、まず政府見解と異なるものを発表したので、人事上の措置として空幕長の職を解いたと、え~、その次にですね、まあ過去にも国会の委員会の中で懲戒処分はしないのかという質問に対して、時間がないというお答えであったので、懲戒処分に当たる、そのぉ、自衛隊法第四十六条に規定する隊員たるにふさわしくない行為があったと、あった可能性については否定しないという理解でよろしいですかということなので、簡潔にお答えいただきたいと思います。

○国務大臣(浜田靖一君) 今回の、そのぉ~今委員の御指摘の点につきましては、我々とすれば、今回、そのぉ時間がないというようなお話をさせていただきましたけれども、今回のぉ~、手続等々を考えればですね、え~、我々とすればぁ~、この田母神幕僚長に対してですね、いろいろな形でお働きかけをさせていただいて、辞任を説得いたしましたけれどもですね、御自分がですね、そういった意味では、この処分に対してですね、いろいろな審問等に、審理に対してですねお答えをしていくということで、え~、お話をされましたので、そういった意味で今回そのぉ、手続に当たってですね、時間が掛かるというお話をさせていただいたわけですので、そういう意味では、我々とすればその点も含めてしっかりと判断をさせていただいたということであります。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、だから、長く答えていただく必要はないんです。その疑いがあったけれども、時間が、審理の時間が取れなかったので定年退職という措置をとったということで間違いないかどうか、間違いがないかどうかだけお答えいただきたいと思います。

○国務大臣(浜田靖一君) 結果的にそういう判断をしたということであります。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、まぁ私はですね、まず、そのぉ、審理に時間が掛かるということであってもですね、え~、その述べられていることの中身を争っても、そんなにこれは集中的にやれば時間が掛かるものではないと思いますので、その判断は間違っているというふうに思います、もしその懲戒ということでやっていこうというのであればですね。
 で、ちなみにですね、え~、自衛隊法のですね、これは、施行規則というものがありまして、え~、自衛隊法施行規則の第七十二条、「勤務の停止等」、ちょい読み上げます。「任命権者は、規律違反の疑がある隊員をみだりに退職させてはならない。」。ですから、これは任命権者が多分総理だと思いますが、防衛大臣はそれを補佐する役割ということになると思いますが、みだりに退職させてしまったということで、自衛隊法施行規則に反するんじゃないんですか。

○国務大臣(浜田靖一君) まぁあの、人事監督権は私にございます、ので、総理というよりも私の人事監督権ということだと思っておりますし、その中において、今回の、むやみにということではなく、私とすれば、今回の、そのぉ、田母神幕僚長の取った立場、そしてまた、そのお考えというものがですね私ども政府とは見解が違うということを考えたときには、当然我々とすれば、今こういう形で懲戒処分というものができないということであるならば、当然、そのぉ、……(発言する者あり)しない、それを私どもとすれば、しっかりとですね長くこのままとどまっていただくということが、今後自衛隊員に対してのいろいろな士気への影響というものも考えて、そういう部分で勘案をしたと思っておりますので、決してそれに該当するものではないというふうに思っております。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、簡潔にお答えいただきたいんですが、自衛隊法施行規則の第七十二条の二項、ですねぇ、「任命権者は、規律違反の疑がある隊員をみだりに退職させてはならない。」、みだりに退職させてはならない。どういう場合は、じゃ、みだりに退職させて、今回みだりに退職させたのではないというのであれば、なぜみだりでないかということをお答えいただきたいと思います。

○国務大臣(浜田靖一君) 基本的に、今回の場合はみだりということではなくて、その理由がしっかりあるからそういう形を取ったということであります。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、手続においてですね、時間が掛かるからということですが、過去の平均日数というのは五十四日ということなので、十分来年の一月までであれば時間があったということだと思いますので、私は、その時間を取らなかったのはみだりに当たると、ですから任命権者として自衛隊法施行規則に反すると、いうことを申し上げておきたいと思います。
 ちなみにですね、田母神参考人は「鵬友」という雑誌の昨年の五月号に今回の論文と同じ趣旨のぉ、あのぉ、意見を発表しておりますが、そのことは間違いございませんね。

○参考人(田母神俊雄君) えぇ、間違いございません。

○浅尾慶一郎君 で、その「鵬友」に寄稿されたときにですね、何らか内局等から注意はございましたか。

○参考人(田母神俊雄君) え~、注意はありません。

○浅尾慶一郎君 そうすると、昨年の五月の段階では、全く問題がなかったことが、今年になって問題になってきているというのは、マスコミが本件を大きく取り上げたから、問題になったというふうに田母神参考人は思っておられますか。
 別の聞き方をいたしますと、内局としては、昨年五月では同じことを認識していたんだけれども全く注意をしなかったと、しかし本年になって世間が騒いだから注意するようになったという認識を田母神参考人は持っておられるかどうか、お伺いいたします。

○参考人(田母神俊雄君) あのぉ、騒がれたから、まぁ話題になったというふうに思います。

○浅尾慶一郎君 では防衛大臣に伺いますが、なぜ昨年五月の段階では全く注意がなかったんですか、全く同じ内容で。

○国務大臣(浜田靖一君) その「鵬友」の中身、「鵬友」の雑誌の、その性格というものがですね部内誌であったということもございますし、そこまでですね、我々とすればそこまで、え~、目が及んでなかったというのは事実だと思っておるところであります。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、「鵬友」が部内誌というのはですね、これは任意のサークルが作っているということを承っておりますし、国会図書館にも出されている資料でありますし、しかもそのぉ大臣のところには百冊ぐらい内局に届けられていると。したがって、そのぉ、部内誌だからいいと、部内誌であれば政府の見解と異なることを発表してもいいということを今おっしゃっているんですか。

○国務大臣(浜田靖一君) 我々とすると、そのぉ~、今回の件も含めてそうでありますけれども、え~、自分の意見、考えというものをですね、決してこれを言ってはいけないということは、私どもはですね常日ごろから言っているわけではございません。当然、あのぉ、我々を補佐する意味で専門的な知識等々をですね私どもに言っていただくのは、決してこれは、あのぉ、いけないとは言っておらないわけでありますので、そういった意味においては、それが監督不行き届きと言われても、今の状況からいえば、その当時のですね同人雑誌というものに対しての寄稿というものを、我々とすれば逆に言えばチェックしていなかったというのは事実だと思います。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、じゃ、なぜ、今回はチェックをしたから航空幕僚長の職を解いたんですか。

○国務大臣(浜田靖一君) 私とすれば、先ほど来、今回の皆様方のシビリアンコントロールという点の御指摘を得た際に、今回の航空幕僚長という立場で、その見解を我々に通知せずに、そしてまた、その立場においてこれを発表したということが極めて問題だということを私どもは思っておるわけでございまして、その意味では、私どもの判断としてお辞めをいただいたということであります。

○浅尾慶一郎君 え~、確認いたしますが、え~、政府見解と、異なることを、発表しても、通知があればいいと、あるいは、そのぉ政府見解と異なることを、え~、申し上げても気付かなければいいということですか。

○国務大臣(浜田靖一君) そのようなことではございませんで、我々とすれば、当然これを手続上しっかりと、こういった形で応募をしました、内容はこうでありますということを報告いただければ、それに対して適切な指摘をさせていただいて、その認識について我々とすれば我々の考えをお伝えをし、当然そこでどのような判断をされるかを含めてですね、航空幕僚長の立場としての意見というものを我々とすればただしていかなければならない立場にあるわけでありますので、え~、ですから、言わないからとか、え~、言ったからということではなくて、今回の航空幕僚長という立場において極めて不適切であるという判断をしたところであります。

○浅尾慶一郎君 あの~ぉ、私の質問はですね、「鵬友」という雑誌に同じ内容のことを載せられたということを御本人が認めておられるわけです。そのときには一切注意もなかったと。で、その「鵬友」という雑誌はですね、航空自衛隊の方を中心に自衛隊の中がよく読んでおられる雑誌だというふうに理解しております。ということはですね、自衛隊の中の方は、その考え方が政府見解と異なってもそれがいい、まぁ、そういう考え方が正しいものだというふうに思う可能性もあるわけですね。仮に政府見解と異なるということであれば、「鵬友」に載せた段階でチェックをし、そして指摘をするべきだったんではないかと思いますが、その点について政府側に誤りがあったかどうか、その点をお伺いしたいと思います。

○国務大臣(浜田靖一君) 確かに、委員のおっしゃるとおりですね、そのときにはチェックができていなかったというのは事実だと思います。
 そして、それを、まぁ、今おっしゃったように、それが多くの隊員にですね影響を及ぼしたのではないかということに関して、可能性についてはですねこれは否定をしませんが、我々とすればその点もまだ、あのぉ、そういったことをチェックしていないわけでありますので、要するにその影響が出たとか出ないとかということについてはですね。ですから、それはまだ今ここですね私がお答えすることはできません。

○浅尾慶一郎君 私の質問は、チェックをしなかったことについての責任はどうなんですかということです。

○国務大臣(浜田靖一君) ですから、あのぉ、今、「鵬友」に関してのですね記事を今委員がおっしゃったようにですねチェックをしていなかったのは事実でありますので、それは問題であったと思います。

○浅尾慶一郎君 その責任というのはどなたが取ることになるんですか。

○国務大臣(浜田靖一君) いえ、あのぉ、これは先ほど来申し上げているように、あのぉ、そういった場合には上司の判断を得るということになっておりますので、え~、あのぉ、今、田母神幕僚長のそのときの地位のですね、あのときは、「鵬友」のときは自衛隊学校でしたか幹部学校でしたか、そこの上司がチェックする責任があったと思います。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、そのときはですね航空幕僚長でありましたので、昨年の五月の段階は。したがって、官房長がその責任があるという理解でよろしいですか。

○国務大臣(浜田靖一君) そういうことになると思います。

○浅尾慶一郎君 そうすると、官房長に対して何らか、そのぉ、見逃したということで処分を下されるんですか。

○国務大臣(浜田靖一君) これは昨日先日処分をさせていただきました。これは今回の処分でありましたが、そのときの処分に関しては、え~、我々とすれば考えておりませんで、今回の件に関しての処分をさせていただきました。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、まぁ私、これ非常に大きな問題だと思っていまして、つまり中の雑誌であれ、これはいろんな人が読まれることであって、そこに書いていることは、そのときは全く問題がないと、まあ多分問題視もされなかったんだと思うんですが、それが今度外に発表した段階で問題になっていること自体が実は、あのぉ、非常に大きな問題だろうと思っています。
 ちなみにですね、田母神参考人は今年の五月に東大の五月祭で講演をされています。私、その講演の原稿も読みましたが、かなり今回のアパの論文とは異なっておりますが、この講演については当時の石破大臣が原稿をチェックしたと、そしていろいろと筆を入れたというふうに聞いておりますが、そういう理解でよろしいですか。

○参考人(田母神俊雄君) 原稿は書いておりません、ので原稿のチェックは受けておりませんが、石破防衛大臣からは十分注意して発言してくださいという指導は受けました。

○浅尾慶一郎君 石破防衛大臣からそういう注意を受けたときにはですね、かなり内容が異なることを、まぁ東大の五月祭では、内容が異なるというか、御自身の意見としてではなくて、世間でこういうことが言われている的な発言をされていると。今回のアパのときにはかなり御自身の意見として言っておられるんですが、え~、東大のときとアパのときと中身を変えられたのは何か理由がございますか。

○参考人(田母神俊雄君) えぇ、それは私の直接の上司であります大臣の指示でありますから、まぁ、これには従わなければいけないということで、私は、あのぉ、まぁ、あの今回のアパの論文に比べればですね、軟らかい表現にしたというふうに思います。
 ただ、私はですね、あのぉ、このいわゆる村山談話なるもので批判されておりますが、村山談話の見解と私の論文とは別物だというふうに思っております。全く、村山談話は別に具体的にどこのどの場面が侵略だとかそういうことは全く言っておりませんので、私は、村山談話の見解と違ったものを書いたとは思っておりません。我々も、あのぉ、憲法十九条、二十一条、二十三条の自由は……


○委員長(北澤俊美君) 参考人に申し上げます
 冒頭の委員長の趣旨を体して御発言をいただきたいと思います

○参考人(田母神俊雄君) はい。

○浅尾慶一郎君 あのぉ~、防衛大臣に伺います。あのぉ、石破大臣から注意をされたときにはかなりその大臣の注意であったので、え~、それを受けて、え~、それに従って、え~、発言をしたと、東大の講演のときはですね。え~、今回については、口頭ではあったけれども、中江官房長に対してですねアパの論文に応募するということを田母神参考人も言っておられるというふうに聞いておりますし、そのほか、そのぉ、九十四人の航空自衛隊の隊員がですね応募したのは、これはすべて中身をですねそれぞれのところにおいてチェックをしたというふうに、特に小松基地の論文についてチェックをしたというふうに聞いておりますが、え~、そのチェックした結果ですね、まぁ、田母神参考人と同趣旨のものが相当数あったんではないかと思いますが、どういうチェックをされたか伺いたいと思います。

○国務大臣(浜田靖一君) 今あのぉ、調査をしているところでございまして、今回、チェックした中身に関してはですね、今委員がおっしゃったように、ことで、田母神元幕僚長と同じ趣旨のものはなかったというふうに聞いておるところであります。
 ただ、基本的にこれは聴き取りの形しか取れませんで、今のところまだ調査段階ということでございます。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、私の質問はですね、もう出す前に事前にですね読んでおられるというお答えだったんですが、そういうまず事前にですね論文を、田母神参考人ではなくて、九十四人のうちの小松基地に所属しておられる方の部分については事前に読んでおられるということですから、まず事実関係について、事前に読んでいるという理解でよろしいですかということです。

