静岡県島田市の大井川に架かる“蓬莱橋(ほうらいばし)”。平成9年ギネスブックに「世界一長い木造歩道橋」として認定されたらしい。時たま訪れる“探訪-tanbou-”に掲載されていた。何故か夕焼け空が心に沁みる。


うつくしいけしき。「海の熱帯雨林」。
“きれい”は純然たる大和言葉ではなさそうだ。やはり“うつくしい”が似合っている。“きれい”ではないが“うつくしい”。こんな表現も出来るかもしれない。大和言葉(日本語)は奥が深い。別の言い方をすれば“あいまい(曖昧)”だ。白でもなければ黒でもない。“灰色の中間色”が日本的なのであろう。
“けしき”は平安時代から使われている“大和言葉”であるらしい。けれどもルーツは支那(中国)語の「気色」。日本に渡来し日本の色に染められた。衣替えした大和言葉。まだまだ色々とありそうだ。“きれい(綺麗)”、“ふうけい(風景)”、“ふぜい(風情)”も同じ“衣替えした仲間”のようだ。
2008年2月27日 産経新聞(Net View)より

“きれい”は純然たる大和言葉ではなさそうだ。やはり“うつくしい”が似合っている。“きれい”ではないが“うつくしい”。こんな表現も出来るかもしれない。大和言葉(日本語)は奥が深い。別の言い方をすれば“あいまい(曖昧)”だ。白でもなければ黒でもない。“灰色の中間色”が日本的なのであろう。
“けしき”は平安時代から使われている“大和言葉”であるらしい。けれどもルーツは支那(中国)語の「気色」。日本に渡来し日本の色に染められた。衣替えした大和言葉。まだまだ色々とありそうだ。“きれい(綺麗)”、“ふうけい(風景)”、“ふぜい(風情)”も同じ“衣替えした仲間”のようだ。
“やまぐち景観セミナー基調講演 「日本人の景色」(pdf)”
京都大学大学院 樋口 忠彦 教授
2 『けしき』と『風景』と『景観』
● 景観に関わる3つの言葉
景観に関わる言葉は、たくさんあります。まず、『けしき』ですが、平仮名で書かれたり、「気色」あるいは「景色」という形で書かれたりします。「気色」は、中国から入ってきまして、日本では平安時代の初期には平仮名で「けしき」と大和言葉になりました。「景色」は、近世に入ってからよく使われるようになった言葉であります。
『風景』も中国から入ってきた言葉です。これは現在よく使われてはいますが、歴史的にはほとんど使われていません。漢文に堪能なインテリ層のみが使っていたようです。一般化するのは明治以降です。
『景観』は、歴史的の浅い言葉です。明治時代にLandshaft(ドイツ語)・Landscape(英語)・Paysage(フランス語)を翻訳するために、『けしき』や『風景』でなく『景観』としたのです。『景観』は、学術用語として、学術的な世界で使われていた言葉で、一般に使われるようになるのは1980年代でしょう。


“うつくしい”景色。
“うつくしい”は“やまとことば(大和言葉)”。大和言葉は美しい。その“美しい大和言葉”を“あいまい(曖昧)な表現”として否定的に考えるお偉い先生もいらっしゃるようだが、ノーベル文学賞は受賞できても“うつくしい”の“あいまいさ”の素晴らしさは理解できないようである。何事も“断定的”に理解しなければ気が済まないらしい。
いざない(誘い)、あでやか(艶やか)、しらべ(調べ)、こころくばり(心配り)、たおやか(嫋やか)、しなやか(撓やか)、きらびやか(煌やか)、さわやか(爽やか)、すこやか(健やか)、すがすがしい(清々しい)、ときめく(時めく)、けなげ(健気)、しとやか(淑やか)、うるわしい(麗しい)、うるおい(潤い)、おもむき(趣)、そよぐ(戦ぐ)、かぐわしい(香しい・芳しい)、なごやか(和やか)、まどろみ(微睡)、そぞろ(漫ろ)、うつろい(移ろい)、うつつ(現)、等など。ついついコピペが多くなってしまった(“和ごころ やまと言葉への誘い”より)。
矢張り「“やまと”の”ことのは”は“うつくし”い」。
2008年2月25日 産経新聞(Net View)より

“うつくしい”は“やまとことば(大和言葉)”。大和言葉は美しい。その“美しい大和言葉”を“あいまい(曖昧)な表現”として否定的に考えるお偉い先生もいらっしゃるようだが、ノーベル文学賞は受賞できても“うつくしい”の“あいまいさ”の素晴らしさは理解できないようである。何事も“断定的”に理解しなければ気が済まないらしい。
いざない(誘い)、あでやか(艶やか)、しらべ(調べ)、こころくばり(心配り)、たおやか(嫋やか)、しなやか(撓やか)、きらびやか(煌やか)、さわやか(爽やか)、すこやか(健やか)、すがすがしい(清々しい)、ときめく(時めく)、けなげ(健気)、しとやか(淑やか)、うるわしい(麗しい)、うるおい(潤い)、おもむき(趣)、そよぐ(戦ぐ)、かぐわしい(香しい・芳しい)、なごやか(和やか)、まどろみ(微睡)、そぞろ(漫ろ)、うつろい(移ろい)、うつつ(現)、等など。ついついコピペが多くなってしまった(“和ごころ やまと言葉への誘い”より)。
矢張り「“やまと”の”ことのは”は“うつくし”い」。


美しい日本の風景。
2008年2月24日 産経新聞(Net View)より
暁の光を浴びて海面にくっきりとした影を映し出す橋杭岩。美しく力強い姿に圧倒される =和歌山県串本町

(※探訪;http://sankei-tanbou.iza.ne.jp/)


再掲。
2007年11月3日午後3時頃“全国育樹祭記念公園”にて
〔※当初の投稿文面;
気分を変えて。
先日、旅先で撮影した写真である。我ながら上手く撮れたと思ってはいる。撮影場所は富士の麓の“全国育樹祭記念公園”。尚、設定は全て“オート(自動)”。よって“腕”は関係ない。〕

〔※当初の投稿文面;
気分を変えて。
先日、旅先で撮影した写真である。我ながら上手く撮れたと思ってはいる。撮影場所は富士の麓の“全国育樹祭記念公園”。尚、設定は全て“オート(自動)”。よって“腕”は関係ない。〕