○国務大臣(浜田靖一君) 今調査している中ではですね、項目立て、そして本人に対して確認というところまでで、全部読んでいるというわけではないと思います、うちの方の調査ではですね。

○浅尾慶一郎君 え~と、今朝の話では少し提出があったということだったんですが、そういうことではなくて、取りまとめて、あのぉ、要するに、小松基地においてはですね提出期限を延ばして取りまとめて全部まとめて出したということであるので、その段階で読んでいるという御発言だったんですけれども、そうではないんですか。

○国務大臣(浜田靖一君) 今、私への報告ではですね、全部読んだというふうには聞いておりません。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、まぁ、ある基地においてですね論文を取りまとめて、まとめて出すというのはかなり異例だと思いますが、加えてですね、先ほどお話がありました、え~、教育課長がですね懸賞論文を、まぁ、あるよということを、まぁ、通知するファクスをですね全部隊に送っていると。その教育課長に伝えたのは田母神参考人だということでありますが、こうした企業が、メセナ活動とはいえ、主催する論文にですね、そのぉ、航空の幕の教育課長がそれを通知するというのはですね、まず一般的に行われていることなのか、そして、自衛隊の隊員として隊員たるにふさわしい行為なのかどうか、大臣の見解を伺いたいと思います。

○国務大臣(浜田靖一君) え、今回のような形は初めてでございます。
 そして、ただ、あのぉ、こういった懸賞というものに、論文の提出というものに対してですね応募することというのは決して我々は、あのぉ、禁止しているわけでもございません。ただ、まぁ、今回のように、まぁ、極めてそういう意味では異例の、異例というか、まぁ、そういった状況の中で応募するというのは、今後考えなければならないかなというふうに思っておるところであります。

○浅尾慶一郎君 そのぉ、勧める、論文に応募すること自体、私は問題があると言っているわけではありませんが、特定の企業が主催している論文に、懸賞論文を勧めるというのはやはり異例だということは認められるわけですね。

○国務大臣(浜田靖一君) まぁ、今回の案件に関しましては、委員のおっしゃるとおりだと思います。

○浅尾慶一郎君 そのぉ、教育課長の行為というのは、自衛隊法第四十六条のですね隊員たるにふさわしくない行為ではないんですか、あるんですか。

○国務大臣(浜田靖一君) 今御指摘を受けた点において、また我々とすれば検討しなければならないかもしれませんので、お時間をいただきたいと思います。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、田母神参考人に伺いますが、参考人はですね論文の中で集団自衛権や武器の使用について見解を述べておられます。これは、あのぉ、現行の政府解釈とは異なることをおっしゃっておられますが、え、その政府解釈を変えた方がいい、あるいは憲法を改正した方がいいという気持ちを持って、そういう世論を喚起しようと思って論文を書かれたという理解でよろしいですね

○参考人(田母神俊雄君) あのぉ、その時点では、ただ紹介されておる、現行、一般にですね話されているようなことをまとめて書いて、日本の状況はこうなっていますと言っただけであります

○浅尾慶一郎君 あのぉ、要するに、集団的自衛権が、集団的自衛権の行使を認めるべきだという趣旨で書かれたのではないということですか

○参考人(田母神俊雄君) えぇ、特にそこまでは訴えておりません

○浅尾慶一郎君 あのぉ、私が読んだ限りにおいてはですね、そういうものがなくてなかなか大変だというふうなことを書かれているような気がいたしますが、え~、そうすると、少し書いたときと気持ちが変わったということですか

○参考人(田母神俊雄君) いや、今はもう改正すべきだと思っております

○浅尾慶一郎君 あのぉ、憲法を改正するべきだというふうに思っているという理解でよろしいですね

○参考人(田母神俊雄君) はい。国を守ることについてですね、これほど意見が割れるようなものは直した方がいいと思います

○浅尾慶一郎君 あのぉ、自衛隊法の第六十一条の政治的行為の制限についての解釈でありますけれども、政治の方向に影響を与える意図というのは、まぁ、例えば憲法を変えるということも含まれるのかもしれませんが、そこについてですねどのような、意見を言うのは構わないという理解なのか、それとも、そこの解釈はどういうふうに大臣されておられるか伺いたいと思います。

○国務大臣(浜田靖一君) 先ほども申し上げましたように、我々、当然これは私を補佐する立場でスタッフの皆さん方いらっしゃるわけですから、私に対していろいろな御自分の知識等を私に言っていただくのは構わないというふうに思いますが、しかしながら、我々政府見解として今ある、そのぉ、見解に沿った形の中で当然私を補佐するということがあるわけでありますので、御自分の知見を私に言う場合には、当然今回の問題になっているような案件に関しては、この範囲内で私どもに、私自身にまた知識をいただく、専門知識を言っていただくということになろうかと思います。

○浅尾慶一郎君 したがって、そのぉ、自衛隊法のですね八十七条、政治的目的のために官職、職権その他公私の影響力を利用することに当たる可能性があるというふうに理解していいんですか、本件については。

○国務大臣(浜田靖一君) あのぉ、今回の、そのぉ、まぁ、憲法に関してですね見解を述べる行為というのはですね、え~まぁ、隊員の思想、信条、自由の表現、表現の自由というか、そういうものを有するわけでありますんで、憲法に関して見解を述べることは一概に禁止されているわけではございません。
 政治的行為との関係においてはですね、日本国憲法に定められた民主主義政治のですね根本原則を変更等しようとする意思を持って特定の政策を主張し、またこれに対するものでない限り隊法六十一条で制限される政治的行為には該当しないと考えているところでございます。

○浅尾慶一郎君 あのぉ、本件についてはですね、先ほども申し上げましたけれども、え~、過去に、過去にというか一年前にですね「鵬友」という雑誌に全く同じことを書いていると、そのときは全く問題になっていない。でぇ~、アパの懸賞論文では問題になっているということはですね、そもそもその防衛省の中のですね基準が非常にあいまいであるということは私は指摘をさせていただきたいと思います。
 これはあのぉ、田母神参考人個人ということではなくて、中の基準がはっきりしなければですね、幾らそのいろんなことを言っても、意見を言えと、まぁ、多分、田母神参考人はですね、石破大臣が退任されるときか何かに、どんどん意見を言えということで自分の意見を言ったんだということを言っておられると思いますが、その意見を言ったら、過去は良かったけれども今度は駄目だというダブルスタンダードが一番の問題だと思いますし、ダブルスタンダードを改めない限りシビリアンコントロールというのは利かないと思いますが、その点についてどういう反省で取り組むか、お答えいただきたいと思います。

○国務大臣(浜田靖一君) 今委員御指摘のとおり、そういった基準というのはですねやはり明確であるべきだと思っておるわけでございますし、え~、今後我々とすれば、その点をしっかりと直しながら、こういったダブルスタンダードのないようにしていきたいというふうに思っておるところでございます。
 まさに、我々とすれば、その点しっかりとした基準をつくりながら、またいろいろと御指摘をいただきながらそういったものをつくり上げていきたいというふうに思っておるところであります。

○浅尾慶一郎君 え~、田母神参考人は、今、あのぉ~、の議論で、過去は問題になっていない、「鵬友」の記事については問題になっていないけれども、今回問題になったことについて、そして空幕長を更迭されたことについて簡潔に、なぜそうなったのか御自身の感想を伺いたいと思います。

○参考人(田母神俊雄君) えぇ、私は、あのぉ、言われております村山談話と異なる見解を表明したということで、まぁ更迭をされたということでありますけれども、これについては、まぁシビリアンコントロールの観点から、あのぉ、私は、あのぉ見解の相違はないと思っておりますが、あのぉ大臣が見解の相違があると判断をされて、不適切だと判断をして私を解任をするというのは、まぁ政治的に当然だろうというふうに思います。
 私は、私の書いたものはいささかも間違っているとは思っていませんし、日本が正しい方向に行くためには必要なことだというふうに思っております


○浅尾慶一郎君 いや、あのぉ、私の質問は、一年前は全く問題なかったと、で、今回問題になったことについて、どういう趣旨で今回は問題になって、一年前は問題にならなかったというふうに理解されているかという質問ですが。

○参考人(田母神俊雄君) ま、今回は、あのぉ、やっぱり多くの人の目に付いてマスコミ等で騒がれたからではないかというふうに思っております。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-27(Sat) 01:05:10】
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犬と“日本人もどき”に論語?
 “月見櫓”さんには、時たま大いに考えさせられる。
 以下の“犬と朝鮮人に論語”を読ませていただいていて、つい“田母神論文”のことを思い出してしまった。

「自分の国を自分で守る体制を整えることは、我が国に対する侵略を未然に抑止するととにも外交交渉の後ろ盾になる」〔田母神 俊雄〕

 ということは、「侵略すると痛い目に遭うよ」ということを「条件付け」しなければいけないということだ。
 それは、“歴史”にしろ“精神”にしろ“国土・国民”にしろ全て同じことである。
 いくら「躾けや教育や指導(外交交渉etc.)」を重ねたところで、“拉致被害者”は取り戻せず、“北方四島”も未だに拉致されたままで、“竹島”は実効支配され続け、あげくのはてには“対馬”まで奪われようとしている。
 さらに、“尖閣諸島”や“東シナ海”、そして“沖縄”までもが“「亞人類」の親玉”に狙われている。
 だから、“自衛隊”は強くなければならない。
 今の憲法下の自衛隊では、「どうせ反撃など出来やしないだろう」となめられてしまっている。
 それこそが“日本人もどき”の「自衛隊の弱体化(護憲)」の真の目的ではないかと疑ってしまう。
 矢張り、

「日本人相手にオイタをしたら、日本人に殴られる」
by “月見櫓”さん

 と、しっかりと知らしめる(「条件付け」する)必要があろう。

犬と朝鮮人に論語

…日本では、何かにつけ抑止派が割と幅を利かせているのが現状だと思います。北朝鮮にミサイルを撃ち込まれても1発なら誤射とか言っていたクオリティ・ペーパー(wがありましたし、韓国に自国領土を武力で不法占拠されているにも関わらず、日本は軍事的恫喝の機会があっても、実行しようとはしません。

そういう日本の現状を鑑みれば、好戦派が多少増えているからと言って、抑止派が抑圧されるようなことは、当分ないでしょう。今後は好戦派が更に台頭して、両論を活発に戦わせることが出来るようになれば、より良いバランスに近づくのではないかと思っております。

さて次に、今回の件を「人を咬んだ犬を殴ること」に喩えたために、これを「躾け」と理解された方がいらっしゃったようですが、それは誤解です。「人を咬んだ犬を殴ること」は「躾け」ではなく、「懲戒」です

現実的な話を申し上げれば、もし犬が人を咬めば、一般的にはその理由の如何を問わず、加害犬は殴られる程度では済みません。これは犬に限ったことではなく、人間以外の全ての動物は、人間に危害を加えれば(場合によっては未遂でも)自動的に有罪が確定しますし、多くの場合、その懲罰は死刑です。

それは「野生動物は言うまでもなく、たとえ人間社会に適応するような躾けを受けた動物であっても、一度人間に危害を加えることを覚えた動物は、再び人間に危害を加える懼れがある」という理由からでしょう。

人間に危害を加えることを覚えた亞人類には、人間に危害を加えることを覚えた獣同様、躾けなど無駄だと思います。表面上、人間的なお行儀を覚えたように見えても、いつ人を襲うかわかりません。実際、亞人類の犯罪の種類と発生率を見れば、その確率は決して低くないのです

そもそも亞人類に対して躾けという行為が有効かどうかは既に、私たちの先祖が足掛け36年も費やして試した末に、挫折したという現実があります。そんなことをするぐらいなら、馬に念仏を聞かせて悟りに至らせる努力をした方が、よほど望みがあります

ですから、私が韓国人にしていること、するべきだと思っていることは「躾け」ではなく、もちろん「教育」や「指導」でもなく、単に「日本人相手にオイタをしたら、日本人に殴られる」という「条件付け」です



凡人の独り言 | 【2008-12-26(Fri) 02:16:24】
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自衛隊退職にあたっての所感
 今、田母神氏の“自らの身は顧みず”を何気なく、ペラペラと捲っていた。
 すると、“巻末付録”の一文が目にとまった。
 もしかしたら、私たち日本人、そして日本国は、素晴らしい司令官(リーダー)を失ってしまったのではなかろうか。
 そう考えると、“朝日の社説”ではないが、思わず“ぞっと”してしまった。
 去る11月11日の参議院外交防衛委員会の席上で、左胸に“ブルーリボン”を着けた田母神氏の毅然とした態度が思い浮かばれる。少なくとも私には、他の国会議員の方々で“ブルーリボン”を身につけている方は見つけられなかった。

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“自らの身は顧みず”の「帯写真」より

(時事通信本社での記者会見の冒頭に発表)

自衛隊退職にあたっての所感
平成二十年十一月三日

 このほど自衛隊を退職するにあたって一言所感を申し上げます。
 私は十月三十一日付で航空幕僚長を解任され、十一月四日付で自衛官の身分を失うことになりました。
 自衛隊に勤務して三十七年七ヶ月、防衛大学校から数えれば通算四十一年七ヶ月になります。自衛隊関係者や国民の皆様方の支えがあって今日まで勤め上げることができました。感謝に堪えません、誠にありがとうございました。
 解任の理由は、私が民間の懸賞論文に応募したその内容が「政府見解と異なって不適切である」というものでした
 しかし、私は国家国民のためという信念に従って書いたもので、自ら辞表の提出は致しておりません。その結果、解任という事態となりましたことは自衛隊とともに歩んでまいりました私にとりまして断腸の思いであります
 もとより私にとって今回のことが政治に利用されるのは本意ではありません。また、航空自衛官、ひいては自衛隊全体の名誉が汚されることを何よりも心配致しております。
 私は常々、「志は高く熱く燃える」ということを指導してまいりました。
志が高いということは自分のことよりも国家や国民のことを優先するということです熱く燃えるということは、任務遂行にあたりいかなる困難に突き当たろうとも決して諦めないということです
 論文に書きましたように、日本は古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国家です。決して「侵略国家」ではありませんしかし、戦後教育による「侵略国家」という呪縛が国民の自信を喪失させるとともに、自衛隊の士気を低下させ、従って国家安全保障体制を損ねております
 日本の自衛隊ほどシビリアンコントロールが徹底している「軍隊」は世界にありません。私の解任で、自衛官の発言が困難になったり、議論が収縮したりするのではなく、むしろこれを契機に歴史認識と国家・国防のあり方について率直で活発な議論が巻き起こることを日本のためにも心から願っております

“自らの身は顧みず”巻末付録(229~230頁)より


 是非とも、せめて政治家の方々には「志は高く」持って、議員活動に精進していただきたいものである。
 残念ながら、今の私には、「“志が高い”政治家」も「“志が高い”国家官僚」も「“志が高い”地方公務員」もほとんど見つけられずにいる。

「志が高いということは自分のことよりも国家や国民のことを優先するということです」

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-26(Fri) 00:10:30】
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国会会議録検索システム
 いやはや参った。こんな便利なサイトがあったなんて、恥ずかしながら、知らなかった。
 前掲の山内徳信議員の質疑の内容は、動画を見ながら一文字一文字キーボードを叩いて作成してしまった。確かに指の運動にはなったけれども、何か、虚しさを感じている。時間にして2~3時間は掛かったであろうか。

「国会会議録検索システム」

 早速、利用させていただくことにしよう。
 先ずは、先の「外交防衛委員会 」の詳細から。

20081226gaikougoudouiinnkai01

第百七十回 国会

参議院外交防衛委員会会議録第六号

平成二十年十一月十一日(火曜日)
   午前十時二分開会
    ─────────────
   委員の異動
 十一月六日
    辞任         補欠選任   
     山本 博司君      山口那津男君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長           北澤 俊美君
    理 事
                    浅尾慶一郎君
                    犬塚 直史君
                    藤田 幸久君
                    浅野 勝人君
                    木村  仁君
    委 員
                    喜納 昌吉君
                    佐藤 公治君
                    徳永 久志君
                    白  眞勲君
                    牧山ひろえ君
                    柳田  稔君
                    岸  信夫君
                    小池 正勝君
                    佐藤 正久君
                    橋本 聖子君
                    山本 一太君
                    浜田 昌良君
                    山口那津男君
                    井上 哲士君
                    山内 徳信君
   国務大臣
       外務大臣       中曽根弘文君
       防衛大臣       浜田 靖一君
       国務大臣
       (内閣官房長官)   河村 建夫君
   副大臣
       外務副大臣      橋本 聖子君
       防衛副大臣      北村 誠吾君
   大臣政務官
       外務大臣政務官   柴山 昌彦君
       防衛大臣政務官   武田 良太君
       防衛大臣政務官   岸  信夫君
   事務局側
       常任委員会専門
       員            堀田 光明君
   政府参考人
       人事院事務総局
       職員福祉局長    川村 卓雄君
       外務大臣官房審
       議官          石川 和秀君
       外務省総合外交
       政策局長       別所 浩郎君
       外務省北米局長   西宮 伸一君
       外務省中東アフ
       リカ局長        鈴木 敏郎君
       外務省国際法局
       長            鶴岡 公二君
       防衛大臣官房長   中江 公人君
       防衛省人事教育
       局長          渡部  厚君
   参考人
       前防衛省航空幕
       僚長          田母神俊雄君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の
 実施に関する特別措置法の一部を改正する法律
 案(内閣提出、衆議院送付)
    ─────────────


 後日、各議員の“田母神イジメ”の詳細を見ていくことにしよう。
 “浅尾慶一郎議員(民主党)”“犬塚直史議員(民主党)”“小池正勝議員(自由民主党)”“浜田昌良議員(公明党)”“井上哲士議員(日本共産党)”、そして、“北澤俊美参院外交防衛委員長(民主党)”“浜田靖一防衛大臣(自民党)”
 とりあえず、“山内徳信議員(社会民主党)”は終わっている。
 この中で北澤氏と山内氏は間違いなく“いじめっ子”ではあったが、浜田氏は、もしかしたら“泣いて馬謖を斬る”の心境であったのかも知れない。
 とはいえ、“いじめっ子仲間”であることには違いはないが。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-25(Thu) 22:33:31】
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田母神俊雄氏の国会答弁
 先日(2008年11月11日)行われた参議院外交防衛委員会での審議の模様は“参議院インターネット審議中継”のホープページに動画で掲載されている。
 一部審議中断(速記中断/音声なし)の場面は少し気になるも、その全体像は何とか確認ができるのではなかろうか。
 審議の内容については“西村幸祐氏の酔夢ing Voice ”で大方は確認はできるものの、田母神氏とのやりとりがほとんどない“独演会”だったことが理由かと思われるが、社会民主党の山内徳信氏の質疑応答(独演会)の内容が記されていなかった。「田母神氏の国会証言全文」とあるので致し方なかろうとは思ってはいたが、よくよく聞きなおしてみると、山内徳信氏の質疑にも田母神氏は二度、答えられていた。
 何れにしろ、質疑に先立つ参院外交防衛委員長である北澤俊美氏の「冒頭発言(03:25)」なり、最終質疑者の「社会民主党の山内徳信氏の質疑(独演会)の内容」は、戦後民主主義の実態を明らかにする為には絶好の教科書と成り得るものと思われる。戦後民主主義の、そして敗戦利得者の根幹にかかわる認識なり歴史観を象徴しているような発言に感じられた。

 したがって、ここにあらためて「山内徳信氏の質疑」の模様を文字に起こすことにした。
 そして、それとは別に「田母神氏の全ての国会証言」も転載させていただくことにする。
 いずれ、質疑も含めた「全内容」については、拙ブログにアップさせていただきたいとと考えてはいるが、とりあえずは田母神氏の答弁の内容によって各議員の質問事項は推察していただきたい。
 尚、“要約”については“西村幸祐氏の酔夢ing Voice ”で、”全内容”については“参議院インターネット審議中継”で確認は取れる。

 結果、今般の「参議院外交防衛委員会」では、田母神氏の論文の内容については一切触れないように国家議員の皆民様方が徒党を組んで一生懸命努力している様子が伺える。
 どうやら、“国民の負託を受けた国会議員”の皆様方にとっては、“事実(真実)”がどうであれ、未だに「日本だけが侵略国家」でなければ困るらしい。
 はてさて、民主党の犬塚直史議員が話されていたように、もし、「“侵略”に対する国際的なコンセンサス」が確立してしまったらどうするつもりなのであろうか。そうなれば、少なくとも「日本だけが侵略国家」などとはいえなくなるはずである。あるいは、日本は「侵略国家ではない」とされるかもしれない。その時には是非とも責任をとっていただこう。日本が嫌いな敗戦利得者の国会議員の皆様方には。
 今は多くが民主党員ではあるけれども、旧社会党員のような惨めで恥ずかしい姿は見せないでいただきたい。その暁には、潔く国会議員を辞職されることを願っている。
 

“参議院インターネット審議中継”より

 開会日 : 2008年11月11日 (火) 
 会議名 : 外交防衛委員会
 収録時間 : 約2時間43分

 外交防衛委員会(第六回)
   政府参考人の出席を求めることを決定した。
   テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別
   措置法の一部を改正する法律案(閣法第四号)(衆議院送付)に
   ついて浜田防衛大臣、中曽根外務大臣、河村内閣官房長官、橋本
   外務副大臣、政府参考人及び参考人前防衛省航空幕僚長田母神俊
   雄君に対し質疑を行った。

 質疑者5名。

浅尾慶一郎(民主党)
犬塚直史(民主党)
小池正勝(自由民主党)
浜田昌良(公明党)
井上哲士(日本共産党)
山内徳信(社会民主党)

【委員長の冒頭発言】

北澤俊美・参院外交防衛委員長(03:48)

「…テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり政府参考人として参考人として人事院事務総局職員福祉局長川村孝雄君ほか、7名の出席を求め、その説明を聴取することにご異議ございませんか。
ご異議ないと認め、さよう決定いたします。
テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。本日は参考人として前防衛省航空幕僚長、田母神俊雄君にご出席をいただいております。
 この際、田母神参考人に一言申しあげます。現在、本委員会ではいわゆる補給支援特措法改正案を審議しておりますが、今般、参考人の論文をめぐる問題を機にわが国の文民統制に対する国民の懸念が高まり、そのあり方が問われる事態となっております
 本日、参考人に出席を求めた趣旨は、国民の代表機関たる国会の場において政府に対し、この問題をただす一環として招致したものであり、決して本委員会は、参考人の個人的見解を表明する場ではありません。参考人におかれてはこの点を十分に理解し、質疑に対し、簡潔にご答弁をいただきますようようお願いをいたします
 さらに本日の委員会の質疑にあたって、質疑者ならびに答弁者に対し、委員長から一言お願いをいたします。今回の前航空幕僚長の論文事案は、制服組のトップが自衛隊の最高指揮監督権を有する内閣総理大臣の方針に反したことを公表するという驚愕(きょうがく)の事案であり、政府防衛省において、文民統制が機能していない証であります。このような中で国民が文民統制の最後の砦(とりで)として期待するのは国会であります
 昭和の時代に文民統制が機能しなかった結果、三百数十万人の尊い人命が失われ、また、国家が存亡の淵に立たされたことは、忘れてならない過去の過ちであります。国家が存亡の淵に立った最初の一歩は、政府の方針に従わない、軍人の出現と、その軍人を統制できなかった政府議会の弱体化でありました。こうした歴史を振り返りつつ、現在の成熟した民主主義社会の下において、国民の負託を受けた国会がその使命を自覚し、もって後世の歴史の検証に耐えうる質疑をお願いする次第であります。それでは質疑のある方は順次、ご発言をお願いします」


※追記; 北澤俊美・参院外交防衛委員長に一言申し上げたい。
 “スターリン”も“ヒットラー”も“毛沢東”も、もともとは「文民」である。
 また、人類史上、初めて原爆投下を指令した“ルーズベルト”も“トルーマン”も、勿論、「文民」であった。


◎社会民主党・護憲連合の山内徳信議員の質疑の模様
(※山内徳信議員の独演会。)


議長; 「山内徳信君」

山内議員; 「はい。え~、社民党護憲の山内徳信でございます。私は、え~、今日の田母神参考人の、え~、答弁を聞いていまして、日本は、戦前の、軍隊が暴走した、その少し前まで、そういう状況に立ち至っておるという、危機感を感じております。したがいまして、防衛大臣もしっかり答弁をして、この委員会終われば、という気持ちを持ったらいかんと思います。政府見解に対する、(咳払い)、田母神参考人の見解、村山談話、河野談話、等々が、政府の見解になるわけでありますが、参考人本人は、言論の自由を主張していらっしゃいます。基本的人権としての言論の自由を、私たちは尊重をしますが、その職責にある人が、個人と同じように、全くそういう気持ちで、論文を書くことが、あるいは、若い自衛官の前で講話をすることが、許されていいのかどうか。そしてご本人は、逸脱しているとは思わないと、ついに仰ったんです。したがいまして、政府として、防衛省として、自衛隊の再教育、自衛隊の中の総点検をする必要があると思いますが、大臣、決意のほどを語って下さい。」

議長; 「浜田防衛大臣」

浜田防衛大臣; 「それこそ、この案件というのが、先程来、委員の先生方からご指摘がありますように、極めて重要な問題でというご指摘を私自身も受けているわけでございますので、え~、その点は、今、委員からご指摘の思いをですね、しっかりとたいしてやっていきたいと思っておりますし、この問題、今日の委員会というものをですね、え~、終わったからそれでいいという、というふうにも考えておりません。我われはしっかりと答えを出していかなければならないと思いますので、え~、今の先生の決意ということでございますので、しっかりとやっていくということを申し上げて、おきたいと、思います。」

議長; 「山内徳信君」

山内議員; 「日本の、海軍軍縮が、軍部の方から軟弱外交と非難された、歴史があります。国会審議の中で、制服を着た軍人が、黙れといったことがあります。そうゆう流れの中で、私たちは、五・一五を学びました。二・二六事件を学びました。そして、いよいよ日本は、大陸への、東南アジアへの侵略戦争、あげくのはては、太平洋のハワイの真珠湾攻撃まで、やってのけて、そして結果は、広島長崎に原爆投下され、東京の大空襲、一夜にして10万も死んでいったと、記録にはあります。沖縄は半年わたって、日米の唯一の地上戦でしたが、それはまさに地獄の、状況でございました。その結果、日本に平和憲法が出来て、基本的人権も尊重されるようになって、主権在民の世の中になって、自衛隊が出来て、今日、自衛隊の中身が、どうなっておるか、それはもうすでに、今までの委員の皆様方からの指摘ではっきりしております。このままの状態だと、再び戦前の轍を踏む。そうゆう危機感を、持っているのは私一人ではないと思います。与野党問わず、国民全て、自衛隊は、矢張り、逸脱していかない、こういうふうな思いで、おると思っているわけであります。
 さて、私は、論文について、少し触れたいと思います。私は、このぉ、論文なるものを読ませていただいた時に、はたしてこれを論文と称していいのかというところまで、疑問を感じました。論文というのは、少なくとも、矢張り、学位論文とか、卒業論文とか、相当時間を掛けて研究して積み上げていったのが論文であろうと、こういうふうな思いがあったからであります。そして、テーマは、課題は、真の近現代史、私はこれを読んだ時に、何故ここに、真のというのが出てくるのか、課題を与えた方にも問題があると、私は感じました。それに、94名の自衛官の諸君が、え~、応募して、その頂点に立ったのが、え~、田母神、当時の航空幕僚長、トップに立った方です。その方が出されたのが日本は侵略国家であったのかと、こういうテーマで論文を、出していらっしゃいます。私は、残念に思いました。そういう職責にある人は、矢張り、何故、硫黄島の、戦跡の調査、研究に行かれたのか、何故沖縄戦の調査に行かれたのか、そして何故戦前の日本の、やった、その日本軍のやった行為の、検証とか反省とか、そうゆう反省がどうして、今の憲法に、収斂されてこないのかと、そこまで、大変な、状況に、日本の自衛隊は、陥っておるということで、あります。そして、悲惨なアジア・太平洋戦争を、大東亜戦争に置き換え、それを肯定し、評価をするという、このやり方、私にいわすれば、田母神さんのあの論文なるものは、事実に反する、侵略戦争とか、植民地支配というのは、日本の歴史学界では、もう、学説になり通説になっておるのを、自衛隊の中では、あるいは国民の中でも一部おりますよ。一部おりますよ。靖国との関係とか、あるいは沖縄に於ける教科書問題、沖縄県民の集団自決は、日本軍の関与は、今まで書かれていたのに、それは、教科書から削っていくと、だから沖縄県民は、10万5千人が、怒りを持って県民大会に結集したんですそうゆうふうにして、田母神論文は、歴史の真実を語らず、一部を語って、歴史を歪曲し、歴史を改竄しておる、沖縄戦の中を生き残った一人の人間として、歴史の改竄、真実を語らない、そうゆう歴史は、歴史ではありません。独りよがりであります。そうゆうふうなことを、私は、この戦争の中を生き残った日本国民の一人として、今、力を込めて、自衛官のトップにおられた、田母神さんに、申し上げておきます。そして、私は、田母神さんの話を聞いていて、思いました。日本は悪い国ではないといわれたくないために、と仰っていましたが、私は、日本は悪い国じゃないんです。私はどこいってもそんなこというんです。これほどいい国がありますか。これほど水も緑も一杯あって、人もよくて、地方にはそれぞれの地方語があるじゃないですか、ねぇ。
 私が指摘しておきたいのは、悪いことをやってきた日本の、戦前の、侵略戦争、植民地支配、そのことが問われてこなければいかんのです。その結果として平和憲法が生まれたじゃないですか。したがいまして、悪かったこと、教訓にしなければいかんこと、反省しなければいか(ママ)ないことは、政府は勿論、現職の自衛隊諸君も、そういう視点に立って、矢張り、国家観とか歴史観を持たなければ、一部、偏った歴史観、偏った国家観を持つと、その刃は、刃は何処に向くかは、戦前の日本の、軍隊が示しておるじゃないですか。問答無用といって、時の犬養首相に銃弾が打ち込まれたじゃないですか、違いますか。そうゆことを私は、今、怒りと、あるいはこの時点で訴えておかなければいかないことを申し上げました。一言でいいですから、私のこの見解に対して、反省するところがあるか、ないかだけ、お尋ねいたします。」

議長; 「田母神参考人」

田母神氏(10:56); 「先生の仰っていることが、あのぉ、私は全面的に正しいとは思いません。悪いことを日本がやった、というんであれば、じゃあやらなかった国は何処ですかと、私は論文に書いていますが、日本だけがこんなに悪いといわれる筋合いもないし、また、私の論文が、まぁ、あのぉ、論文といえないということは、それは、私が評価したのではなくて、審査員の先生方が評価してくれたことですから、それは私には関係ありません。」

議長; 「山内徳信君」

山内議員; 「このような発言が、出てくる、今の自衛隊の、中身でございます。大臣、しっかりと、胸に刻んでこれから再点検、再教育をやってください。自衛隊を、一部の講師でやりますと、そうゆうになります。風通しのいい、国民から、矢張り、理解されるような、そういう教育でなければ、いかんだろうと思います。
 さて、私は、沢山準備をしてまいりました。え~、集団的自衛権も行使できない、あるいは武器の使用も極めて制限が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている、と、田母神さんは文章の中で強調していらっしゃいます。(咳払い)私は、これを読みまして、思いました。田母神さんは相当不満を持っているっしゃるなぁと思いました。したがってぇ、あなたは、集団的自衛権も行使し、あるいは武器も堂々と使用したいというのが、あなたの本音ですね。お答え下さい。」

議長; 「田母神参考人」

田母神氏(13:00) 「えぇ、私はそうすべきだと思います。」

議長; 「山内徳信君」

山内議員; 「私は、あなたに、質問したいのは、え~、あなたは、我が国が侵略国家などというのはまさに濡れ衣であると、こういう表現もございます。え~、私は、ここで申し上げておきますが、あなたは、お一人の、幕僚長というお一人の立場での動きでは、ないと思っております。今、(咳払い)去年から、今年にかけましてねぇ、高校二年生が学ぶ、え~、歴史教科書から、沖縄に於ける沖縄戦の時、日本軍が関与していたという、集団自決に関与していたという、その表現を、検定、結果で削らそうとしたんですね、削らそうとしたんです。そして、この動き、もう一つは大阪地裁や高裁で、大江健三郎とか岩波を被告にして、慶良間で、現地隊長として、やった、赤松隊長の弟、あるいは梅沢さんは現在、健在でいらっしゃいますが、この人々が原告になって、そうゆう集団自決は命じなかったとか、あるいは、大江健三郎のあの沖縄ノートは出版を止めろと、こうゆう主旨の訴えでございますが、私は、この大阪高裁の判決は、明確に軍の関与、集団自決に手榴弾が配られたという、そういう物的証拠まで指摘を、されておるわけであります。そうゆうふうな一連の動きが、田母神さんとも絡んでおるんだと、こうゆうふうに私は認識をしておるわけでございます
 え~、お答えも聞きたいんですが、後5分しかありませんから、え~、大変貴重なもんですから、私はここで、沖縄戦の実相について、少し申し上げておかなければ、いけません。二十万あまりの人間が死んでいって、四名に一人は死んでいったと言われておるんです。沖縄戦は1945年4月1日に、米軍が沖縄本島、私が住んでいた読谷村カデナの西海岸から、怒涛の如く上陸しました。そして、日米の死闘が繰り返され6月23日牛島司令官と長参謀長が自決をして、組織的な戦いは終わったと、されていますが、実は9月7日になって、やっと日米両軍は、現在の嘉手納飛行場の中にモリネというところがありまして、そこで、双方代表が出て、え~、戦争終結の調印を、交わしておるわけであります。半年に及ぶ戦争はまさに地獄でありました。極限の状況に追い込まれて行った時、この地球上で最も獰猛な野獣になるのは、人間であります。戦っている、兵士達はそうゆうふうになって行くんです。そして、日本軍の、どうゆう事例を、田母神さんに申し上げておきたいかというと、日本軍に、え~、民間人は壕から追い出されていくんです。腹を空かせて、半年近くも風呂に入ったことがない赤ちゃんや子供たちは、腹を空かせて泣いてるわけです。そして、同じ壕におる日本軍が、あの子供の口を塞げと、言って母親に言う、あるいは祖母に言う、風呂敷やおしめで、口を塞いで、殺していったわけです。それが戦場の姿です。食料よこせ、これから戦いに行く、私たちが一緒になって、馬車を引いて、クニガミの山の中に逃げ込んでいた馬を、二週間にいっぺんづつ、来て、この馬に弾薬を積んで、南部戦線に弾薬を運ぶから、この馬をくれと、いって持っていって、実はつぶして食ったんです。食料の強奪です、こりゃ。
 田母神さん、沖縄の人が沖縄の言葉で話し合うと、何故スパイと見なされて、日本軍に殺されなければいかんのですか。だから私は、日本の東北には東北弁、関西弁とか熊本弁とか沖縄の言葉とか一杯あるじゃないですか。それは文化だよ。戦争になったときに文化も人間も全部否定していったのが、旧日本軍ですよ。二十万あまりの人々が戦争のために死んでいったわけであります。沖縄戦の教訓は、軍隊は最終的には国民を守れない、守りきれないんですよ。戦争始めてしまったら。ということであります。(のちがたから?)命こそ一番大事と、これが沖縄の、心であります。そうゆう体験を、未来に生かすことが、今必要であり自衛隊諸君にも、日本の未来を、平和な未来にする、必要があるんです。それ故に、日本の平和を持続発展させ、併せて人類の幸せに貢献する基本は、日本の平和憲法を守り、その精神を広く、実践することであって、田母神さんが、反論みたいに仰っていた、あの幾つかの、言葉は、私の立場からは、取り返し、撤回をして欲しいと、こうゆうことを、お願いをして、私の質問を終わります。」
以上です。

議長; 「え~、本日の質疑は、この程度に留め、これにて散会致します。」

※追記; “山内徳信議員”は1935年2月15日生まれであるらしいので、開戦時は6歳の児童であり、終戦(沖縄戦)時においても10歳の子供である。
 私は、10歳かそこらの“子供の体験談”は余り信じないようにしている。


田母神氏の国会証言全文


【民主党/浅尾慶一議員の質問に対しての答弁】

田母神参考人:「私は、航空幕僚幹部の教育課長にこういうものがあるというふうに紹介をいたしました。そして、私が指示をしたのではないかというふうに言われておりますが、あのぉ、私が指示をすれば、多分98とか70なんぼとかいう数ではなくてですね、もう1000を超えるような数が集まると思います。」

田母神参考人:「公用車を使って行っております。休暇については、とっていなかったのではないかというふうに思います」

田母神参考人:「車代などをいただいたことはございません」

田母神参考人:「はい、資金提供などは一切受けておりません」

田母神参考人:「間違いございません」

田母神参考人:「注意はありません」

田母神参考人:「騒がれたから話題になったという風に思います」

田母神参考人:「原稿は書いておりません。チェック受けていないが、石破大臣から発言には十分注意してくださいとの指導は受けた」

田母神参考人:「それは大臣の指示でありますから、これには従わなければいけないということで、アパの論文に比べればやわらかい表現にした。ただ、私は村山談話の見解と私の論文は別物だ。村山談話は具体的にどの場面が侵略だとかまったくいっておりませんので、私は村山談話と違った見解を書いたとは思っていない。われわれも憲法19条、21条、23条の自由は…」

田母神参考人:「その時点では紹介されておる、一般に話されていることをまとめて書いて、日本の状況はこうなっていますと書いただけです」

田母神参考人:「とくにそこまでは訴えていません」

田母神参考人:「いまは改正すべきと思っている」

田母神参考人:「国を守ることについて意見が割れるようなものは直したほうがいい」

田母神参考人:「私はあの、言われております、村山談話と異なる見解を表明したということで更迭をされたということでありますけれども、これについてはまあ、シビリアンコントロール(文民統制)の観点から、私は、見解の相違はないと思っておりますが、大臣が『見解の相違がある』と判断をされて、不適正であると判断をされて、解任をするというのはまあ、政治的に当然だろうというふうに思います。私は、 私の書いたものがいささかも間違っているとは思っていませんし、日本が正しい方向に行くためには必要なことだというふうに思っております

田母神参考人:「まあ、今回はやはり、多くの人の目について、マスコミなどで騒がれたからではないかと思っております」


【民主党/犬塚直史議員の質問に対しての答弁】

田母神参考人:「はい、そのとおりです」

田母神参考人:「はい、あのまず、先にあの先生が、私が立法府に対して挑戦をしているというふうにおっしゃいましたけれども、私はいわゆる村山談話なるものを、あの公然と批判したことはまったくありませんし、論文の中でもまったく触れておりません。従って、それは、あの、妥当ではないというふうに思います。それから、航空幕僚副長が私にいってきたときに、私は私が書いたもの、それから、私が当然、自衛官も言論の自由が認められているはずだから、言論の自由が村山談話によって制約されると、いうことではないんではないかと思っておりましたので、この、岩崎副長に対しては、ぜひ、どこが私が悪かったのかを、あの、審理してもらった方が問題の所在がはっきりするという風に申し上げました」

田母神参考人:「はい。審理に入れば、私は、まあ、村山談話というのは政治声明だと思いますから、われわれにも表現の自由やら、言論の自由は許されているはずだからというところは主張させていただくつもりでおりました」

田母神参考人:「あの、統幕学校の学生は、一等空佐であるので、とてももう純真とは言えません。40過ぎて。それから、私が、学校ではですね、国の方針とかいろいろありますけれども、それはまた、学校の中ではですね、いろんなことを議論、学校の中だけですから、例えば専守防衛という決められた枠からわれわれがはみ出て行動するとかいうことではわけですね。だから、それを、結局、議論をして、自由に議論をしましょうということですね、学校では。それも議論ができないというと、日本って本当に民主主義の国家ですかと。何か決められるとですね、絶対に意見が言えないと。政治将校がついていて、どこかの国と同じくなっちゃうんじゃないですか


【自民/小池正勝議員の質問に対しての答弁】

田母神参考人:「しっております」

田母神参考人:「はい、私は都合3回ほど出席した」

田母神参考人:「はいその通りです」

田母神参考人:「とくに感想はありません」


【公明党/浜田昌良議員の質問に対しての答弁】

田母神参考人:「はい、これについてはルール違反と報道されておりますが、私はルール違反とは認識はしておりません。通知通達については、職務に関し部外に論文などを発表する場合、となっておりまして、今回の私の論文につきましては、別に自衛官の職務をやっていなくても書ける内容でありますし、職務に伴って得た知識を持って書いているものではございません。私の歴史研究の成果として書いたもので、職務に関係していないので私は通知をしておりませんでした

田母神参考人:「これはですね、各部隊などごとに指示が出ておりますので、市ケ谷においては、まあそういう指示が出ておりますけれども、それぞれ部隊は部隊ごとでいろいろ指示が出ているかと思います。部隊が決めたルールに従ってやっていると思います」

田母神参考人:「これについては、同じように連絡しておりません」

田母神参考人:「あのー、日本にはですね、今、日本の国が悪かったという論が多すぎるというふうに思います。そして今、歴史を見直すということで、日本の国はいい国だったという見直しがあってもいいんではないかとそういう論文を募集しているから、勉強になるから、ということで紹介をいたしました。それで私も今回びっくりしてますのは、日本の国はいい国だったと言ったら、解任をされたと。そしてまた、責任の追及も、いい国だと言ったような人間をなぜ任命したんだといわれる。すると…いいですか? しゃべっていいですか?」

田母神参考人:「すると、変だなあというのが私の感想です。日本の国が悪い国だという人をつけなさいということですから」

田母神参考人:「はい。投稿することによって勉強になって、結果として自学研鑽(けんさん)というか、能力向上になるということで紹介をいたしました」

田母神参考人:「はい、連絡していると思います」

田母神参考人:「これはあの、東大で講演をする前にですね、制服自衛官が東大安田講堂で講演をするのは初めてだということで、(当時の)石破茂防衛相にも話をいたしました。で、石破防衛相の方からもいろいろ諸注意があったこともあってですね、通知をしております」

田母神参考人:「私は、日本ほどですね、文民統制が徹底した軍隊はないと思います。諸外国では、文民統制は一般的には政治が軍を使って問題を解決するか、軍を使わないで問題を解決するか、それを政治が決めるという文民統制が普通の形だと思います
 日本においては、これが自衛官の一挙手一投足まで統制すると。論文を書いて出すのにですね、大臣の許可を得ているという先進国は多分、ないと思います。だから、これだけ徹底していてまたやるとなったら、ほんと、自衛隊は動けなくなります
 で、私は、大臣がですね、とにかくこれを徹底をするといわれればですね、現職である人たちはですね、大臣の指示ですから、従わざるを得ないと思います。ただ私は、そういう言論統制が徹底したような軍にはですね、自衛隊をすべきではないと思います

田母神参考人:「あの、私は逸脱を感じておりません。政府見解による言論統制だとですね、結局、政府見解で言論を統制するということになりますね。それは私はおかしいと思います

田母神参考人:「あの、その意思はありません。で、あのー、今、何だったですかね、ちょっと忘れちゃいましたけど。最初の質問はちょっとすいません、もう一度お願いします」

田母神参考人:「国民に不安を与えたと、文民統制についておっしゃいますけど、今朝9時の時点で、私はYahoo!の『私を支持をするか』『問題があると考えるか』『問題がないと考えるか』っていったら、58%がですね、私を支持しておりますので、不安を与えたことはないと思います」


【共産党・井上哲士議員の質問に対しての答弁】

田母神参考人:「元谷代表は平成10年から小松基地金沢友の会の会長として、第六航空団および小松基地所在部隊を支援していただいた。この10年間の功績に対して元谷代表の希望もあり、部隊の要請もあり許可をした」

田母神参考人:「はい、講話を行った記憶はあります」

田母神参考人:「私はいつも前置きをしてしゃべるが、これは私の私見である。正しいかどうかはみなさんが判断してください、と。これは私の考えですということで話しているが、内容は論文と同じだと思います」

田母神参考人:「はい、事実です」


【社民党・山内徳信議員の質問に対しての答弁】

田母神参考人:「先生の仰っていることが、あのぉ、私は全面的に正しいとは思いません。悪いことを日本がやった、というんであれば、じゃあやらなかった国は何処ですかと、私は論文に書いていますが、日本だけがこんなに悪いといわれる筋合いもないし、また、私の論文が、まぁ、あのぉ、論文といえないということは、それは、私が評価したのではなくて、審査員の先生方が評価してくれたことですから、それは私には関係ありません」

田母神参考人:「えぇ、私はそうすべきだと思います

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-25(Thu) 20:30:52】
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田母神論文
 田母神俊雄前航空幕僚長の“航空自衛隊を元気にする10の提言×3”(自称“日本人を元気にする10の提言×3”)を読み終えて、一つ心に決めたことがある(大したことではないけれど)。
 拙ブログのカテゴリー項目に「田母神論文と仲間達」を追加することにした。
 よって、以前に一度転載させていただいたことがあったが、ここで再度「田母神論文」を掲載(転載)させていただくことにする。
 もしかしたら、再々度、あるいは再々再度かそれ以上の頻度でこれからも掲載させていただくことになるかもしれないが、少なくとも“田母神論文からの引用”は私の命が尽きるまで、あるいは“ボケる”まではしつこくさせていただくつもりではある。
 尚、読み易さを考慮してあらたに“文節ごとの改行”と“主用節ごとの番号(Ⅰ~Ⅶ)”も付与させてもらった。また、僭越ながら“二箇所だけ《》カッコ)付きで加筆・修正”もさせていただいた。
 確かに、たった二箇所の取るに足らない“文言”であるかも知れないが、「Ⅰ.」の《むしろ》と「Ⅴ.」の《ところが大きい》と、それぞれの箇所を“加筆、修正”するだけでも相当に読み易くなるのではなかろうか。
 現時点で田母神氏の他の様々な論考を拝読させていただく限りにおいて、決して“田母神氏の意に反してはいない”との“個人的な確信”に基づき、あえて“加筆・修正”させていただくことにした。
 少なくとも、日本語の読める日本人ならば誰もが分かるように、要するに「田母神論文」の重要な“主意”の一つは、

「日本は侵略国家などではない」

 ということである。

 対して、現行の日本の“政府見解”は、

「日本は侵略国家であった」

 ということである。

 そしてその根拠は「村山談話」ということになる。

 麻生太郎首相の流儀では「ふしゅう」と読むらしいが、村山内閣以来の歴代内閣は何れもこれまで「村山談話」を踏襲(とうしゅう)し続けてきた。
 この“現実”を少なくとも“日本国民”であるのならば決して忘れないでいただきたい。

 また、「いわゆる“従軍慰安婦”」なるものの根拠は「河野談話」であると、アメリカ下院議会ではされてしまっている。
 とはいえ、当の「村山談話」「河野談話」も“史実”を蔑ろにした“特定国”と“敗戦利得者議員”が関与した極めて「政治的な談話」なのである。決して“真実”を語った代物ではない。
 ここで私は何も「政治的な談話」がいけないといっているのではない。「日本国・日本国民」の為の「政治的な談話」は大いに結構なことである。
 しかし、「村山談話」「河野談話」は“特定国”と“一部の日本人(及び“日本人もどき”)”を利するだけの“談話”であり、その他の多くの日本人の尊厳を台無しにして、日本国を毀損し続けている代物である。
 だからこそ、『新たな「政治的な談話」』が必要だといいたいのである。
 その為の大切な試金石の一つとして、今般の「田母神論文」を位置づけたいと個人的には考えている。

 「河野談話」は“平成5年8月4日”、そして「村山談話」は“平成7年8月15日”とその日付が“外務省のホームページ”には記されている。しかもご丁寧に「村山談話」の方は英語版と中国語版、そして韓国語版まで取り揃えている。
 悲しいことに、既に「河野談話」からは“15年”、そして「村山談話」からも“13年”以上の年月が無為に流れ去ってしまっている。
 因みに“「村山談話」の英語版”ではあの有名な文脈は以下のように翻訳されていた。
 

During a certain period in the not too distant past, Japan, following a mistaken national policy, advanced along the road to war, only to ensnare the Japanese people in a fateful crisis, and, through its colonial rule and aggression, caused tremendous damage and suffering to the people of many countries, particularly to those of Asian nations. In the hope that no such mistake be made in the future, I regard, in a spirit of humility, these irrefutable facts of history, and express here once again my feelings of deep remorse and state my heartfelt apology. Allow me also to express my feelings of profound mourning for all victims, both at home and abroad, of that history.

 わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。


 これによると、どうやら“aggression”“侵略”という日本語の対訳らしく、“植民地支配”“colonial rule”と翻訳されている。
 だとすれば、日本の政治家や官僚、そして学者やマスメディアの方々よ、もう一度“aggression”“colonial rule”の言葉の意味を勉強しなおしていただきたい。また、“侵略”“植民地支配”という“日本語の言葉”が“漢字”という“表意文字”を使用していることも是非とも忘れないでいただきたいものだ。
 私には“aggression”という英単語は“侵攻”なり“進出”と訳した方がより本意を表しており、そして過去の歴史において欧米諸国(白人国家)が行ってきた“有色民族(アジア・アフリカ地域)”に対する“colonial rule”が当時の日本政府がアジア諸国へ施した施策と同じ範疇に入るとはどうしても考えられない。むしろ、“civilize rule”の方が妥当なのではあるまいか。
 とはいえ、確かに“civilize rule”との言葉は過去に英語圏の国々(欧米諸国)が行ったことがない施政でもあるから、“英単語(熟語)”として市民権を得てはいないのかもしれないが、だとすれば“japanesque rule” (日本的な支配)とでも翻訳すれば良かろうに。戦後半世紀をゆうに越えているのに今さら無理して欧米諸国に右倣いする必要もなかろうが。
 そのくらいの智恵と勇気と、そして気概も持たずに「日本は侵略国家であった」などと嘘八百をがなり立てて“偉ぶる”のは是非とも止めていただきたいものである。日本の政治家や官僚、そして知識人やマスメディア人の中に棲息(隠棲)していらっしゃる多くの“敗戦利得者”の皆々様方よ。

 ということで、前書きがやけに長くなってしまったが、以下に“田母神論文の全文”を再掲載(転載)させていただく。

日本は侵略国家であったのかアパグループ第一回「真の近現代史観」懸賞論文)より
田母神俊雄(たもがみ としお/防衛省航空幕僚長 空将)

Ⅰ.
 アメリカ合衆国軍隊は日米安全保障条約により日本国内に駐留している。これをアメリカによる日本侵略とは言わない。二国間で合意された条約に基づいているからである。我が国は戦前中国大陸や朝鮮半島を侵略したと言われるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留も条約に基づいたものであることは意外に知られていない。日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。現在の中国政府から「日本の侵略」を執拗に追求されるが、我が国は日清戦争、日露戦争などによって国際法上合法的に中国大陸に権益を得て、これを守るために条約等に基づいて軍を配置したのである。これに対し、圧力をかけて条約を無理矢理締結させたのだから条約そのものが無効だという人もいるが、昔も今も多少の圧力を伴わない条約など存在したことがない。

 この日本軍に対し蒋介石国民党は頻繁にテロ行為を繰り返す。邦人に対する大規模な暴行、惨殺事件も繰り返し発生する。これは現在日本に存在する米軍の横田基地や横須賀基地などに自衛隊が攻撃を仕掛け、米国軍人及びその家族などを暴行、惨殺するようものであり、とても許容できるものではない。これに対し日本政府は辛抱強く和平を追求するが、その都度蒋介石に裏切られるのである。実は蒋介石はコミンテルンに動かされていた。1936年の第2次国共合作によりコミンテルンの手先である毛沢東共産党のゲリラが国民党内に多数入り込んでいた。コミンテルンの目的は日本軍と国民党を戦わせ、両者を疲弊させ、最終的に毛沢東共産党に中国大陸を支配させることであった。我が国は国民党の度重なる挑発に遂に我慢しきれなくなって1937年8月15日、日本の近衛文麿内閣は「支那軍の暴戻ぼうれいを膺懲ようちょうし以って南京政府の反省を促す為、今や断乎たる措置をとる」と言う声明を発表した。《むしろ》我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者なのである

Ⅱ.
 1928年の張作霖列車爆破事件も関東軍の仕業であると長い間言われてきたが、近年ではソ連情報機関の資料が発掘され、少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。「マオ( 誰も知らなかった毛沢東)( ユン・チアン、講談社)」、「黄文雄の大東亜戦争肯定論( 黄文雄、ワック出版)」及び「日本よ、「歴史力」を磨け( 櫻井よしこ編、文藝春秋)」などによると、最近ではコミンテルンの仕業という説が極めて有力になってきている。日中戦争の開始直前の1937年7月7日の廬溝橋事件についても、これまで日本の中国侵略の証みたいに言われてきた。しかし今では、東京裁判の最中に中国共産党の劉少奇が西側の記者との記者会見で「廬溝橋の仕掛け人は中国共産党で、現地指揮官はこの俺だった」と証言していたことがわかっている「大東亜解放戦争( 岩間弘、岩間書店)」。もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない

 我が国は満州も朝鮮半島も台湾も日本本土と同じように開発しようとした。当時列強といわれる国の中で植民地の内地化を図ろうとした国は日本のみである。我が国は他国との比較で言えば極めて穏健な植民地統治をしたのである。満州帝國は、成立当初の1932年1月には3千万人の人口であったが、毎年100万人以上も人口が増え続け、1945年の終戦時には5千万人に増加していたのである。満州の人口は何故爆発的に増えたのか。それは満州が豊かで治安が良かったからである。侵略といわれるような行為が行われるところに人が集まるわけがない。農業以外にほとんど産業がなかった満州の荒野は、わずか15年の間に日本政府によって活力ある工業国家に生まれ変わった。朝鮮半島も日本統治下の35年間で1千3百万人の人口が2千5百万人と約2倍に増えている「朝鮮総督府統計年鑑」。日本統治下の朝鮮も豊かで治安が良かった証拠である。戦後の日本においては、満州や朝鮮半島の平和な暮らしが、日本軍によって破壊されたかのように言われている。しかし実際には日本政府と日本軍の努力によって、現地の人々はそれまでの圧政から解放され、また生活水準も格段に向上したのである

 我が国は満州や朝鮮半島や台湾に学校を多く造り現地人の教育に力を入れた。道路、発電所、水道など生活のインフラも数多く残している。また1924 年には朝鮮に京城帝国大学、1928年には台湾に台北帝国大学を設立した。日本政府は明治維新以降9 つの帝国大学を設立したが、京城帝国大学は6番目、台北帝国大学は7番目に造られた。その後8番目が1931年の大阪帝国大学、9番目が1939年の名古屋帝国大学という順である。なんと日本政府は大阪や名古屋よりも先に朝鮮や台湾に帝国大学を造っているのだ。また日本政府は朝鮮人も中国人も陸軍士官学校への入校を認めた。戦後マニラの軍事裁判で死刑になった朝鮮出身の洪思翊(ホン・サイク)という陸軍中将がいる。この人は陸軍士官学校26期生で、硫黄島で勇名をはせた栗林忠道中将と同期生である。朝鮮名のままで帝国陸軍の中将に栄進した人である。またその1期後輩には金錫源(キン・ソグォン)大佐がいる。日中戦争の時、中国で大隊長であった。日本兵約1千名を率いて何百年も虐められ続けた元宗主国の中国軍を蹴散らした。その軍功著しいことにより天皇陛下の金賜勲章を頂いている。もちろん創氏改名などしていない。中国では蒋介石も日本の陸軍士官学校を卒業し新潟の高田の連隊で隊付き教育を受けている。1期後輩で蒋介石の参謀で何応欽(カ・オウキン)もいる。

 李王朝の最後の殿下である李垠(イウン)殿下も陸軍士官学校の29期の卒業生である。李垠(イウン)殿下は日本に対する人質のような形で10歳の時に日本に来られることになった。しかし日本政府は殿下を王族として丁重に遇し、殿下は学習院で学んだあと陸軍士官学校をご卒業になった。
陸軍では陸軍中将に栄進されご活躍された。この李垠(イウン)殿下のお妃となられたのが日本の梨本宮方子(まさこ)妃殿下である。この方は昭和天皇のお妃候補であった高貴なお方である。もし日本政府が李王朝を潰すつもりならこのような高貴な方を李垠(イウン)殿下のもとに嫁がせることはなかったであろう。因みに宮内省はお二人のために1930年に新居を建設した。現在の赤坂プリンスホテル別館である。また清朝最後の皇帝また満州帝国皇帝であった溥儀(フギ)殿下の弟君である溥
傑(フケツ)殿下のもとに嫁がれたのは、日本の華族嵯峨家の嵯峨浩妃殿下である。

 これを当時の列強といわれる国々との比較で考えてみると日本の満州や朝鮮や台湾に対する思い入れは、列強の植民地統治とは全く違っていることに気がつくであろう。イギリスがインドを占領したがインド人のために教育を与えることはなかった。インド人をイギリスの士官学校に入れることもなかった。もちろんイギリスの王室からインドに嫁がせることなど考えられない。これはオランダ、フランス、アメリカなどの国々でも同じことである。一方日本は第2次大戦前から5族協和を唱え、大和、朝鮮、漢、満州、蒙古の各民族が入り交じって仲良く暮らすことを夢に描いていた。人種差別が当然と考えられていた当時にあって画期的なことである。第1 次大戦後のパリ講和会議において、日本が人種差別撤廃を条約に書き込むことを主張した際、イギリスやアメリカから一笑に付されたのである。現在の世界を見れば当時日本が主張していたとおりの世界になっている

Ⅲ.
 時間は遡るが、清国は1900年の義和団事件の事後処理を迫られ1901年に我が国を含む11カ国との間で義和団最終議定書を締結した。その結果として我が国は清国に駐兵権を獲得し当初2600名の兵を置いた「廬溝橋事件の研究(秦郁彦、東京大学出版会) 」。また1915年には袁世凱政府との4ヶ月にわたる交渉の末、中国の言い分も入れて、いわゆる対華21箇条の要求について合意した。これを日本の中国侵略の始まりとか言う人がいるが、この要求が、列強の植民地支配が一般的な当時の国際常識に照らして、それほどおかしなものとは思わない。中国も一度は完全に承諾し批准した。しかし4年後の1919年、パリ講和会議に列席を許された中国が、アメリカの後押しで対華21箇条の要求に対する不満を述べることになる。それでもイギリスやフランスなどは日本の言い分を支持してくれたのである「日本史から見た日本人・昭和編( 渡部昇一、祥伝社)」。また我が国は蒋介石国民党との間でも合意を得ずして軍を進めたことはない。常に中国側の承認の下に軍を進めている。1901年から置かれることになった北京の日本軍は、36年後の廬溝橋事件の時でさえ5600名にしかなっていない「廬溝橋事件の研究(秦郁彦、東京大学出版会) 」。このとき北京周辺には数十万の国民党軍が展開しており、形の上でも侵略にはほど遠い。幣原喜重郎外務大臣に象徴される対中融和外交こそが我が国の基本方針であり、それは今も昔も変わらない。

Ⅳ.
 さて日本が中国大陸や朝鮮半島を侵略したために、遂に日米戦争に突入し3百万人もの犠牲者を出して敗戦を迎えることになった、日本は取り返しの付かない過ちを犯したという人がいる。しかしこれも今では、日本を戦争に引きずり込むために、アメリカによって慎重に仕掛けられた罠であったことが判明している。実はアメリカもコミンテルンに動かされていた。ヴェノナファイルというアメリカの公式文書がある。米国国家安全保障局( N S A )のホームページに載っている。膨大な文書であるが、月刊正論平成18年5月号に青山学院大学の福井助教授(当時)が内容をかいつまんで紹介してくれている。ヴェノナファイルとは、コミンテルンとアメリカにいたエージェントとの交信記録をまとめたものである。アメリカは1940年から1948年までの8年間これをモニターしていた。当時ソ連は1回限りの暗号書を使用していたためアメリカはこれを解読できなかった。そこでアメリカは、日米戦争の最中である1943年から解読作業を開始した。そしてなんと37年もかかって、レーガン政権が出来る直前の1980年に至って解読作業を終えたというから驚きである。しかし当時は冷戦の真っ只中であったためにアメリカはこれを機密文書とした。その後冷戦が終了し1995年に機密が解除され一般に公開されることになった。これによれば1933年に生まれたアメリカのフランクリン・ルーズベルト政権の中には3百人のコミンテルンのスパイがいたという。その中で昇りつめたのは財務省ナンバー2の財務次官ハリー・ホワイトであった。ハリー・ホワイトは日本に対する最後通牒ハル・ノートを書いた張本人であると言われている。彼はルーズベルト大統領の親友であるモーゲンソー財務長官を通じてルーズベルト大統領を動かし、我が国を日米戦争に追い込んでいく。当時ルーズベルトは共産主義の恐ろしさを認識していなかった。彼はハリー・ホワイトらを通じてコミンテルンの工作を受け、戦闘機100機からなるフライングタイガースを派遣するなど、日本と戦う蒋介石を、陰で強力に支援していた。真珠湾攻撃に先立つ1ヶ月半も前から中国大陸においてアメリカは日本に対し、隠密に航空攻撃を開始していたのである。

 ルーズベルトは戦争をしないという公約で大統領になったため、日米戦争を開始するにはどうしても見かけ上日本に第1撃を引かせる必要があった。日本はルーズベルトの仕掛けた罠にはまり真珠湾攻撃を決行することになる。さて日米戦争は避けることが出来たのだろうか。日本がアメリカの要求するハル・ノートを受け入れれば一時的にせよ日米戦争を避けることは出来たかもしれない。しかし一時的に戦争を避けることが出来たとしても、当時の弱肉強食の国際情勢を考えれば、アメリカから第2, 第3の要求が出てきたであろうことは容易に想像がつく。結果として現在に生きる私たちは白人国家の植民地である日本で生活していた可能性が大である。文明の利器である自動車や洗濯機やパソコンなどは放っておけばいつかは誰かが造る。しかし人類の歴史の中で支配、被支配の関係は戦争によってのみ解決されてきた。強者が自ら譲歩することなどあり得ない。戦わない者は支配されることに甘んじなければならない

Ⅴ.
 さて大東亜戦争の後、多くのアジア、アフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。人種平等の世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力による《ところが大きい》ものである。もし日本があの時大東亜戦争を戦わなければ、現在のような人種平等の世界が来るのがあと百年、2百年遅れていたかもしれない。そういう意味で私たちは日本の国のために戦った先人、そして国のために尊い命を捧げた英霊に対し感謝しなければならない。そのお陰で今日私たちは平和で豊かな生活を営むことが出来るのだ

 一方で大東亜戦争を「あの愚劣な戦争」などという人がいる。戦争などしなくても今日の平和で豊かな社会が実現できたと思っているのであろう。当時の我が国の指導者はみんな馬鹿だったと言わんばかりである。やらなくてもいい戦争をやって多くの日本国民の命を奪った。亡くなった人はみんな犬死にだったと言っているようなものである。しかし人類の歴史を振り返ればことはそう簡単ではないことが解る。現在においてさえ一度決定された国際関係を覆すことは極めて困難である。日米安保条約に基づきアメリカは日本の首都圏にも立派な基地を保有している。これを日本が返してくれと言ってもそう簡単には返ってこない。ロシアとの関係でも北方四島は60年以上不法に占拠されたままである。竹島も韓国の実効支配が続いている。

Ⅵ.
 東京裁判はあの戦争の責任を全て日本に押し付けようとしたものであるそしてそのマインドコントロールは戦後63年を経てもなお日本人を惑わせている。日本の軍は強くなると必ず暴走し他国を侵略する、だから自衛隊は出来るだけ動きにくいようにしておこうというものである。自衛隊は領域の警備も出来ない、集団的自衛権も行使出来ない、武器の使用も極めて制約が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている。諸外国の軍と比べれば自衛隊は雁字搦めで身動きできないようになっている。このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。アメリカに守ってもらうしかない。アメリカに守ってもらえば日本のアメリカ化が加速する。日本の経済も、金融も、商慣行も、雇用も、司法もアメリカのシステムに近づいていく。改革のオンパレードで我が国の伝統文化が壊されていく。日本ではいま文化大革命が進行中なのではないか。日本国民は20年前と今とではどちらが心安らかに暮らしているのだろうか。日本は良い国に向かっているのだろうか。私は日米同盟を否定しているわけではない。アジア地域の安定のためには良好な日米関係が必須である。但し日米関係は必要なときに助け合う良好な親子関係のようなものであることが望ましい。子供がいつまでも親に頼りきっているような関係は改善の必要があると思っている。

 自分の国を自分で守る体制を整えることは、我が国に対する侵略を未然に抑止するとともに外交交渉の後ろ盾になる。諸外国では、ごく普通に理解されているこのことが我が国においては国民に理解が行き届かない。今なお大東亜戦争で我が国の侵略がアジア諸国に耐えがたい苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし私たちは多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要がある。タイで、ビルマで、インドで、シンガポールで、インドネシアで、大東亜戦争を戦った日本の評価は高いのだ。そして日本軍に直接接していた人たちの多くは日本軍に高い評価を与え、日本軍を直接見ていない人たちが日本軍の残虐行為を吹聴している場合が多いことも知っておかなければならない。日本軍の軍紀が他国に比較して如何に厳正であったか多くの外国人の証言もある。我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である

Ⅶ.
 日本というのは古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国なのだ。私たちは日本人として我が国の歴史について誇りを持たなければならない。人は特別な思想を注入されない限りは自分の生まれた故郷や自分の生まれた国を自然に愛するものである。日本の場合は歴史的事実を丹念に見ていくだけでこの国が実施してきたことが素晴らしいことであることがわかる。嘘やねつ造は全く必要がない。個別事象に目を向ければ悪行と言われるものもあるだろう。それは現在の先進国の中でも暴行や殺人が起こるのと同じことである。私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない。歴史を抹殺された国家は衰退の一途を辿るのみである



田母神論文と仲間達 | 【2008-12-25(Thu) 00:31:30】
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日本人を元気にする10の提言 パートⅢ
 「日本人を元気にする10の提言×3」の最終講、「パートⅢ」である。
 原題名は“航空自衛隊を元気にする10の提言~パートⅢ~”
 

はじめに 
 民主主義国家においては言論の自由は保障されなければならない。しかし戦後の我が国には本当に言論の自由があったのかというと極めて疑わしい。米国占領下の6年半に、公職追放や出版物の徹底的な検閲等により作られた我が国言論界の方向性は、独立を回復した後も、つい最近まで修正されることはなかった。いや若干改善されては来たが、今なお修正されていないと言った方が正しいかもしれない。戦前の我が国や旧軍を悪し様にいう自由は無限に保証されるが、我が国を弁護する言論の自由は極めて限定的に認められるのみである。南京大虐殺は無かったと言って何人の大臣が辞めたのだろうか。日本は戦前、中国や韓国に対し良いこともしたと言ってその責任を問われた政治家もいる。しかしこれらはいずれも大臣や政治家の言っていることが歴史的真実である。…


 本来ならば、先に掲載するべきであったかもしれないが、論文を執筆する当たっての田母神氏の初心の一端が以下に簡潔に述べられている(“10の提言 表紙”より転載)。

 本著は、統合幕僚学校長在任中に、これまでの部隊および航空幕僚監部における勤務を通じ感じていることを、自衛隊が元気になるための提言として航空自衛隊幹部学校幹部会発行の『鵬友』に発表した論文をまとめたものである。本提言は筆者の私見であり、中には同意できない提言もあるかもしれない。読者の皆さんには大いなる批判精神をもって読んで頂きたいと思う。
 これから部隊長等に配置される後輩諸君に限らず、皆さんの隊務運営上、何らかの参考になれば幸いである。

              平成16年9月吉日
                航空総隊司令官 空将 田母神 俊雄


 確かに“原題名”にも現れているように、これらの“小論文”はもともとはご自身が所属する自衛隊の隊員らに向けて語られた内容ではある。
 しかし、読み進めていくうちに、田母神氏が論文の中で指摘され、主張されている事柄については、決して自衛隊内部だけに留まらせておいて良いものではなく、広く日本国民の間でも議論を尽くす必要がある重要な事柄だとつくづくと感じている。

 「国防」はわれわれ国民のものである。決して一部の政治家やマスコミ、ましてや自衛隊だけに任せておいて良いものではない。

 現に、未だにロシアにより“北方四島”は“拉致”されたままであり、韓国は“竹島”の実効支配だけでは飽き足らずに“対馬”にまでも触手を伸ばし始めている。さらに中共(中華人民共和国)にいたっては、“尖閣諸島”や“東シナ海”、そして“沖縄”までもがその“勢力範囲”の枠組みの中に閉じ込められようとしている。勿論、北朝鮮による多くの日本人の拉致被害者を、未だに取り戻せないでいる日本国の現状も決して忘れてはなるまい。

 過去を振り返れば、サンフランシスコ講和条約の発効から既に56年の歳月が過ぎ去ってしまっている。
 にもかかわらず、未だに“日本の戦後”は終わってはいない。
 少なくとも、現在も引き継がれるている“戦勝国の思惑”と、それに組する“反日日本人(敗戦利得者)ら”により奪われ、そして今も奪われ続けている「国防」を、一日でも早くわれわれ日本人の一人ひとりの手に取り戻さなければなるまい。

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田母神論文と仲間達 | 【2008-12-24(Wed) 01:13:38】
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WiLL2月号
 今、「WiLL2月号」を読み進めていた。
 先月号の「WiLL1月号」と同様に読み応えのある内容だ。

20081222will2

 櫻井氏の“文民統制論”にしろ、少し毛色の違った堤氏による安倍氏の“よいしょ談義”にしろ、渡部氏の“文民論”、そして柿谷氏“天動説論”、はたまた各々の視点からの17歳から89歳までの秀逸な“10件の読者投稿”の全てが正鵠を射た目から鱗の論考であった。
 ただ、個人的には巻頭に掲載されている田母神氏と小林よしのり氏の対談には少し気落ちしてしまったが、田母神氏のユーモアがところどころ垣間見られ興味深く読ませてはいただいた。
 正直、小林よしのり氏は個人的には余り好きではない。とはいえ、若い人たちに多くの“真実の歴史”を分かりやすく開陳してくれたその功績には敬意を表している。
 また、それらとは別に、今月号のそれぞれの連鎖コラムでの水島氏と本郷氏の論考には恐れ入った。
 水島氏の『田母神氏は、厳しい世界の安全保障状況を踏まえ「王様(日本)は裸だよ!」と言っただけなのだ』の文章には思わず膝をたたいて立ち、上がりたくなってしまった。
 さらに痛快だったのは本郷氏の論考である。たとえは悪いが、尿意なり便意を極限まで我慢して、その後、あくまでも適切な場所(トイレ)において一気に解き放った時のような開放感(爽快感)を感じてしまった。
 そもそも、齢半世紀を超えてくると、このような開放感に浸れる機会が極端に少なくなってくる。
 精神的に自制が効いてくるせいか、あるいは身体的な老化のせいか、はたまた病気のせいかは知りたくもないが、ともかく心がすっきりとした。
 是非、私のように“開放感”を味わいたいお方には“本郷美則氏の論考(連載第23回 今月の朝日新聞)”はおすすめである。
 本来ならば“全文”を転載したいところではあるけれども、悲しいかな“大人の良識”がそれを許さない。
 「WiLL2月号」は一冊780円である。
 煙草を吸われる方はしばしの間だけでも“禁煙”なり“節煙”をしていただきたい。酒飲みの方は一日“禁酒”していただければ十分であろう。大食いの方は大盛りを“普通盛り”にして“間食”を控えて下さればお釣が来る。
 いずれにしろ、その内容からして“安い買い物”であると思う。

 最期にちょっとだけ“大人としてあるまじき行為(営業妨害)”を。

『…田母神論文が否定した「侵略国家日本」像を捏ね上げた勢力の尖兵が、学生時代から階級闘争史観を信じ、今日、年の功で朝日をはじめとするメディアの編集部門の要所を押え、情報を操作しているからである。
 この勢力の本当の狙いは、公正な客観報道などではない。メディアを利用し、内外の反日勢力と連携して、日本が自らが理想とする一党独裁の社会へ見果てぬ夢の追求だ。…』


 と、今月号の「WiLL2月号」の140ページの中段から下段にかけて書かれていた。

 尚、この他にも曽野綾子氏の連載エッセイ(小説家の身勝手/第十三章「弱者が強者を駆逐する」)も興味深い内容である。

 何れにしろ、私は本来、“雑誌”類は余り読むことはなかったのだが、高山正之氏の「変見自在」が読みたくて、今では毎週木曜日に“週間新潮”を近くの“コンビニ”へ買いに行っている。同掲の櫻井よしこ氏の“連載コラム(日本ルネッサンス)”も魅力的である。
 今後は月刊誌の“Will”を近くの“本屋”へ買いに行くことにしよう。残念ながら“近くのコンビニ”では今のところ取り扱いはない。
 当面は「田母神論文の特集」がその理由ではあるけれども、本郷美則氏の「今月の朝日新聞」の連載コラムと曽野綾子氏の「小説家の身勝手」の連載エッセイを読むことが個人的には目的である。

 それはさておき、そもそも“コラム”と“エッセイ”とは何処が違うのか分からなくなってしまった。
 ということで早速手元にある国語辞典を紐解いてみた(旺文社 国語辞典[第八版])。

 コラム;(新聞・雑誌などで)時事問題、社会風俗などでについての短評をのせる囲みの欄。また、その囲み記事。

 エッセイ;①[文]構成や表現の形式の自由な散文。随筆。随想。②試論。小論。

 ならば、“論文”とは、

 論文;①議論を書き述べた文。②ある問題について、研究の結果や学説を述べる文章。

 ついでに、

 論説;意見を述べて主張をたてること。また、その文章。特に、新聞の社説など。
 論述;筋道を立てて論じ述べること。論を述べること。また、述べたもの。 

 ということは、“田母神論文”ならぬ“田母神論説”なり、“田母神論述”の方が語意的には適切なのかもしれない。
 何れにしろ“田母神正論”であることにはかわりはないが。
 ただし、正論ではWiLL編集部”も困りものであろう。
 ならば、いっそのこと“田母神史観と裸の王様”ではどうであろうか。
 したがって、“WiLL3月号”のタイトルは、

『総力大々特集「田母神史観と裸の王様」の何処が間違っている!』

 ということになる。

 矢張り私には編集者の才能はないらしい。これでは“Will”が売れなくなる。

 何れにしろ、来月の「総力大々特集」が楽しみだ。

 Will編集部の方々、そして花田編集長、何卒宜しくお願いいたします。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-23(Tue) 20:52:32】
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文民統制の為の基本的枠組
 田母神俊雄前航空幕僚長も、取り敢えずは“一安心”されているのではなかろうか。
 自衛隊も「普通の軍隊」に一歩近づいたように思える。
 確かにその歩みは“僅かな一歩”かも知れないが、“停滞”しているよりはましである。
 “内部部局(背広組)”は必要最低限に留め、“陸海空の幕僚監部(制服組)”が防衛省を仕切れば良い。
 それが本来の“シビリアン・コントロール(文民統制)”「基本的枠組」なのではあるまいか。
 出来れば“防衛大臣”も“陸海空の幕僚監部(制服組)”から選ばれるのが“普通”であろう。

“制服組の権限強化 防衛省組織改革”msn産経ニュース
2008.12.23 00:28

 防衛省は22日、「防衛省組織改革に関する基本的考え方」を決定した。内部部局(背広組)陸海空の幕僚監部(制服組)に分かれている防衛力整備部門は統合の上、新たな局を内局に設置。部隊運用(作戦)を内局の所掌事務から外し、自衛官中心の統合幕僚監部が全責任を負うことも明記した。田母神俊雄前航空幕僚長の論文問題は「隊員の教育・管理など個別施策で対応すべき問題」(防衛省幹部)と位置づけ、組織の変更は盛り込まなかった

 基本的考え方は、首相官邸に設置された防衛省改革会議の最終報告を踏まえ、同省が平成22年度に実施する組織改革の細部をまとめたもの。同省は22年の通常国会に関連法案を提出する方針だ。当初は10月末に発表予定だったが、田母神氏の問題が出て作業が長期間中断していた。結局、「今後、前空幕長に関する事案も踏まえつつ省内の検討作業を推進」との一文を追加しただけで、制服組の権限強化を目指す原案をそのまま踏襲した

 これにより、最終報告で設置先が未定だった統合後の防衛力整備部門は内局に置くことが決定。本省の内局に制服組が多数を占める局が初めて誕生する。新局の業務は(1)年度予算の編成・執行(2)主要部隊、主要装備、研究開発、自衛官定数などの整備構想・計画の策定-などとなり、膨大な権限を有する。

 自衛隊の運用でも内局の運用企画局を廃止して統幕に一元化。内局が保持していた自衛隊の行動に関する所掌事務はなくなる。また、内局の防衛政策局を機能強化し、官邸がまとめる安全保障戦略のたたき台となる中長期的な防衛戦略(仮称)を策定させることを盛り込んだ。防衛省は25日に開かれる官邸の防衛省改革会議に基本的考え方を報告する。



田母神論文と仲間達 | 【2008-12-23(Tue) 01:59:08】
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秦郁彦氏の“反論(?)”
 「WiLL2月号」に掲載されている現代史家の秦郁彦氏の“反論(?)”を一読してみた。
 タイトルは「中西、渡部論文に反論 陰謀史観のトリックを暴く」となっている。“暴く”などとは何とも勇ましいタイトルである。
 とはいえ、そもそも「陰謀史観」とは?

20081222will2

 秦氏の説明によれば「(陰謀史観とは)特定の個人ないし組織による秘密謀議で合意された筋書きの通りに、歴史は進行したし、進行するだろうと信じる見方」ということであるらしい。
 また、秦氏の文脈からは、「陰謀史観」とは「“風が吹けば桶屋がもうかる”式の推理」であり「明白に誤った事実」でもあるようだ。

 結果、秦氏は、いわば“自らの定説”を“絶対的”なものとして“きめつけ”ているだけではなかろうか。

 そんな思いを強く感じてしまった。

 何れにしろ、そのタイトルからしても、間違いなく秦氏は「中西、渡部論文に反論」されているのではあろうし、「中西、渡部“陰謀史観”論文」と“きめつけ”てもおられるようであるから、もう一度「中西、渡部論文」と「秦氏の反論」を読み直してみたい。
 何せ、“一度”読んだだけであるので、もう少し深く読み込んでみることにする。したがって“本腰を入れてにつぶやく”のはまたこの次に。

 とはいえ、あえて“一読”しただけの感想を述べさせてもらえば、私には「“秦氏の反論”は反論になっていない」ように思われる。正直、何か上手く誤魔化されて“肩透かしをくらった”ような感じである。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-23(Tue) 00:39:54】
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WiLL2月号
 お!、「WiLL2月号」が本日発売だ!
 早速、これから買いに行くことにしよう。
 勿論、“総力大特集「田母神論文を殺すな!」”との“憂国(宣伝?)の文句”に惹かれてのことだが、“秦郁彦氏の「陰謀史観のトリックを暴く」”が気にかかる。一体、秦氏はどのような“反論(言い訳)”をされるのであろうか。

2008年12月22日産経新聞(Net View)より20081222sankeiwill02


 それにしても、「WiLL1月号」でさえ“総力特集「田母神論文、どこが悪い!」”であったのに、今月号は「総力特集」になっている。ボリュームは同じ“100ページ”。

20081130will  20081222will2


 はてさて、何処が「大特集」なのであろうか。
 とはいえ、少なくとも「大々特集」まではやっていただきたい。出来れば秦氏の反論の反論を中西輝政氏に。ボリュームは同じ“100ページ”でも構わないから。
 というわけで、「WiLL3月号」も楽しみになってきた。
 取り敢えずは「WiLL2月号」。これから買いに行ってくる。

田母神論文と仲間達 | 【2008-12-22(Mon) 13:20:46】
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日本人を元気にする10の提言 パートⅡ
 「日本人を元気にする10の提言×3」の「パートⅡ」である。
 原題名は“航空自衛隊を元気にする10の提言~パートⅡ~”

はじめに
 もう20年以上も前のことになろうか、我が国において総合安全保障なる言葉がもてはやされたことがあった。エネルギー安全保障とか食糧安全保障とか、いろいろな安全保障について議論され、安全保障の中核に軍事力を据えるのはもはや時代遅れだと声高に叫ぶ人たちがいた。そしてこのことは我が国の非武装中立を支持する人たちから、故意に軍事力の役割を低下させようとする意図で盛んに利用された。しかしながら冷戦後の状況を見ても分かるとおり、国際社会の安定のためには相変わらず軍事力が絶対的な役割を果たしている。もし米軍を中心とする先進諸国の軍事力がなければ、国際社会は第2次大戦前の弱肉強食の世界に戻ってしまうであろう。…


 前掲の(パートⅠ)も含めこれらの論文(パートⅠ~パートⅢ)は全て「防衛大学校 第15期生のページ」に掲載されている。
 そのホームページに「営利目的やマスコミ等での転用・利用は禁止致します。」との注意書きが記されていた。
 おそらく、「頭のおかしな人たち」からの嫌がらせ等が数多くあったのであろう。先の「田母神論文」に対しての政治家の対応や、マスメディアの報道姿勢を見ていると、そのような陰険な状況が思い浮かばれる。
 残念なことではあるが、現状では、確かにこれらの“田母神氏の論文”はその“片言隻語”だけを捉えれば、いくらでも非難や誹謗中傷の的にされることは必然であろう。
 しかし、偏った思想信条に囚われることなく、真摯にその文意を読み取れる方であるならば、そこには“憂国の思い”が満ちあふれており、批判どころか誹謗中傷することさえも憚れる“誠実さ”が読み取れるはずである。したがって、読み進めるためには、むしろ執筆者の田母神氏に“敬意”をはらいながら読み続けることしかできなくなる。
 私にはこれらの論文からは、権謀術数に長けた政治家の言論や、偏向したマスメディア等の報道に多く見られる“偽善的側面”を見出すことが出来ない。そこにあるのは“憂国の思い”と“誠実な心”だけであり、加えてその文面には一つの確固とした信念が貫かれている。
 思わず、自衛隊で生活しているとこれほど真正直で立派な人間になれるものかと考え込んでしまった。
 だとすれば、せめて“義務教育”の一部だけでも自衛隊で行ってもらえば良い。そうすれば“文部省”や“日教組”に任せているよりは幾倍も立派な子供たちを育て上げてくれることであろう。

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田母神論文と仲間達 | 【2008-12-22(Mon) 02:00:04】
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日本人を元気にする10の提言×3 パートⅠ
 原文のタイトルは“航空自衛隊を元気にする10の提言”である。
 結果、全部で三部構成になっており、合計で「30の提言」がされている。
 執筆者の田母神俊雄氏はタイトルを“航空自衛隊を元気にする10の提言”とされているが、拙ブログでは“メインタイトル”を勝手に「日本人を元気にする10の提言 ×3」に替えさせていただいた。
 先ずは、その内の「パートⅠ」。

はじめに
 誰がシナリオを書いているのかわからない。しかし何か日本の国を弱体化するような大きな流れが少しずつ進行しているような気がしてならない。平成の初めまでは日本弱体化の流れは大きなものにはならなかった。バブル景気が国中を元気にし、日本人がみんな自信を持ちチャレンジ精神に溢れていたから、弱体化の流れもその陰に隠れていた。しかしバブル崩壊後の景気低迷が長引くにつれて日本人が自信を失い始め、また政治家や高級官僚の不祥事が明るみに出るにつけ国民の国家に対する信頼が揺らぎ始めた。一方では東京裁判史観すなわち日本悪玉論を信奉するグループなどは、これを機会に日本弱体化の動きを加速させつつあるような気がする。例えばわが国が近年推進している男女共同参画社会、夫婦別姓、情報公開、公務員倫理法等は、その有用性を否定するものではないが、他方これが日本弱体化のために利用されているのではないかという危惧を禁じえない。…


 尚、頭のいかれた日本が嫌いな“おかしな日本人の方々”には、全文を通読することは確かに苦痛かもしれないが、是非とも“一読”だけでもしていただきたい。
 そうすれば、必ずや“頭のおかしな日本人の方々”にも大いに役立つはずだ。
 なぜならば、この“田母神氏の提言”の中には“頭のおかしな日本人の方々”が、自らの権益の維持や、さらなる利権の拡大の為に“活用”が出来ると思われる“片言隻語”や、“針小棒大に論理を歪曲・捏造する為に利用できそうな言葉”が詰まっていると思われるからである。
 したがって、そのような“頭のおかしな日本人の方々(敗戦利得者)”にとっては、まさに“言葉の宝庫”となろう。
 是非とも“日本の敗戦”により“得”をされている“敗戦利得者”の皆々様方におかれましては、大いに活用して、国民に真意を問うていただきたいものである。
 殊に、日教組、自治労、民主党(主に旧社会党員)、共産党、社民党、公明党、そして大手マスメディアの皆々様方にはおすすめである。
 もし、自らが“頭のおかしな日本人”であるかどうか判らない人がいるとするならば、是非とも以下の質問に答えていただきたい。
 
質問; 「日本は侵略国家である」 答え;Yes(はい)・No(いいえ)

回答; 「Yes」と答えた方は、間違いなく“頭のおかしな日本人”である。

 とはいえ、「Yes」と答えてしまった方も余り心配されることはない。“お仲間”が今の日本には沢山いる。
 そして、そのような“頭のおかしな日本人の方々”は、実際には、たとえ自覚症状がないにしろ、“病に冒されている”だけのことなのである。
 だから、何れ“病(やまい)”も癒(い)える時がやって来る。それまでは“同病相哀れむ”の精神で“既得権益の擁護”のために、そして“私腹を肥やす”ためにも頑張っていただきたい。
 ただし、余り“病状”を悪化させてしまうと病が治癒した後の「後遺症」を他人事ながら心配してしまう。
 くれぐれもご用心を。“嘘”をつくのもほどほどに。

“日本人を元気にする10の提言×3 パートⅠ”の続きを読む>>
田母神論文と仲間達 | 【2008-12-21(Sun) 16:39:36】
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火病
 韓国の方も「火病」と呼ばれている精神的疾患については心得ておられるようであるが、医学専門記者の医師でもある黄世喜(ファン・セヒ)氏でさえも根本的に考え方が間違っているように思える。

 何時ものように“日本を引き合いに出す”のはよいとしても、「憤怒が火病に進む理由は、問題の解決方法を恨と情という伝統文化の枠組みの中で探そうとするためだ」と、その根本原因が「恨と情という伝統文化」であることを認めながらも、その後の文章の意味が私には理解できない。とはいえ、理解できないのは私だけではなく、おそらく「伝統文化」を身につけた者にしか理解ができないことなのであろう。

 端的にいって、「火病」を無くすためには「伝統文化」を是正すれば良いだけのことである。

 それにしても、「例え」として述べられていることは、まさしく“朝鮮民族的”である。このような自己中心的な考え方が「火病」の原因になることが何故に分からないのであろう。これでは“国会議員”たる者までが“ファビョる”のも頷ける。本当に不思議な民族である。朝鮮民族という“ファビョる民族”は。

「例えば、夫の度重なる浮気が問題である場合、次に浮気をすれば我慢しないという確固たる意志を静かに表し、それを実践しなければならない。」などとは、少なくとも日本人の医師であるならばとても口には出せない身勝手な言い回しではなかろうか。

 これではとても「和を持って貴しとなす」という日本的精神(日本の心)を理解することは出来ないであろう。

 確かに姿かたちは似ているにしても、根本的に日本人と朝鮮民族は違うことを私たちは確りと認識せねばなるまい。

 私たち日本人は『“あるお方”から指摘された“12歳の子供”の時代』からは既に60余年が経過している。だから、既に70歳過ぎの高齢の身の上ではあるけれども、朝鮮民族は未だに“3歳の未熟な赤子”である。

 この現実を忘れないようにしたいものだ。

“韓国型の精神疾患、解決法は?(1)”

 環境は人間の精神疾患にどれほど大きな影響を与えるのか。 ‘火病’(憤怒症候群)は、不幸な現実を我慢して受け止めなければならない抑圧された文化からくる。 ‘引きこもり’患者も母子関係が密着している韓国や日本に多い。 他人への配慮を特に強調する文化圏では対人恐怖症患者が頻発する。 固有の文化が精神疾患を招くということだが、全く同じ文化圏に置かれても、生まれつきの環境的・生物学的要因が脆弱な人が発病しやすい。 韓国に多い精神疾患の特徴と解決策を見てみよう。


◇火病(ファビョン)=我慢をするな

 「胸の中から熱が込み上げてきて、動悸が激しくなる」「胸がふさがり、言葉も発しにくい」。 96年に米国精神科協会が韓国人特有の疾病として認めた‘火病’の症状だ。 発病の初期には怒りのため寒い天気も感じられないほど胸の中が熱くなるが、時間が経つにつれて胸の中に生じたわだかまりが憂鬱症の姿を見せる。 主に夫の度重なる浮気・殴打・酒癖・賭博、婚家の虐待を10年以上‘宿命’として受け入れなければならなかった中年女性に頻発するが、長期間突破口のない経済的窮乏に追い込まれた男性も患者になる。

  憤怒が火病に進む理由は、問題の解決方法を恨と情という伝統文化の枠組みの中で探そうとするためだ。 すなわち、怒りを胸の中で抑えることで生じる病気だ。 実際、患者は怒りを感じる状況をあきらめながら、自分を不当な環境に合わせようと努める。 したがって、喜怒哀楽を積極的に表現し社会・経済的環境が良くなった新世代の若者層では、中年期に火病が発生する人の数が急激に減ると予想される。 治療は「我慢だけが美徳ではない」という認識の下、問題点を理性的に解決する過程で症状の好転がみられる。 例えば、夫の度重なる浮気が問題である場合、次に浮気をすれば我慢しないという確固たる意志を静かに表し、それを実践しなければならない

黄世喜(ファン・セヒ)医学専門記者・医師/中央日報 Joins.com
2008.12.19 18:20:14



アジアの特定三国 | 【2008-12-20(Sat) 19:28:42】
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野口健氏と「回天の群像」
 アルピニストの野口健さんが語っている。

『 戦後、自由の幅が拡大していった日本は今、国も個人も行き先がわからなくなっている。他者を考えない、個人の欲求ばかりを求めた凄惨な事件が続く。しかしこれが、隊員たちが自らの命と引き換えに託した日本の姿なのであろうか? 隊員たちの「自己犠牲」の精神は、今こそ語られるべきものであろう。現代社会を見つめなおすための言葉が、本書には詰まっている』

 ということなので、私も早速読むことにしよう。「購入予定の本」に登録しておくことにする(“回天の群像”)。
 
2008年12月20日産経新聞(Net View)より20081220sankei02


 尚、「現代社会を見つめなおすための言葉が詰まっている本」としては、もう一冊是非とも紹介したい著作がある。既に読まれた方も多くいらっしゃるとは思うが、“今日われ生きてあり (新潮文庫)”は日本人であるのならば「必読書」であろう。その中には珠玉の言葉が鏤められている。

関連投稿; “野口健氏”

つれづれなるままに | 【2008-12-20(Sat) 17:02:13】
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「川島芳子」と「史実とは?」
 実は、下記掲載の読売新聞の記事を引用して“川島芳子”についてつぶやきたかったのだが、当該の画像は先日“コピーノ”のつぶやきで一度使ってしまっている。したがって、以下の“紙面画像”の掲載は二度目になる。
 今回つぶやきたいのは記事タイトルが「男装の麗人 川島芳子は生きていた?」の方である。

 そもそも、この記事が目にとまった理由は、かの「田母神論文問題」で私が尊敬している現代史家の秦郁彦氏が、11月13日号の週刊新潮誌上で「…史実として確定しています」とか「学問的には、誰も認めていません」とか「…俗説中の俗説です」などとの理由で当時は自衛隊の航空幕僚長であった「田母神氏の歴史的見解」をほとんどすべて否定されていたのが切っ掛けである。
 「史実として確定」とか「学問的には、誰も認めていません」とか「俗説中の俗説」などと何故に秦氏ともあろうお方が平然と“嘘”を語るのであろうかと怪訝に思っていた矢先に、以下の記事が偶然にも私の目にとまったのである。

20081206yomiuri01

 読売の記事によれば、「日本の傀儡満州国の建国に協力し、清王朝の再興のために献身しつつも日本の敗戦によって漢奸として処刑された」、とされている“川島芳子”「実際は処刑を逃れ、78年まで長春で暮らしていた可能性が高い」とのことである。

 確かに真贋は分かりかねるけれども、たとえ“伝聞証拠”とはいえ、新たな“証言”の登場により今までの“定説”が覆されることも有り得る。それが“歴史”というものではなかろうか。
 まして、先の大戦中の資料など、未だ公表されていないものが数多い。そのような中での“歴史の定説”などは決して“確定も断定も出来ない”ものであることぐらいは秦氏でもお分かりであろう。一体全体、“実証”を糧とする秦氏に何が起こったのであろうか。少し心配してしまう。

 それはともかくとしても、以下の本日(12月20日)の産経新聞(Net View)の上坂氏の記事には共感することが多い。
 私も正直に言うと、当該の「テレビ番組」を途中までは観ていた。
 しかし、その歴史的な考証が余りにも稚拙で偏っていたため、途中で観るのを止めてしまった。
 確か“TBS”ではなかったか。

 あくまでも個人的な見解ではあるけれども、この“TBS”という放送局のいわば“歴史ドラマ”には、余りにも史実を歪曲した内容のドラマが数多いような気がする。したがって普段は“TBSのドラマ”は余り観ないように心がけているのだが、“川島芳子”というキーパーソンと“風のガーデン”の主演女優である白鳥メイ役の“黒木メイサ”に惹かれ、つい観てしまったのである。すると、何と“川島芳子”の一時期を“黒木メイサ”が演じていた。正直、“TBSお得意”のただの“話題づくり”による“配役ミス”だと思われるが、実力派女優として将来を嘱望されているご当人にとってこの配役はいい迷惑だったのではなかろうか。

 結果、「最近は映像の分野で古い事件や人物を再現する傾向があるが、製作者が若いせいか意図や事実確認が実に曖昧である。たとえ娯楽番組であろうと、これが許されていいはずがないとの上坂氏の発言に私も全く同感である。とはいえ、はたして“騙されてしまう”方々はおられないであろうか。そちらの方が秦氏のことよりも私には大いに心配である。

 それにしても、「老いの一喝」は心地よい。
 上坂冬子氏には何時までもお元気でいて欲しい。

20081220sankei01


追記;
 その点、NHKの“篤姫”は「事実(史実)確認が曖昧である」ところは多々あったが、“娯楽番組”としては良く出来ていた。“娯楽番組”を観ながらも歴史をちょこっと勉強できる。
 これでしばらくの間は“大河ドラマの方向性”が決まったのではなかろうか。
 この辺が“NHKを心から憎めない”所以でもある。

凡人の独り言 | 【2008-12-20(Sat) 16:07:07】
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